パフォーマーにお勧めする3つのタイプの車。

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はじめに。


パフォーマーにとって車は必要不可欠です。

ステージマジシャンは営業の際には・・

かなりの量のマジック道具や音響機器等も運ばないといけません。

しかも・・

交通機関が発達している都会であればともかく、

私が住んでいる高知県等、地方では私生活でも車は生活必需品です。

つまり・・

フリーランスのパフォーマーであれば、仕事と私生活、どちらも車が必要。

そうなれば、プライベート用と仕事用の2台を所有するのが理想ではありますが・・

車の維持費は高いです。

駐車場代や車両保険に車検費用、全てが倍になってしまう。

仕事と私生活、どちらでも兼用が出来る車を所有するのが良いでしょう。

私も今の車を購入する際に色々と悩んで、調べました。

ちなみに現在、所有しているのは、ホンダのステップワゴンです。

そこで・・

私がパフォーマーにお勧めする車をご紹介します。

乗用車と商用車の違いとは?


まず、始めに・・

知ってもらいたい事があります。

車には大きく分けて2種類のタイプがあります。

それは・・

乗用車と商用車。

簡単に説明するなら・・

乗用車とは人を乗せるために作られた車です。

そして、

商用車とはトラックやバンです。

つまり・・

荷物を載せる為に作られた車。

パフォーマーは仕事で沢山の道具を載せる人が多いですので、仕事の為であれば、商用車が使いやすいでしょう。

しかし・・

私生活で使うのであれば乗用車の方が使いやすいです。

つまり・・

私のような地方のフリーランスのパフォーマーは、乗用車と商用車を兼ね備えている車が理想なのです。

車の販売店にとってはワガママなお客でしょう(笑)

ワンボックス車とは?


具体的に、どういう車が良いのかと申しますと、

まず・・

商用車は荷物は沢山載せれて、仕事面では使いやすいですが、

乗用車に比べて、乗り心地は断然悪い。

金属部分も、むき出しでエンジン音や振動もうるさいですし、私生活で使うには不向きです。

せっかくの家族旅行も商用車で行くのは、楽しくないでしょう。

ですので・・

出来るだけ荷物を沢山、載せることのできる乗用車を探すのが現実的です。

では・・

沢山、荷物を載せられる乗用車とは、どんな車か?

それは・・

ワンボックス車です。

「何だ・・そのくらいは、知ってるよ。」

と・・

思った方も多いでしょう。

いや、しかし・・

ちょっと、待ってください。

本当に、ちゃんと「ワンボックス」とは、どんな車なのかを理解しているでしょうか?

「ワゴン車の事でしょ。」

と、思われたならば・・

残念ながら、間違いです。

乗用車の車体は大きく分けて3つのタイプがあります。

それは・・

ワンボックス

ツーボックス

スリーボックス

です。

ワンボックスとはキャブオーバーと呼ばれる設計でエンジンがフロントではなく車体の下にあります。

ですので・・

フロント、リアとも別れてなくて箱1つになっています。

なので・・

ワンボックスなのです。

このタイプが車内を最も広く出来る設計です。

ツーボックスとは、エンジンがあるフロントと車内が別れています。

箱が2つなのでツーボックス。

このタイプが一般的に言われるワゴン車です。

荷物もわりと載せれますが、ワンボックスほどではありません。

スリーボックスとはエンジンがあるフロント車内荷物スペースのリアが別れているタイプです。

箱が3つでスリーボックス。

荷物を載せるには1番不向きです。

セダンやスポーツカーと呼ばれるのが、このタイプです。

それぞれに長所及び短所がありますが・・

仕事で道具を沢山載せなければいけないパフォーマー向けの車はワゴン車よりも・・

ワンボックス車です。

パフォーマーにお勧めの車。


それでは・・

具体的にお勧めの車を3つのタイプに分けてご紹介していきます。

①軽ワンボックス

ダイハツ:アトレー

スズキ:エブリィ

日産:クリッパーリオ

ホンダ:バモス

マツダ:スクラムワゴン

スバル:ディアスワゴン

軽四ではありますが、軽ワンボックスは、かなりお勧めします!

まず・・

軽ワゴンと軽ワンボックスの違いは、先ほども説明した通りですが、

軽ワゴンとはツーボックスのワゴン車です。
(スズキのワゴンR、ダイハツのムーヴ等。)

そして・・

軽ワンボックスとは元々、軽トラをベースに乗用車に作り替えた車です。

つまり・・

まさに、乗用車と商用車の機能を兼ね備えたパフォーマー向けの車なのです。

私は以前、このタイプのダイハツ・アトレーに乗っていました。

今はホンダのステップワゴンです。

アトレーは軽四でステップワゴンは普通車です。

しかし・・

載せられる荷物の量は、アトレーもステップワゴンも、ほとんど変わりません。

軽ワンボックスは元々が軽トラなのですから、キャブオーバーという設計でエンジンがフロントではなく車体の下にあります。

その為・・

乗用車より車内が広くなり、その分、荷物を沢山詰める事が出来る設計なのです。

最近はダイハツのタント、ホンダのNボックスなど軽四ながら車内が広いことを売りにしている軽ワゴン車が多いですが・・

荷物を載せるのであれば、軽ワゴンよりも、断然、軽ワンボックスの方が広いです。

ただし、難点もあります・・

やはり、軽四です。人が4人乗って荷物も載せれば、狭いですし馬力不足を感じます。

そして・・

ベースが軽トラなのですから、車内から聞こえるエンジン音や振動がうるさい。

さらに・・

高速道路で遠出をするのは、かなり辛いです。

私がアトレーに乗っている頃は、四国内なら何とか大丈夫でしたが、関西方面などへ行くには、車での移動は諦めていました。

ですので・・

独身で普段は一人で車を乗る機会の多い方、

さらに・・

地域密着で、あまり遠くへ遠征などはしないパフォーマーならばお勧めという事です。

②ミニバン

トヨタ:ヴォクシー・ノア・エスティマ

日産:セレナ・バネット

ホンダ:ステップワゴン

ルノー:カングー(外国車)

人も乗せれて荷物も載せる車。

私生活で使いやすくて、仕事では沢山の荷物も載せられて、さらに遠出も出来るとなれば・・

バランスの取れたのはミニバンです。

ミニバンとは「バン」ではありません。乗用車です。

しかし・・

外国では車内が広く荷物を沢山載せられるので、小型のバンとして流通したのです。そこから、逆輸入で日本でも「ミニバン」と呼ばれるようになったのです。

ですから・・

まさに、乗用車と商用車を兼ね備えた車と言えるでしょう。

ただし・・

ミニバンはワンボックスではなく、主に1.5ボックス呼ばれるタイプか、もしくはツーボックスのタイプです。

ですので・・

載せられる荷物の量はワンボックスよりは若干劣ります。

しかし・・

この中型クラスの車では私が調べた限り国内で購入出来るワンボックス車はありません。

おそらくミニバンの人気で中型ワンボックスは日本で生産されなくなったのです。
(商用車のバンであれば、マツダのボンゴ、トヨタのタウンエース等があります。)

上記のお勧めの7台のうち、国際車の6台は1.5ボックスです。
(カングーは2ボックス)

ですので・・

ミニバンならば、限りなくワンボックスに近い1.5ボックスタイプのものを、お勧めします。

それと・・

最近のミニバンは高級車路線のものもありますが、

仕事で使用するという部分では高級車路線のものは、不向きでしょう。

仕事と私生活でバランスよく使えそうな、上記の7台をお勧めします。

高速道路で遠出も、十分に快適でしょう。

難点があるとすれば・・

いずれも人気車ですので、お値段は少し高め。

あと・・

マジシャンであれば、小型のイリュージョン道具を載せるには十分ですが、大型のイリュージョン道具を運ぶには、やはりスペース不足です。バラせば運べるかもしれませんが・・。

(*日産のバレット、ルノーのカングーの2台は元々、商用車ベースです。)

私生活で家族も乗せる方、

そして・・

ピンで活動するパフォーマーの方にはお勧めです。

③大型ワンボックス

トヨタ:ハイエース

日産:キャラバン

とにかく荷物を沢山載せたいのであれば、やはり大型ワンボックスです。

こちらは、荷物を載せるために作られた車ですから・・

仕事面では申し分ないでしょう。

大型イリュージョン道具でも運べます。

ただし、難点は・・

私生活で一人で乗る場合は大きすぎるような。

あと・・

やはり、車体が大きすぎて駐車出来る駐車場は限られてしまいます。

ですので・・

チームで活動するパフォーマー、

そして・・

本格イリュージョンショー等をするパフォーマーにはお勧めです。


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パフォーマーは中古車を購入するべし。


仕事で大きくて重たい道具を頻繁に載せたり出したりすると、車に小さな傷が付いたりするのは仕方ないです。

新車を買うと、小さな傷でも気になってしまいます。

ですので・・

あまり気にならないようにする為には中古車の方が良いでしょう。

しかし・・

やはり、中古車だと・・

もしかしたら、事故車ではないか?

前のオーナーが雑な乗り方をして、エンジンなどが傷んでいるのではないか?

と気になる方もいるでしょう。

そこで・・

中古車を購入する際には販売店に・・

「査定表を見せてください!」

と、言いましょう。

実は中古車は各販売店に流通する前に、車の査定員という方が、その車の査定を行ってから流通しています。

ですので・・

中古車を販売している販売店には、販売している中古車の査定表というものがあります。

その査定表を見れば、その中古車をプロの目で見た、評価がわかるのです。

見方は・・

査定表に記載されている、評価点という部分だけを見れば十分です。

ただし・・

悪質な修正などがされていないかは、気を付けてチェックしてください。

評価点は主に1点から6点ほどで評価されています。

6点以上:新古車レベル

4点~5点:中古車レベル

3~3.5点:事故車ではないけど、あまり良い状態とは言えない。

1点~2点:商品価値のない低品質の車。

0点、またはRという記載があれば事故車という事です。

ですので・・

査定が4点以上であれば問題ないでしょう。

その辺りを、さらに詳しく知りたいのであれば・・

こちらの本を読んでみてください。





私も今の車を購入する際には、査定表を見せてもらいました。

たしか、4点か4.5点でした。

購入して3年ほどになりますが、特に大きな故障もなく快適に乗れています。

まとめ。


・荷物を沢山載せられる車はワンボックス車。

・パフォーマーにお勧めの車は、軽ワンボックス車、ミニバン、大型ワンボックス車の3つの車種。

・パフォーマーは中古車を購入した方が良い。


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