タバコは百害あるけど一利以上のものもある?

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はじめに。


私は愛煙家です。

タバコは体に悪い。

そんな事は重々、承知の上で喫煙しています。

受動喫煙で周りの人に迷惑をかけている。

はい。ごめんなさい。

しかし・・

もちろん、喫煙は自宅か、もしくは喫煙可の場所のみで行っています。

ちゃんと、マナーは守っています。

言い訳っぽいですが・・

今のご時世の風潮で思う事は・・

タバコを吸うことがそこまで悪いというのであれば、いっその事、法律で禁止して売らないでほしいです。

そうすれば、潔くやめることが出来るのですが・・

(2019年9月現在はプライベートで紙巻きタバコは吸うのを止めました。低温加熱式タバコのプルームテックのみを愛用しています。マックの演技では紙巻きタバコを使用する事はあります。)

私がタバコをやめられない理由。


タバコは百害あって一利なし

と、よく言われますが・・

マジシャンにとっては一利以上のものがあるのです。

それは・・

タバコを使ったマジックが出来ることです。

タバコはマジックにとても適したアイテム。

タバコはマジックの小道具として便利なのです。

その理由は・・

・誰もが知っている身近な物。

・長時間、火を灯しておくことが出来る。

・煙が出る。

等です。

このような条件が揃ったアイテムは他に見当たりません。

しいて言えば、線香が近いかもしれませんが・・

しかし・・

線香を持ち歩いている人なんて、なかなか、いないでしょうから、タバコほど身近な物とは言えないでしょう。

タバコを使ったマジックは沢山ある。

昔からタバコはマジックのアイテムとして、沢山のマジシャンに愛用されています。

ラスベガスのスターマジシャンである、ランス・バートン氏も有名な鳩出しの演技の中で、タバコを演出効果のアイテムとして使用しています。

アメリカのマジシャン、トム・マリカ氏はタバコマジックの名人として有名でした。

日本でも、90年代前半に100円玉にタバコを通すというマジックがテレビで放映されて、お茶の間の話題になり、一世を風靡しました。

もちろん、喫煙者でないと、タバコを使ったマジックが出来ないというわけではありませんが・・

やはり、喫煙者である方が様にはなるでしょう。

演技中にタバコを吸って「ゴホ!ゴホ!」と、咽たりしてはカッコ悪いですし、

普段からタバコの扱いに慣れていないと、違和感が出るかもしれません。

近い将来、タバコを使ったマジックが出来なくなる?


当たり前ですが・・

私はタバコを使ったマジックを子供の前ではしません。

最近では、観客が大人ばかりの会場でのショーでも、タバコを使ったマジックを演じることは、ほとんど、無くなりました。

タバコを使ったマジックを演じるのは、ほぼ、手品家でのショーのみです。

つまり・・

バーという喫煙することが自然な場所でのみという事です。

おそらく、私以外のマジシャンの間でも、すでに同じような状態になっていると思います。

もちろん、タバコが苦手な方は多いですので、仕方ないでしょう。

もしも・・

今後、バーや居酒屋でも禁煙が当たり前の時代になってしまうと、タバコを使ったマジックが演じられることは、ほぼ、無くなってしまうでしょう。

しかし・・

タバコを使ったマジックで素晴らしいものは多数あります。

時代の流れで、仕方ないのかもしれませんが・・

マジシャンとしては、一つの文化が廃れていくのは、残念に思います。

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タバコの未来はどうなるのか?


現在、電気加熱式タバコがブームです。

今までの紙巻きタバコよりも体の害が少なく、匂いも少ないという事で、愛用者が増えています。

一番、有名なのが・・

アメリカのフィリップモリス社製の「アイコス」です。

フィリップモリス社といえば、世界で一番売れているタバコである「マルボロ」を発売しているタバコメーカーです。

しかし、なんと・・

フィリップモリス社は将来的に紙巻きたばこの販売から撤退して、電気加熱式タバコの販売をメインとするそうです。

さらに・・

イギリスの大手タバコメーカーである、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンから「グロー」という電気加熱式タバコが発売され、

日本のJTからも「プルーム・テック」という電気加熱式タバコが福岡と東京で先行発売されています。

つまり・・

今後は紙巻きタバコよりも、電気加熱式タバコが主流となるでしょう。

電気加熱式タバコは本当に体に害が無いのか?


数カ月前に・・

アイコスは紙巻タバコより「高濃度発がん性物質」を含んでいる。

というニュースがネット上で話題になりました。

しかし・・

これは調べてみると、何だか曖昧な根拠による記事でした。

おそらく・・

タバコの発がん性物質は複数あり50種類以上と言われています。

その中の一部の物質が紙巻きタバコよりも多かったという事でしょう。

そもそも、加熱式タバコの研究は、まだまだ未知な部分が多いのです。

しかし・・

一説によれば、フィリップモリス社はアイコスの開発研究費に3000億円以上をかけたそうです。

それだけ、多額の研究費を投入したものが、紙巻きタバコよりも体に悪いとは考えにくい気がします。

ただし・・

もちろん、タバコはタバコ。

紙巻きほどでは無くても、無害であるという事は無いでしょう。

最後に。


今後、東京オリンピックが近づくにつれ、タバコの規制は、ますます厳しくなると予想されます。

しかし・・

2017年のタバコ税の税収は、禁煙ブームや加熱式タバコへ移行する人が増えた原因で・・

昨年よりも500億円以上、減少する見通しだそうです。

それでも、現在、タバコ税は年間2兆円を越える貴重な税収だそうです。

世の中の禁煙ファシズムな風潮で、政治家の方々はタバコの規制を厳しくする方向へ向かっていますが・・

多額の税収が減少するのは困るというのが、本音ではないでしょうか。

実際に、その減少した税収を何処で補填するのかは難しい問題ですよね。

もちろん、健康は一番、大切です。

しかし・・

その為ならば、納税額が増えても良い。

と言い切れる人は、どの程度いるのでしょうか?

一説によれば・・

もしも、タバコ税が無くなったら、国民一人あたり納税負担額が年間¥37000増えると言われています。

私が、長年、思っている願いは・・

これだけ、テクノロジーの発達した世の中です。

体に本当に無害のタバコって作れないんでしょうかね?

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