高知県にある「新名古屋トンネル」 の名前の由来。

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はじめに。


高知県内の国道に「新名古屋トンネル」という名前のトンネルがあります。

名古屋と言えば、愛知県の県庁所在地であり・・

東京、大阪と並ぶ日本三大都市の一つである名古屋市。

高知県にあるトンネルなのに、なぜ、新名古屋トンネルなのか?

愛知県の名古屋市と何か関係があるのか?

地元でも不思議に思われている謎のトンネルです。

新名古屋トンネルとは?


高知市より西部に位置する土佐市と須崎市の境にあるトンネルです。

国道56号線にあります。

1995年に完成したトンネルだそうです。


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新名古屋トンネルの名前の由来。


実は土佐市と須崎市の間にある峠を「名古屋坂」と呼びます。

その峠に出来たトンネルが「名古屋トンネル」でした。

しかし・・

「名古屋トンネル」は小さくて大型車が通行出来なかった為、その後に作られたのが・・

「新名古屋トンネル」

なのです。

ちなみに・・

旧名古屋トンネルは新名古屋トンネルの、すぐ横にありますが、現在はバリケードが置かれて通行出来なくなっているそうです。

名古屋坂の名前の由来。


名古屋坂という峠の名前の由来については・・

はっきりとは、わかりません。

しかし・・

そもそも、愛知県の名古屋市の地名の由来は・・

気候や風土がなごやかな土地という意味で「名古屋(なごや)」となった。

とされる説があります。

また、実は・・

千葉県成田市や福島県猪苗代町にも「名古屋」という地名があります。

つまり・・

高知県にある名古屋坂は愛知県の名古屋市とは特に関係なく、その土地の歴史からの由来で生まれた名称であると考えられます。

もしかしたら・・

なごやかな坂という意味から「名古屋坂」となったのかもしれません。

そういえば・・

高知市には横浜という地名があります。

幡多郡黒潮町には佐賀という地名もあります。

全国で意外と有名な都市と同じ地名があるものなのですね。

最後に。


高知県の高速道路が、まだ、西部まで延びていなかった頃は私も西部を車で移動する際に、よく新名古屋トンネルを通っていました。

その頃は、新名古屋トンネルの名前に由来をしなかったので・・

何で高知にあるトンネルに「名古屋」の名称が付いているのだろう?と・・

大変に不思議に思っていました。

現在は須崎市から、さらに四万十町まで高速道路が通っていますので、新名古屋トンネルを通る事は少なくなりました。

ちなみに・・

旧道である名古屋坂は現在も車で通ることが出来るそうです。

そこには旧名古屋トンネルより前の、古いトンネルがあるそうです。


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