カテゴリー別アーカイブ: マジック

プロのパフォーマーとアマチュアの違い。



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マジシャンの業界でプロとアマチュアの境界線というのは大変に曖昧なものです。

それはプロマジシャンになる為に試験や免許というものは必要ないからです。

言ってしまえば「プロマジシャン」という人達は全員が自称なのです。

ですので、プロマジシャンと名乗るのは誰でも自由に名乗ることが出来ます。

ただし・・

その分、実力の世界ですから、プロとして食べて行けるかどうかは、その人の実力次第ということになります。

さて・・

アマチュアマジシャンの世界では、よく発表会というものが開催されます。

マジックに限らず、ピアノやその他の音楽演奏、演劇やダンス等でも発表会と言われるイベントが多くあります。

アマチュアバンドのライブも発表会のようなものでしょう。

日頃の練習の成果をステージで多くの人に披露して発表するのが発表会です。

私もかつて、趣味としてマジックを楽しんでいた頃には毎年、発表会に参加していました。

発表会というものは、主に司会の人が一人一人の出演者を紹介し、その度に出演者が練習した演目を披露するというスタイルがオーソドックスな発表会です。

マジックにしろ音楽やダンスにしろ、ただ、練習するだけでは、つまらないでしょうし、練習したものを披露する場というものは必要です。

それがないと、モチベーションが上がらないですし・・

何の為に練習しているのか、わからなくなってしまうでしょう。

しかし・・

発表会とショーは別物です。

それは・・

ショーは観客の為に披露されるイベントですが、

発表会は披露する演者の為のイベントだからです。

観客が何を見たいかよりも・・

演者が見せたいものを見せるのが発表会です。

ですので・・

ほとんどの発表会は演者が見せたいものを見せるのにベストな状況を作ることを優先して構成されるでしょう。

その為・・

発表会は一つ一つの演目をしっかり観客に見てもらえるように進行されます。

せっかく練習した演目ですから、一つ一つをしっかり見てもらいたいのは当然でしょう。

しかし・・

ショーは違います。

ショーであれば観客が楽しむ事を優先して構成しないといけません。

一つ一つの演目をしっかり見せるよりも・・

演目は複数あっても、それを組み合わせて、一つのショーを作りあげるものです。

つまり・・

個々の演目をしっかり見せるのが発表会、

個々の演目を組み合わせて一つの形を作りあげるのがショー、

なのです。

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ショーは観客にとって、何をどのような順序で見せるのがベストかを考えて構成する必要があります。

さらに・・

マジシャンであっても、ただマジックを見せるだけではショーにはなりません。

MCのスキルや音響、照明の知識も重要です。

また・・

演目の転換をスムーズに行うこと。

これは、ショーにおいて、とても重要なことです。

演目と演目の間の「間」が長いのは、観客の気持ちが、その間に冷めてしまいます。

それでは、一つのショーではなくなってしまいます。

30分のショーを披露するのであれば・・

マジック、MC、音楽、照明等を組み合わせて、つねに30分間ステージでショーが行われていないといけません。

転換の為にステージ上が中断になってしまうというのは、発表会では許されたとしても、ショーではやってはいけないことです。

しかし・・

そこを、わかっていないパフォーマーの方を、たまに見かけることがあります。

ショーではなく、まるでミニ発表会のようなものを披露してしまっているのです。

恥ずかしながら、かつての私もそうでした。

30分のショーを依頼されたら、出来るマジックをただ並べたような構成で30分間を消化してしまっていたのです。

今、思えば、とてもショーとは呼べないものでした。

つまり・・

プロのパフォーマーとアマチュアの違いというのは、

ショーを見せられるかどうか?

というのが、大きな要因の一つなのです。

さらに・・

優れたプロのパフォーマーであれば、

ショーが始まる前のリハーサルや観客の待ち時間でも会場をショーのような空間にしてしまいます。

それは・・

優れたパフォーマーは、つねに観客を楽しませる事を考えているからであり、

その人の存在自体がショーになってしまうからです。

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*画像「Pixabay」より

パフォーマーにお薦めのアンプ内蔵スピーカー。



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ステージマジシャンやシャグラー、大道芸人のパフォーマンスには音楽は、とても大切な演出要素です。

ですので・・

音響機器はショーのクオリティを大きく左右します。

音響設備が整っている会場であれば、問題ないのですが・・

小さな町内のイベント等では、ラジカセくらいしか用意がされていない場合があります。

屋外や屋内でも体育館ほどの広さになれば、ラジカセでは音が小さすぎて、対応出来ません。

さらにMC用のマイクも必要になります。

ですので・・

音を増幅されるアンプやスピーカー等、PAと呼ばれる音響機器が必要になります。

さて・・

音響の簡単な知識として、音楽や人の声等、音を増幅されるのに必要なものは・・

アンプとスピーカーの2つです。

わかりやすく、車に例えて説明すると・・

アンプはエンジンで、

スピーカーはタイヤです。

車がどれだけ速いスピードを出せるのかはエンジンの性能で決まるように・・

音をどれだけ大きく出せるかはアンプの性能で決まります。

そして・・

エンジンの性能に合わせたタイヤが必要になるのと同じように・・

アンプの性能に合わせたスピーカーが必要になります。

アンプの性能で重要なのはワット数(w)の大きさです。

一般的なCDラジカセのワット数は・・

2w~5w程度です。

これでは、学校の教室程度までの室内でショーをするならば、何とか対応出来ても・・

屋外や体育館ほどの広さの場所では対応出来ません。

屋外で大きな音楽を流したいならば・・

20w以上は必要になるところです。

しかし・・

大きなイベント等で使われる本格的なPAシステムは大きすぎて、ピンのパフォーマーが持ち運びするのは大変です。

そこで、お薦めするのが・・

簡易のPAとして使用出来る、小型アンプ内蔵スピーカーです。

私は今まで、こちらのアンプ内蔵スピーカーを使用していました。

CRATEという海外メーカーのTX15というモデルです。

通称、TAXI(タクシー)と呼ばれて、ストリートミュージシャンの間でも、よく使われていたようです。

充電式でしたので、屋外の使用では特に便利でした。

こちらのアンプのワット数は15wです。

場所によっては、もう少しパワーがほしいと思いましたが、それなりに大きな音が出ていましたので、十分に活用出来ていました。

しかし・・

最近、故障してしまいました。

修理出来るか、分解して調べてみましたが・・

充電があまり出来なくなっていたり、オーディオプラグを繋ぐ部分が接触不良になっていたりと、複数のガタが来ていたようです。

10年以上使用していましたので、さすがに寿命なのでしょう。

修理は、あきらめて買い直すことに決めましたが・・

こちらのモデルは、もう生産終了していました。

同じようなアンプ内蔵スピーカーはないかと探して見つけたのが・・

ROLAND(ローランド)のCUBE Street(キューブ ストリート)というアンプ内蔵スピーカーです。

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しかし・・

調べると、こちらのアンプの出力は・・

2.5w+2.5wの合計5wです。

「えっ!?ラジカセレベルじゃん??」

と・・

もちろん、一流メーカーが屋外でも使用出来ると謳って販売しているモデルですので、ある程度は音を増幅出来るとは思うのですが・・

やはり、不安ですので、詳しいパフォーマーの方に聞いてみると・・

「室内での使用ならば大丈夫だけど、やはり、屋外では音量が小物足りない。」

との事でした。

そこで、さらに調べたら、

先ほどのモデルをさらにハイパワーにした・・

CUBE Street EX(キューブ ストリート イーエックス)

というモデルが販売されていました。

こちらならば、詳しい方曰く・・

「屋外でも体育館でも、さらに結婚式の披露宴会場のような広い場所でも十分に対応出来る。」

との事です。

調べると、こちらのアンプの出力は・・

なんと最大で50w!

正直、そこまでは大きくなくても良いと思いましたし・・

しかも、値段は54000円と高めになる。

しかし・・

TX15程度のワット数のモデルは現状、販売されていないようです。

ですので・・

大は小をかねると言いますし、思いきって、こちらの「CUBE Street EX」を購入しました。

以前のTX15と比べると・・

大きさはCUBE Street EXの方が少し大きめになります。

右端はティッシュ箱です。

ちなみに、CUBE Street EXの寸法は・・

490 mm×341mm×305mm(W×D×H)

しかし・・

手に持ってみると、CUBE Street EXの方が少し軽い感じです。

CUBE Street EXは充電式ではありませんが、乾電池でも使用出来ます。

単3電池8本です。

電池での使用でも5時間から最大20時間使用出来るとのことです。(音量によって使用出来る時間は変わります。)

コンセントでの使用はプラグがアース付きの3Pプラグですので・・

普通の家庭用コンセントの2Pのタイプで使用する場合は変換プラグが必要になります。

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ネットでも販売されていますが、家電量販店等でも購入出来ます。

TX15はマイクの音量調整は出来ましたが、音楽の音量調整は出来ず固定でした。

しかし・・

Cube Steet EXは音楽の音量調整も出来ます。

さらに・・

マイクのボリュームの下にある「REVERB」という部分のツマミは何だろう?

と、回してみたら・・

マイクのエコーでした。

これも、TX15には無い機能でした。

歌を歌うわけではありませんので、あまり私には必要ありませんが・・

少し、エコーを入れた方が声が響くので良さそうです。

何より・・

ラジカセと繋げて音楽をかけてみると、

音が澄んでいて、とても綺麗です。

まだ、実際のショーで使用はしていませんが・・

とても活用出来そうです。

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マジックが出来たらモテるというのは都市伝説である。



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小学生の頃は足の速い男子がモテます。

中高生になるとバンドで活躍するような、少しヤンチャな男子がモテます。

大学生になると偏差値の高い大学の男子がモテます。

社会人になると年収の高い男性がモテます。

男はいつの頃でもモテたい生き物なのです。

ですので・・

子供の頃に足が速くてモテた男性はスポーツの世界へ没頭します。

中高生の頃にバンドで活躍した男性は音楽の世界へ没頭します。

一流大学を卒業して、一流企業へ入社した男性は仕事を頑張ります。

しかし・・

そのカテゴリーの何処にも入れなかった男性がマジックの世界等に入って来やすいのです。

わかりやすく言えば・・

スポーツでも目立てず、

音楽でも目立てず、

勉強でも目立てず、

そんな男子が他で目立つ方法で行き着いたのがマジックということです。

もちろん、極端な例の話ですけどね(笑)

マジシャン全員がそうだなんて言ってしまったら、怒られそうです。

もちろん、スポーツや音楽や勉強が得意マジシャンも探せばいるでしょう。

しかし・・

先程の話が、わりと的を得ているのです。

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マジック業界には意外にも子供の頃は、どちらかと言えば目立たない地味な子だったという人が多いのです。

私もそうです。

子供の頃、足は速い方ではなかったですし・・

中高生の頃はバンドなんてやるようなキャラではなかったですから、楽器は何も出来ません。

勉強も出来る方ではなかったです。

しかし・・

マジックは幼い頃から好きで興味がありました。

中学生の頃に簡単なマジックをクラスの女子に見せたら・・

意外にウケたのです。

普段は内気で、女子とは、あまり話したりしない私が・・

少しだけクラスの女子と仲良くなれたのです。

それが、きっかけでマジシャンを目指した・・

と、言うと、そういうわけではありませんが・・(笑)

マジックをさらに好きになった、きっかけにはなったでしょうね。

子供の頃の成功体験というのは、将来に大きな影響を与えるものです。

しかし・・

その後、調子に乗って、さらに女子に何度もマジックを見せたら、少し気持ち悪がられました(笑)

ですので・・

マジックは出来ても、さりげなく見せる程度が丁度です。

見せすぎは厳禁です。

カラオケがいくら上手くても、マイクを持ったら話さないような男性は引かれてしまうのと同じです。

色気のある男とは、余裕のある男である。

と、何かの本に書いてありました。

つまり・・

マジックも余裕を持って、さりげなく見せる程度が丁度良いということですね。

必死になって、沢山のマジックを見せようとしたら、台無しになってしまうでしょう。

中学生の頃の私の二の舞です(笑)

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*アイキャッチ画像「Pixabay」より

パフォーマーとアーティストの違い。



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マジックは芸術になるのか?

という議論がマジシャンの世界でありますが・・

画家でも音楽家でも芸術的な作品を制作する人もいれば、大衆的なポピュラーな作品を制作する人もいます。

それと同じで・・

仮にマジックが芸術になるのだとしても、それは全てのマジックではなく、演じるマジシャンによってのものとなるでしょう。

つまり・・

マジックは芸術になるのか?

という議論は、論点がずれていて・・

芸術的なマジシャンは存在するのか?

という議論ではないと、答えは出ないはずです。

私的な回答では・・

芸術的なマジシャンが存在するのかは、わかりません。

それは・・

芸術というものは一般的に芸術的な作品として認知されるかどうかが重要だからです。

クラシック音楽も、その作品が生まれた当時は一般的な流行歌のようなものだったのです。

しかし・・

その後の歴史の中で音楽の批評家たちによって、芸術的な作品と認められるようになったのです。

ですので・・

芸術的なマジシャンが存在するのかは、わかりませんが・・

芸術的なマジックを目指す、マジシャンは存在します。

芸術とは?

辞書によると・・

文芸・絵画・彫刻・音楽・演劇など、独得の表現様式によって美を創作・表現する活動。また、その作品。

と、曖昧な表現ではありますが・・

要するに、

一つの事柄において美しさを追求する人の事ですね。

マジックの世界でも、とにかく美しさを追求するマジシャンがいます。

マジックにおいての美しさとは・・

「自然さ」

です。

つまり・・

技法が、ただ観客にネタバレしないだけでなく、玄人が見ても、わからないくらい自然であること。

マジックの技法において完璧なものはありません。

それは・・

例えばカードやコインを隠し持つ技でも、隠し持っている以上、実際は空の手ではないからです。

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限りなく空の手に近い状態に見えるまで訓練しても、空の手でない以上は100%にはなりません。

しかし・・

100%に近づけようと、とことん拘るマジシャンがいます。

通常のマジシャンの技法は70点程度で十分に合格だとすれば、それを90点以上、100点を目指すマジシャンです。

ただし・・

100%は無い以上、限りなく100点には近づけられたとしても、100点にはならないでしょう。

しかし・・

100点でないと満足しない、マジシャンもいるのです。

まさに・・

完璧主義者であり芸術家気質と言えます。

しかし・・

その凄さは、わかる人にしか、わからないのです。

なぜならば・・

玄人以外の人には70点の技法で十分に通用するからです。

(*ただし、70点にも満たないような不十分な技法ではマジシャン失格ですので誤解のないように。70点を満たすまでには、しっかりとした訓練が必要です。)

その凄さを理解できるのは、その分野の知識を持った玄人のみです。

例えば・・

私は絵画の知識が、全くありません。

ですので・・

ピカソやゴッホの絵を見ても、他の画家の絵より何が優れているのかは正直、理解できないです。

「ピカソより普通にラッセンが好き~♪」

と、歌っているピン芸人の方がいますが・・

まさに、私も同じです(笑)

ところで・・

ピカソは経済的にも成功したようですが・・

ゴッホは経済的に恵まれることのないまま、その生涯を終えたそうです。

ゴッホの絵が世間に評価を得るようになったのは、死後15年~20年経ってからと言われています。

つまり・・

芸術家はどんなに優れていても、必ずしもそれが対等な評価を得られるとは限らないという事です。

しかし・・

そこが芸術家のカッコいいところでもあるんでしょうね。

芸術は売れなくてもいい。

好かれなくてもいい。

芸術は認められなくてもいい。

成功しなくてもいい。

自分を貫いてぶつけて

無条件に自他に迫って行く事が芸術だ。

かつての日本を代表する芸術家と言われた、岡本太郎氏の言葉です。

芸術家とはアーティストです。
(諸説はありますが。)

アーティストには、その覚悟が必要でしょう。

私はアーティストではありません。

単なる、パフォーマーです。

しかし・・

アーティストへの憧れはありますし、尊敬しています。

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*画像「Pixabay」より

フローティングローズについて。



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私は手品家高知店のショーでフローティングローズを定番として演じています。

フローティングローズを演じてみたいと思う方は・・

まず、考案者であるケビン・ジェームス氏のレクチャーDVDを購入しましょう。

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DVDでは、解説されていない補足として私からのアドバイスを書きます。


フラぺは厚手と薄手の2種類のタイプがありますが、薄手を使用してください。

厚手は重量があり、ジャリが切れるリスクが高まりますし、燃やした時、炎が早く床に落ちてしまい綺麗ではないです。


前半の演技で紙玉を作る際はいきなりグシャグシャと丸めずに、八つ折りくらいまで綺麗に折ってから丸めてください。

グシャグシャに丸めて「しわくちゃ」にしてしまうと、後で薔薇の形を綺麗に作れなくなってしまいます。


薔薇は造花よりも本物を使うことをお勧めします。

造花では観客の感動が薄れてしまいます。

薔薇は一輪、生花店で500円~600円ほどしますが、スーパーで購入すれば、もう少し安く手に入ります。


私はルーティーンだけで言うならば、ほぼ原案通りに演じています。キャンドルを使用するルーティーンです。

キャンドルはこちらを使用しています。

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ギミック部分は自作しました。ギミックの詳細について書くのは控えさせて頂きます。

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ジャリの種類や扱い方等については、以前に書いた記事の「ジャリの話。」を参考にしてください。

ジャリは今まで市販のインビジブルスレッドを色々、使って試してみましたが・・

いきなり、薔薇の形を作ってからの後半の演技から始めるのならば、ベクトラライン等でも大丈夫でしょうが・・

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原案通りの前半の紙玉を作ってピョンピョンと跳ねさせるような演技をすると、どのインビジブルスレッドを使っても、切れるリスクは高かったです。

ケビン・ジェームス氏やデヴィット・カッパーフィールド氏は、どんなジャリを使っているのか、気になるところです。

私はマジック用ではないもので、とても頑丈かつ、インビジブルスレッドとして使えるジャリを見つけて、それを使用しています。

それは・・

申し訳ありませんが、秘密にさせていただきます。

しかし・・

ジャリを2重にすれば切れるリスクは少なくなると思います。

もしくは、ベクトララインの太くて、より頑丈なステージ用のタイプが販売されていますので、そちらも切れるリスクは少ないのではと考えられます。

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クロースアップの距離では厳しいかもしれませんが・・。

いずれにせよ・・

観客との距離や照明の明るさや角度を念入りに研究してください。

あと、キャンドルを使用する場合はキャンドルの炎との距離にも気を付ける必要があります。

フローティングローズは、とてもロマンがあり、観客に感動を与えるマジックです。

私にとっても、とても好評を頂ける、レパートリーになっています。

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ジャリの話。



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マジシャンにはお馴染みのインビジブルスレッドについて、私なりの考察をお話しします。

マジシャンとしては、とてもデリケートな話題を、誰でも観覧出来るネット上に公開することになりますので、遠回しな書き方になることをご了承ください。

それでは、まず・・

理想のジャリとは・・

①切れにくい。

②細い。

③反射しない。

以上の3つが、とても重要です。

「切れにくい」についてですが、ジャリは、もちろん太い方が切れにくいですが、それでは見えやすくなってしまいます。

ですので、ある程度、伸縮性があるものが理想です。

「細い」についてですが、人間の髪の毛の太さは約0.08mmです。それ以下のものでないと、インビジブルスレッドとしては使えないでしょう。

ちなみにストッキングの糸の太さは約0.03mmだそうです。

「反射」についてですが、色は光を吸収する黒色が1番理想だと思われます。なおかつ、艶が無いものが良いです。

いくら細くても反射しやすいものは使い物になりません。

続いて・・

私が使用したことのある、ジャリ感想です。

5点満点で採点してみました。


1番オーソドックスなジャリ

切れにくい ★★☆☆☆
細い    ★★★★
反射しない ★★★★

マジックショップで1000円程度で売られているナイロン製のものです。

オーソドックスなフローティングビルなどに使うのは1番無難なものかもしれません。

ただし、やはりもう少し高価なジャリと比べると切れやすいです。

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ベクトラライン

切れにくい ★★★★
細い    ★★★☆☆
反射しない ★★☆☆☆

おそらく、インビジブルスレッドとして市販されているジャリでは最も強度が強くて、愛用しているマジシャンがとても多いタイプではないでしょうか。

ただし・・

強度は強くはありますが、伸縮性があまりない為、何かに引っかかたっりした場合には切れやすいです。

なので、切れにくさは満点とはなりません。

あと、弱冠、艶があるため反射しやすいです。

それと、束の状態で1本を引き抜くのが他のジャリと比べてスムーズにいかないので慣れるまでは少し苦労するかもしれません。


メシカ・エラスティックス

切れにくい ★★★★
細い    ★★★★
反射しない ★★★★

最大5倍も伸びると言われるジャリです。いわゆるゴムジャリ。

伸縮性に優れているため、切れにくく、マッド加工で艶もありません。

ただし・・

ゴムのようなジャリですので、向いているネタは限られます。フローティング現象には、あまり向いていないし、使いづらいと思います。

ライジングカードやゴースト系のような、いわゆる念動現象向きのジャリでしょう。

あと・・

フローティング現象をしないのならば、ループにした方が良いと思うのですが、結ぶのが、とても、めんどくさいですし、視力の弱い方は結べないかもしれません。

ですので、初めからループになっているタイプが販売されていますので、そちらを購入することをお勧めします。


その他は・・

ケブラースレッドというものを購入したことがありますが・・

束の状態から1本を引き抜くのが、ベクトララインよりも、さらに難しく・・

強度もベクトララインよりは劣りますので、1度も使用することなく、捨ててしまいました。

さらに・・

ベクトララインにはゴムジャリタイプのものも販売されているようです。

私は使用したことはありませんが、メシカ・エラスティック以上の強度かもしれません。

完璧なジャリはありません。

ですので・・

大切なことは自分の演技に合った、完璧に近いジャリを探し出すことです。

ジャリを扱う際のコツは・・

蛍光灯など照明の真下での演技は避ける事。

あまり、たるました状態にはせずに、ピンと張る事。

服装は白はジャリが見えてしまうリスクが高いです。1番、理想なのは黒っぽい服装です。

さらに・・

しっかり練習をして、余裕を持って演技が出来るようになることです。

練習不足の状態では、演者自身がジャリの扱い意識しすぎてしまい、それは観客に伝わってしまいます。

そうなると、観客もジャリの存在に気づきやすくなってしまいます。

私はジャリの扱いについては、I-MAGICの代表である小林洋介様に色々とアドバイスを頂きました。

最後に・・

ジャリは決して観客に見えてはいけません。

少しでも見えてしまえば、それはマジックとして成立しません。

決して妥協をせずに照明などを含めてジャリの扱いを研究してみてください。

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*アイキャッチ画像「Pixabay」より

ボランティアとは「やりがい搾取」



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マジシャンのギャラは一般的には、あまり知られていないでしょう。

お金の話は少し「いやらしい」かもしれませんが・・

私の知っている限りで軽く説明しますと・・

テレビでよく見る国民的に有名なマジシャンならば・・
ギャラ100万円以上。

テレビでたまに見るマジシャンならば・・
ギャラ50万円前後。

無名なマジシャンならば・・
それ以下。

地方の場末のマジシャンならば・・
さらに、それ以下・・

ざっくりですが、そんなところが相場だそうです。

あくまで目安ですので、各マジシャンで例外もあるでしょうから、そこは、ご了承ください。

ちなみに私のギャラは、もちろん底辺です(笑)

さらに・・

私のような無名のマジシャンには専属のマネージャーはいません。

マネイジメントも自分で自ら行います。

もちろん、ギャラの交渉も。

さて・・

マジシャンに限らず、パフォーマーにとって、かなり悩みの種になる出演依頼があります。

それは・・

「ボランティア出演」

です。

私は最近、あまり「ボランティア出演」の問い合わせはなくなりましたが・・

以前は、よく電話でかかってくる時期もありました。

多いのは介護施設や障碍者施設。あと、病院など。

「子供やお年寄りを喜ばせたいので、ボランティアをしてもらえませんか?」

と・・

社会貢献としての依頼。

正直言いましてね・・

断りたいけど、断りずらいのです。

もちろん、ボランティアは決して悪い事ではありません。

ただし・・

私も社会貢献をしたくないわけではありませんが、仕事である以上はビジネスです。

無償で仕事を提供するとなると・・

もし、それが増えてしまうと、ビジネスが成り立たなくなります。

しかし・・

「ボランティア」という言葉が厄介なのです。

「無償で出演してもらえませんか?」

ならば、断りやすいのですが・・

「ボランティア」という言葉が、まるで断るのが悪い事のように思わせてしまうのです。

私が、こんなブログで言っても、どうしようもないかもしれませんが・・

「ボランティア」という言葉を簡単に使わないでください。

もちろん、本当にボランティア精神を持って、社会貢献活動をしている方々は素晴らしいと思います。

ただし・・

パフォーマーにボランティアの出演依頼をしてくる方自身は、ボランティア活動をしている方なのでしょうか?

介護施設や病院などで、お給料をもらって仕事をしている方ではないのでしょうか?

ボランティア精神のない人が、パフォーマーにボランティア出演を依頼しても、それはパフォーマーの心に響かないと思います。

30分程度のショーでもマジシャンにとっては前日からの準備や打ち合わせなどを含めたら、半日を費やす仕事になります。

「簡単なものでいいから。」

と、依頼してくる方もいますが・・

プロであれば無償でも、手抜きの仕事なんてしたくありません。

その言葉はプロの仕事を軽く見ていることになります。

パフォーマーが無償のボランティア出演を受けると・・

もし、その日に他にギャラの発生する仕事の依頼が入っても断らなくてはいけなくなります。

さらに・・

交通費やアシスタントなどに払うギャラなど、現場でも多少の経費はかかるのです。

つまり・・

パフォーマーがボランティア出演をするには、それなりの覚悟が必要なのです。

ですので・・

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ボランティア出演を依頼してくる側も、それなりの覚悟を持って依頼しているのか?

そのイベントは、その覚悟を必要とする価値のあるイベントなのか?

そこが大切です。

無償で出演してくれる人ならば誰でもいい。

というようなイベントならば、真剣にパフォーマーをしている人は出演したくないでしょう。

私自身も、決してお金の為だけにマジックをしているわけではありません。

もちろん、生活の為にお金は必要です。

ただし・・

こんな場末のマジシャンでも、少しでもマジックを好きになる人が増えてマジックの文化が向上すればという思いで取り組んでいるものがあります。

そういった、魅力を感じるイベントであれば無償でも喜んで協力したいと思います。

さて、去年あたりから・・

「やりがい搾取」

という言葉が流行語です。

やりがい搾取とは簡単に言えば・・

経営者が労働者に金銭でなく「やりがい」を強く意識させて、まるで洗脳のような状態にして、安い賃金で働かせる事だそうです。

まさに・・

「ボランティア」が当てはまりませんでしょうか?

しかし・・

先ほども言ったように決して・・

ボランティアは悪い事ではありません。

また、私は・・

「やりがい搾取」的なものも一概に悪い事ではない

と思います。

私は高校野球が大好きです。

最近は忙しくて、じっくりと観戦できる暇は、なかなかありませんが・・

それでも、地元の予選試合から新聞などでチェックしますし、甲子園で地元の高校が試合をする時は必ずテレビで観戦します。

プロ野球とは違った、一試合のかける全力勝負のドラマが高校野球の醍醐味です。

ところで・・

高校野球は特殊な組織で成り立っています。

高校野球の目的は・・

高野連と出場している各高校にとっては「教育」です。

しかし・・

スポンサーである新聞社やテレビ局にとっては「興行」です。

一種のビジネスでしょう。

試合観戦のチケットが販売され、

甲子園では高校生の大会なのにスタンドで普通に生ビールを売っているそうです。

もはや・・

高校野球は立派なエンターティメントでしょう。

時にプロ野球選手を超えるほどのスター選手も現れますし、優勝校の知名度は一気に上がります。

ところが・・

肝心の選手たちは高校生であり部活動なのですから、たとえ優勝をしたとしても、ギャラ、金銭などは一切受け取ることはないでしょう。

あくまで、教育の一環として野球をさせてもらっている立場なのですから。

何でもかんでも・・

「やりがい搾取」で全てダメって言うのなら・・

高校野球はどうなるんですか?

高校球児は、無償ですが甲子園出場を目標に真剣に野球をしています。

そして・・

そこには将来、プロ野球選手になるという夢があったり、そうでなくても、結果を残せば社会人野球や大学へのスポーツ推薦というメリットがあるでしょう。

つまり・・

たとえ、金銭の発生しない「やりがい」だけでも甲子園のような夢や目標が明確にあることであれば良いのです。

ただし、それが・・

ただ、労働者をこき使いたいと騙している悪質な「やりがい搾取」は、もちろんダメでしょう。

ボランティアについての問題も同じことだと思います。

最後に・・

プロよりも大学生のサークルのような、学生のパフォーマーならば気軽に無償での出演依頼をしても構わないような風潮がありますが・・

それは、間違いです。

大学生は車を持っていない子が多いです。

出演の際には道具の運搬などにレンタカーなどが必要になる場合があります。

さらに・・

社会人よりも金銭的な余裕がありません。

学生でも出来る限り、交通費と食事代くらいの必要経費以上は、依頼する側が負担をしてあげるようにお願いしたいです。


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*画像「Pixabay」より

名探偵コナンでもマジックを見破る事は出来ない。



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たった一つの真実を見抜く!

見た目は子供、頭脳は大人、

その名を、

名探偵コナン!

言わずと知れた国民的長寿アニメ。

「名探偵コナン」のオープニングで流れるセリフです。

名探偵コナンとは主人公のコナン(工藤新一)が、様々な殺人事件の巧妙なトリックを天才的な推理力で見破り、事件を解決して行くというストーリー。

さて、もしも・・

「アニメの名探偵コナン」が、

「現実のマジシャン」を相手にしたら、

マジックのトリックを完璧に見破る事が出来るのでしょうか?

答えは・・

残念ながら、コナンでもマジックのトリックを完璧に見破る事は出来ません。

その理由は・・

コナンの決めゼリフと言えば・・

「真実はいつも一つ!」

マジックのトリックを真実とするならば・・

いつも一つではないからです。

実はマジックというものは・・

「一つのマジック」に様々な複数のトリックを組み合わせて、一つの作品として作られています。

さらに・・

その「一つのマジック」は演じるマジシャンによって、トリックは違っていたりするし・・

同じマジシャンであっても、「一つマジック」を毎回、同じトリックとは限らず・・

場合によって、見た目は同じマジックでも、トリックは違うことがあります。

マジシャンにとって、マジックのトリックは一つではないのです。

ですので・・

もしも、コナンがマジックのトリックを見破るのであれば、その全てのトリックを推理しないといけません。

さらに・・

たとえ、全てのトリックを推理出来たとしても、マジシャンは新しいトリックで同じマジックを演じます。

そうなると、もはや・・

「いたちごっこ」

です。

決着は付きません。

そもそも・・

マジックと「事件のトリック」は全くの別物です。

わかりやすく言えば・・

マジックと推理小説は別物です。



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マジックとは見破る為に作られたエンターティメントではないのです。

ですので・・

見破ろうとしても・・

それは、

「無駄な努力」

なのです。

しかし・・

人間というのは、いやらしいもので「見てはいけない」と言われた物ほど見たくなります。

おとぎ話の中でも・・

鶴の恩返しでは、おじいさんとおばあさんが鶴が機織りをしているところを覗いてしまいました。

浦島太郎は玉手箱を開けてしまいました。

それで、起きた結果は・・

悲劇のみです。

人間の愚かな性でしょう。

しかし・・

愚かな性は人間であれば誰でも持っているものですから、決して、否定はしません。

私だって、トリックがわからないマジックを見れば、トリックを知りたいと思ってしまいます。

それは、人間であれば当然です。

ただし・・

ただ、トリックを見破ることだけを考えてマジックを見るというのは・・

非常に残念で視野が狭い思考であるということです。

話はずれてしまいますが・・

夜になると電灯に向かって沢山の虫が飛び回っています。

虫は、なぜ電灯に向かって飛んでいくのか?

ご存知でしょうか?

虫は人間と比べて視力は大変に低いです。

夜は月明りのみを頼りにして、方向を定めて飛ぶ習性があります。

しかし・・

虫は光りであれば、どんなものでも、月明りと勘違いしてしまうのです。

それは、人間が火を使いだした時代からです・・

そこから、生まれたことわざが・・

「飛んで火に入る夏の虫」

です。

現代では、火だけでなく電灯に向かって飛んで行くという・・

「無駄な努力」

を虫をしてしまうようになってしまったのです。

月明りと電灯を同じものと勘違いしてしまう虫の視力の低さは・・

まるで・・

マジックと推理小説を同じものと勘違いしてしまう人間の視野の狭さのようです。

マジックを推理小説のように見破ろうと思って見るのは・・

「飛んで火に入る夏の虫」

でしょう。

マジックはトリックを見破るものでは決してなく・・

その世界観全体を楽しむものです。

トリック以外の部分に視野を広げれば・・

その方自身の思考や世界観の視野が広がります。

マジックの真実はトリックではありません。

素晴らしい世界観を持った、マジックは世の中に沢山、存在します。

ぜひ、そこに光りを当ててもらいたいものです。


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*画像「Pixabay」より

パフォーマンスの脳科学。観客にウケやすい演出とは?



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私がステージで演じるマジックで「ファイヤーケーン」と呼ばれるものがあります。

シルクハンカチに火をつけて燃やすとステッキに変化するというマジックです。

よくある、「ハンカチをステッキに変えるマジック」に「火」という演出を加えたもの。

ハンカチを、そのままステッキに変えるよりも、火という演出を加えた方が観客から、もらえる反応が良くなりやすいです。

実はマジックには「火」や「炎」という演出が多く活用されています。

例えば・・

コインを紙で包んで火で燃やして消す。

あるいは・・

手から炎を出す。

等・・

なぜ、マジシャンは火や炎を多く使うのか?

単純に・・

マジックっぽいから。

そういう理由もあるかもしれませんが・・

実はもっと、深い理由が本当はあるのです。

それは・・

マジックに限らず、ジャグリング、大道芸、サーカス等、エンターティメント全般に共通する理由です。

さて、少し話がずれてしまいますが・・

なぜ、人はテーマパークでジェットコースターに乗りたくなるのでしょうか?

ジェットコースターに乗っている人たちの大半は・・

「キャー!!」

と・・

大きな声で怖がっています。

怖いのに、なぜ、乗っているのか?

わかりますでしょうか?

その理由は・・

人は本気で恐怖を体感する一歩手前は楽しいのです。

人は怖い思いをする時には脳内で「アドレナリン」が分泌されます。

アドレナリンとは人が興奮状態のときに分泌される脳内物質です。

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人が興奮する時とは・・

・スポーツをしている時、または観戦している時。

・怒っている時。

・悲しい時。

等・・

楽しい時もあれば、そうでなく嫌な思いをしている時もあります。

つまり・・

人は興奮をしたいけど、興奮しすぎるのは嫌なのです。

わかりやすく言えば、ほどよく興奮をしたいという事です。

それを利用した、エンターティメントはジェットコースター以外にも、沢山あります。

例えば・・

お化け屋敷やホラー映画です。

怖いけど、楽しい。

しかし・・

お化け屋敷は本物のお化けではないと、わかっているから「恐怖の一歩手前」で楽しいのでしょう。

もし、本物のお化けだとしたら、完全な恐怖です。

その、「恐怖の一歩手前」を利用したのが・・

火を使うマジックでもあります。

火は危険です。

ハンカチを燃やしてもステッキに変化しなければ、火傷をするかもしれないし、最悪、火事になってしまいます。

観客は恐怖で嫌な思いをしてしまうでしょう。

しかし、一瞬でステッキに変化をするから、楽しいのです。

大道芸で火のついた松明や剣を「お手玉」のように投げる芸も同じ理論でしょう。

火や炎以外でも・・

昔からよくある、

箱の中に女性を入れて剣で刺して、中の女性が無事に出てくるというマジックも・・

まさに「恐怖の一歩手前」で楽しいのでしょう。

「恐怖の一歩手前」でなく・・

「嫌な思いの一歩手前」

という意味で、身近で男性が、よく楽しむものがあります。

それは・・

下ネタです。(笑)

ほどよい下ネタは笑えて楽しいです。

しかし・・

行き過ぎると、ドン引きされて、人に不快感を与えます。

特に女性には・・。

しかし・・

不思議なもので男性はある程度まで楽しいですが、女性はすぐに不快感になってしまいます。

その理由は・・

一歩手前の境界線が人それぞれ違うからです。

それは、「恐怖の一歩手前」も同じくです。

ジェットコースターやお化け屋敷も好きな人もいれば、中には苦手な人もいます。

ちなみに私はホラー映画はわりと好きですが、血や肉が飛び散るようないわゆる「スプラッター系」と言われるものは苦手です。

「興奮」が楽しいから恐怖や不快感に変わってしまう境界線は人それぞれ違うのです。

ですので、それを利用したエンターティメントは実は・・

「諸刃の剣」

なのです。

・火や炎

・危険術

・下ネタ

これらの演出は、手軽に観客にウケやすいですが、一歩行き過ぎると・・

「ドン引き」

に変わってしまいます。

これらを使いこなせるようになることが・・

空気を読む。

ということ。

そして・・

しっかりと、安全に使いこなす訓練が必要です。


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マジックとジャグリングの違いを本当に理解していますか?



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マジックとジャグリングは、まるで親戚関係のようです。

マジシャンが時々、ジャグリングを練習したり・・

ジャグラーが時々、マジックを練習したり・・

どちらも両立させている、パフォーマーもいます。

しかし、

マジックは・・

カードやコイン、鳩やステッキ等、時にはイリュージョンと呼ばれる大掛かりな道具を使って、
不思議な現象を見せるパフォーマンス。

ジャグリングは・・

ボール(お手玉的な)やディアボロ(中国ゴマ)等を使って、
神業のようなテクニックを見せるパフォーマンスです。

つまり・・

まったくの別物です。

しかし・・

ここ数年、その中間に存在しているような、パフォーマンスが注目されています。

それは・・

「コンタクトジャグリング」

と呼ばれるパフォーマンスです。

水晶玉のような、透明のクリスタルボールを使って、アイソレーションと呼ばれるテクニックを使い・・

まるでボールが空中に浮いているかのように見せるパフォーマンスです。

熟練されたパフォーマーが演じれば、とても幻想的で見応えがあります。

私はコンタクトジャグリングを十八番にしているパフォーマーの演技を見て、涙を流して感動している観客を目にした事があります。

それだけ、素晴らしいパフォーマーが演じれば、素晴らしい演技になる、魅力なパフォーマンスなのです。

コンタクトジャグリングはマジシャンの間でも注目されていて、腕前は様々ですが、沢山のマジシャンが練習して演じています。

ちなみに・・

私も、かじる程度ですが練習して、たまに披露することもあります。

もちろん、沢山のジャグラーも演じていますが・・

沢山のマジシャンも演じている。

観客もマジックを見るような目線で見る方が多いです。

「すごーい!」

「何でー!?」

「不思議ぃー!」

時には・・

「タネがわからなーい!」

なんて、声も(笑)

もちろん、コンタクトジャグリングはジャグリングなのですから、本当にタネも仕掛けもありません。

なので、「タネがわからない」のは当たり前なのです(笑)

宙に浮いているように見えるのは、アイソレーションと呼ばれるテクニックによって生まれる錯覚です。

しかし・・

世間で「マジックのようなもの」的な感じで認知されている部分がありますので・・

マジシャンの間でも、マジックの一演目のような扱いになっている部分があります。

しかし・・

コンタクトジャグリングは観客目線ではなく、演じるパフォーマー側から分析しても、やはり・・

ジャグリングです。

それは・・

基本となるテクニックに必要なものが、マジックとは全く別物だからです。

つまり・・

観客への見せ方が明らかにマジックではなく、ジャグリングの見せ方なのです。

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マジックの基本で必修なテクニックがあります。

それは・・

「ミスディレクション」

です。

ミスディレクションを必要としないマジックは、まず、存在しません。

ミスディレクションは「マジックの命」と言っても過言ではないでしょう。

しかし・・

コンタクトジャグリングはミスディレクションを必要としません。

必要なのは、アイソレーションのテクニックに始まり、クリスタルボールを使って、観客の目を魅了する熟練のテクニックです。

つまり・・

マジックの技法は「見せないテクニック」。

ジャグリングの技は「見せるテクニック」。

コンタクトジャグリングは明らかに後者に値するパフォーマンスです。

さて・・

マジックは見せないテクニック。

ジャグリングは見せるテクニック。

当然と言えば当然でしょう。

「そんな事、わかっているよ!」

と、思う方も多いでしょうが・・

本当に、わかっていますか?

まず・・

両者は練習の仕方も、まったく違ってきます

ジャグリングのテクニックは一人で練習しても、ある程度は身に付きます。

しかし・・

マジックのテクニックでは、

特にミスディレクションは一人での練習では身に付きません。

それは・・

観客目線で見てくれる人がいなければ、出来ているかどうかの確認が出来ないからです。

一人で練習しても、自分の目で確認出来るのは自分の手だけです。

ミスディレクションを成立させるには、手や指先のテクニックだけでは成立させる事は出来ません。

表情や目線、

話し方、

体の姿勢や動かし方、

等・・

ミスディレクションは全身を使わなければ成立しないテクニックです。

それは、ステージマジックだけではなく、もちろんクロースアップも同じです。

そこを理解していなければ・・

「ミスディレクションが出来ているつもり。」

の可能性があります。

もし、一人で練習するのであれば、動画撮影をして、後で観客目線で確認する必要があるでしょう。

鏡を見ながら、練習する方も多いですが、それでは体の動きは確認出来ても目線の確認が出来ません。

ミスディレクションは「自然」でなければいけません。

カードやコインを隠すのも、ただ「観客から見えなければ良い」と言うわけでは決してありません。

見えなくても自然でないのであれば、ミスディレクションは成立していないのです。

すなわち、それは・・

「失敗」

です。

見えないだけでなく、自然でなければいけないということは・・

感じさせてはいけないのです。

ジャグラーは同じジャグリングを演じても・・

熟練されたジャグラーほど、観客に息を飲むような緊張感や達成感を感じさせてくれます。

一方、

マジシャンは同じマジックを演じても・・

熟練されたマジシャンほど、観客に裏にある技法の存在を感じさせません。

まるで現象は本物の魔法のように自然です。

つまり・・

ジャグリングの技は観客に見せるだけでなく、感じさせるべき。

そして・・

マジックの技法はミスディレクションを使って、見せないだけでなく、感じさせてもいけない。

という事です。

そう言う意味では、まさに・・

両者正反対の異なるパフォーマンスです。

ミスディレクションはマジックの命。

命がないマジックならば・・

その、マジックは死んでいます。

最後に・・

今回の記事は全て「テクニック」の部分にだけについて書いた記事です。

マジックとジャグリング、両者とも、さらに必要な「プレゼンテーション」等については当てはまりませんので、ご理解ください。

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