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マジシャンのトーク力向上のコツ。



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手品は手が1つ、口が3つ。

マジックの世界で有名な言葉です。

「手品」という言葉自体、手が1つで口が3つの文字で出来ていますよね。

その言葉通り・・

手品は手の技術よりも、口の話術が3倍大切である。

という意味です。

実際のところ・・

手の技術は、基礎中の基礎ですので、大切と言うよりも、マジックには無くてはいけないものです。

しかし・・

マジックが面白いかどうかは、話術が大きな要因になります。

例えば・・

野球やサッカー等のスポーツ中継もアナウンサーの実況がなければ、内容が、よくわからないですし、見ていて盛り上がらないでしょう。

それと、同じようなもので・・

テーブルマジックやトークマジックと呼ばれるものは、口で説明をしないと内容が観客には伝わりません。

ただし・・

単なる説明だけでは面白くないし、盛り上がらないです。

そこを、イマイチ、わかっていないマジシャンも実際のところ多いです。

スポーツ中継も説明だけでは面白くないですし、盛り上がりません。

せっかく、ホームランを打っても・・

「ホームランです。」

みたいな、棒読みでは、テレビを見ている人に臨場感が伝わらないでしょう。

「打ったぁーーー!!ホームランです!!ホームラーーーン!!」

と、感情を込めた実況ですから、テレビを見ている人達にも球場の臨場感や盛り上がりが伝わるのです。

プロレスの中継等は、特に実況の技術が面白いか、どうかを左右しているでしょう。

ただ、選手が音楽をかけて入場してくるだけの場面も実況の技術で盛り上げてくれているのです。

プロレス自体でなく、実況から・・

「ジャストミーーート!!」

なんて、流行語もかつて生まれました。

アナウンサーの方はニュースでは、感情を込めた言葉ではなく、聞き取りやすい言葉で原稿を読みます

しかし・・

スポーツ中継等はエンターティメントですから感情を込めて盛り上げる言葉で実況をするのです。

マジックはエンターティメントです。

せっかく、熟練した技術のマジックでも・・

棒読みの説明では観客を楽しませる事が出来ません。

マジックのセリフには、スポーツの実況と同じように感情や緊張感を込めて話さないといけません。

そうでないと、観客の感情を動かす事が出来ないからです。

役者の世界では、セリフが棒読みの役者の事を・・

「大根役者」

と呼びます。

マジシャンもセリフが棒読みでは・・

「大根マジシャン」

でしょう。

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それでは・・

マジシャンは、どのようにセリフを話せば良いのか?

まずは・・

観客に伝わりやすく聞き取りやすい言葉で話す事が基本です。

人は緊張すると早口になりやすいです。

マジシャンはマジックをしながら話します。

観客には見えない技法と呼ばれるテクニックもしながら話さないといけません。

そのせいか・・

早口になってしまうマジシャンは多いです。

実際、私も早口です。

ですので・・

そこは、大変に意識して気を付けています。

早口にならない対策とコツは・・

言葉の句読点を意識して「間」を置いて話す事です

例えば・・

「こちらのトランプから1枚カードを選んでください。」

という、セリフに句読点を付けられる部分に付けると・・

「こちらのトランプから、1枚カードを、選んでください。」

となります。

その「、」の部分に「間」を少し入れて話すのです。

それだけで、かなり聞き取りやすくなるはずです。

もちろん「間」を入れ過ぎるのは話し方が変になりますので、変にならない程度に意識するだけで大丈夫です。

さらに・・

観客に特に伝えたい重要な言葉は丁寧に強調して話し、
そうでない言葉は流すように話しましょう。

例えば・・

「選んだカードは、こちらにあるハートのエースですか?」

というセリフならば・・

選んだカードは、こちらにあるハートエースですか?」

と・・

太字の部分だけを丁寧に強調して話すのです。

それだけでも、棒読みのではなく、まるで感情を込めた言葉のように観客に伝わります。

あとは・・

実際に言葉に感情を込める事です。

観客に緊張感を与えたいときは緊張感のある言葉で話し、

盛り上げたいときは、テンションの高い盛り上がる言葉で話す。

もちろん、それには経験や、

「馴れ」が必要です。

つまり・・

余裕を持って、マジックが披露出来るようになる事。

余裕が出来れば、セリフの話し方に意識を持っていけるようになります。

感情を込めるコツとしては・・

やはり「間」を意識することです。

「間」は観客に緊張感を与える事が出来ます。

例えば・・

「選んだのは、こちらのカードですね。」

のセリフならば、観客に特に緊張感を与える事が出来る部分は「、」の部分です。

「、」の部分で観客は・・

カードが本当に当たっているのか?

と考えて緊張をするのです。

ですので・・

「、」な部分の「間」を意識することで、観客の緊張感を増す事が出来ます。

つまり・・

観客の選んだカードを当てる場面で、すぐにカードを見せては行けません。

「選んだカードは、」

の後に「間」を入れて、その後に・・

「このカードですね!」

と強調した言葉でセリフを話して、カードを見せる事が大切です。

そして・・

一番、大切なのは観客の顔を見て話す事です。

マジシャンはトランプ等の道具を手元で扱いながら、話しますので・・

つい意識が道具の方に行ってしまい、うつ向き気味で、話すクセがつきやすいです。

それでは、観客から見ると・・

下を向いて話しているので、何だか暗く、自信が無さげに話しているように見えます。

ですので・・

ちゃんと、観客の顔を見て、正面を向いて話す事を意識しましょう

もちろん・・

その為にも余裕を持つ事が、とても大切です。