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はじめに。
私が住む高知県は軽自動車の比率が高いそうです。
高知県の軽自動車の販売比率は全国的にも高く最新のデータだと約50%だそうです。
このデータは日刊自動車新聞が年に何度か調査していて、高知県は近年、毎回、全国で4位以内に入っています。
つまり・・
高知県で売れる車の2台に1台は軽自動車ということです。
その理由は・・
高知県のような地方は公共交通が発達していないので、車は生活必需品。
奥様方の買い物にも車が必要なので、車を2台以上所有している家庭が多い。
車は維持費がかかるので、2台目は比較的、維持費の安い軽自動車にする家庭が多い。
という理由なのではないでしょうか。
最新の軽自動車の新車価格は高い。
現在、軽自動車を代表するスズキのワゴンRは1993年に登場しました。
当時の新車の車体価格は・・
最もグレードの低いもので69.8万円。
最もグレードの高いもので136.7万円でした。
つまり・・
100万円あれば新車で購入出来ました。
それが2017年現在の最新モデルだと・・
最もグレードの低いもので107.9万円。
最もグレードの高いもので178万円です。
つまり・・
新車で購入するには150万円ほどはかかります。
人気のある軽自動車の最もグレードの高いものだと・・
200万円を越えるものもあります。
そうなると、マーチ、フィット、ヴィッツ等、コンパクトカーと言われるタイプの普通乗用車を上回る値段になります。
新型NBOXの最高グレードモデルの車内なんて、まるで高級車並みです。
一般的に高級車の定義は400万円以上の車という基準があり、
それと比べれば、まだまだ、安いですが・・
このペースで値段が高騰していけば、将来、本当に高級軽自動車が登場するかもしれません。
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軽自動車の魅力。
軽自動車の魅力は何といっても、維持費が安い事でしょう。
税金、保険、車検代も普通乗用車と比べると格段に安く済みます。
軽自動車の車内は狭いのか?
車種にもよりますが、今の軽自動車の車内は広いタイプのものが沢山あります。
ダイハツのタント、ホンダのNBOX、スズキのウェイク等には私も乗ってみた事がありますが、大人が4人乗っても圧迫感を感じない十分な広さです。
軽自動車の走りは遅いのか?
高速道路の軽自動車の最高制限速度は2000年代に入って、それまで80キロだったのが、普通乗用車と同じ100キロに引き上げられました。
これは、軽自動車が普通乗用車の走りと大差が無くなったという証拠でしょう。
今の軽乗用車の走りなら、小型の普通乗用車と比べても、さほど変わりはありません。
もちろん、車内に人が沢山乗り、重たい荷物も沢山乗れば、普通乗用車との差が出てくるでしょうが・・
しかし、軽自動車は、そもそも定員が4人ですし、荷物を載せられる量も普通乗用車より少ないのですから、比べる必要性が無いでしょう。
軽自動車の欠点。
軽自動車の最大の欠点は・・
ずばり・・
人が4人までしか乗れないことです。
普通乗用車であれば、一部のスポーツカー以外は、ほとんど5人以上乗る事が出来ます。
さらに・・
普通乗用車と比べると荷物を載せられる量が少ない事でしょう。
あとは・・
ナンバープレートの色が黄色い事です。
車そのものの性能とは関係のない事ではありますが・・
実際、軽自動車を乗る事に抵抗のある人の理由はこれなのでしょう。
もちろん、今の軽自動車は良い車が沢山あるのですが・・
やはり、貫禄のある大人の男性に黄色いナンバーは似合わないでしょう。
貫禄のある大人の男性ならば、やはり高級セダンと呼ばれるような車が似合います。
しかし・・
なんと、現在、軽自動車でも白いナンバーにする方法があるのです。
方法は3つあります。
①2019年に日本で開催される「ラグビーワルドカップ」関連の特別仕様ナンバーを取得する。
②2020年に日本で開催される「東京オリンピック」関連の特別仕様ナンバーを取得する。
③地方版図柄入りご当地ナンバープレートを取得する
詳しくはこちら。
↓
*軽自動車の白ナンバー取得方法総まとめ!登録・変更手続・料金からトラブルまで(MOBY)
最後に。
現在の軽自動車の規格は・・
排気量660cc以下、
長さ3.4m以下、
幅1.48m以下、
高さ2.0m以下、
という基準があります。
しかし・・
これは、日本だけの規格で、実は外国には軽自動車というものはないのです。
軽自動車は日本だけに存在する車です。
この限られた、条件下の中でいかに最高の車を作ろうと、日本のエンジニアが研究して生産されたものが、現在の軽自動車なのです。
つまり・・
軽自動車こそが日本の誇る技術の結晶である。
と言えるのかもしれません。
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軽自動車最大の欠点が乗車可能人数と黄色ナンバー?
まぁ人数はわかるが、ナンバーの色は欠点でも何でもないでしょう?
問題は普通自動車と比べて剛性が低いことじゃないのでしょうか?
そのため、事故を起こしたときに重大なけがにつながったりすることの方が重要ではないですか?
それとも、オリンピック又はラグビーナンバーのステマ記事だったのでしょうか?
もしそうだとしたらいらない気づかいでしたが、重要なことを抜かしていたのでコメントさせていただきました。
コメント、ありがとうございます。
実際の性能面の欠点で言えば、おっしゃる通りなんだと思います。
ただ、私は、車の性能については専門家ではありませんので、あくまで一消費者としての視点で書いた記事という事であります。
記事内で書いた欠点と言うのは、軽自動車を購入しない人の理由です。
もちろん、剛性の理由で購入を控えている人もいるとは思いますが、それよりも、乗車人数と、特に男性の場合はナンバーの色が気に入らなくて乗用車を選ぶ人が多いのが本音だと思います。
実際に最近は軽自動車に限って、オリンピック、ラグビーの白ナンバーを付けているのを、とても多く見かけます。
なので、やっぱり、黄色ナンバーには抵抗がある人は多いのかなと。地域性もあるのかもしれませんが、、
ちなみに、この記事を見て、オリンピック、ラグビーナンバーを申し込んだ人がいても、私には一銭にもなりません(笑)