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はじめに。
高知県の特産品で「リュウキュウ」と呼ばれる野菜があります
高知の野菜なのに・・
なぜ「リュウキュウ 」なのか?
琉球(リュウキュウ)と言えば沖縄の別名。
沖縄県と何か関係があるのでしょうか?
「リュウキュウ」とは?
リュウキュウとは高知県で主に栽培されている特産の野菜です。
茎のような葉の部分を皮を剥ぎ調理して食べます。
皮を剥ぐとスポンジのような見た目で・・
シャキシャキとした食感が特徴。
主に・・
煮物
酢の物
炒め物
味噌汁の具
等・・
様々な料理に使われます。
旬は夏から秋の野菜ではありますが、高知ではハウス栽培も盛んで、一年中、安定した栽培がされています。
高知県内のスーパーでは普通に販売されていますし、全国にも出荷されているようで。
値段もリーズナブル。
また・・
リュウキュウはサトイモ科に属する野菜で、高知県以外では「蓮芋(ハスイモ)」と呼ばれているそうです。
ただし・・
リュウキュウは茎の部分を食べる野菜であり、里芋(サトイモ)のように根は大きくならない為、食べられていません。
出荷前の成長したリュウキュウは大きな葉っぱが特徴。
まるで、トトロの世界に出てくる植物のようです。
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「リュウキュウ」の名前の由来。
高知特産の野菜なのに、なぜ「リュウキュウ」なのか?
名前の由来は・・
リュウキュウは元々、沖縄県から導入された野菜だから。
と言うのが有力な説となっているようです。
ところが・・
沖縄ではリュウキュウは殆ど食べられていないですし、栽培もされていないとか。
ですので、謎な部分が多いです。
しかし・・
リュウキュウ(ハスイモ)は昔、食材としてではなく、庭木として多く植えられていたとか。
リュウキュウの原産地は実は東南アジアなのだそうです。
ですので・・
東南アジアから沖縄を通じて高知に観賞用の庭木として伝わったのが、きっかけなのかもしれませんね。
その後・・
高知でのみリュウキュウが食材として使われる文化が生まれたのかもしれません。
また・・
リュウキュウは高知県以外の地域では現在、殆ど栽培されていませんが、同じようにサトイモ科の野菜の茎の部分を食べる文化が一部の地域であるようです。
それは「芋茎(ずいき)」と呼ばれる食材です。
沖縄ではハスイモ(リュウキュウ)ではなく、田芋(たいも)の茎を芋茎として食べる文化があるようです。
最後に。
私の好きなリュウキュウ料理は・・
リュウキュウとツナの和え物です。
レシピは・・
皮を剥いだリュウキュウを細めに刻みます。
↓
塩でもみ、柔らかくする。
↓
水洗いして、塩を抜きます。
↓
ツナ缶のツナを適量加えて、和えて完成。
実家の母親が、よく作ってくれてました。
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