スポンサーリンク
はじめに。
日本で餃子の名産地といえば「栃木県」と「静岡県」。
栃木は「宇都宮餃子」。
静岡は「浜松餃子」。
どちらの餃子も戦後に中国から伝わり、地元で親しまれる名産となったのだそうです。
宇都宮餃子と浜松餃子は餃子会の2大巨頭と呼ばれるほどであり、栃木県と静岡県は餃子県としてのプライドでお互いをライバル視している所もあるようで。
また・・
どちらの県も1世帯あたりの餃子購入額が高いことでも知られていて、全国トップを毎年、争っているようです。
しかし・・
2019年に「餃子県といえば、どこ?」というテーマでアンケート調査を全国で実施したところ・・
1位は圧倒的な差で栃木県。
2位は静岡・・
と思いきや・・
まさかのダークホースな県が登場したようでして・・
そう・・
高知県がまさかの2位に登場したのです。
日本全国「餃子県」ランキングとは?
㈱ジェイ・キャストが運営している、ウェブ情報サイト「Jタウンネット」が2019年9月4日~11月12日にかけて、「餃子県といえば、どこ?」というテーマでアンケート調査を実施したところ・・
1位・栃木県・641票・35%
2位・高知県・355票・19.4%
3位・静岡県・352票・19.2%
4位・広島県・188票・10.3%
5位・京都府・50%・2.7%
という結果になったそうです。
1位は300票差近くという圧倒的な差で栃木県。
2位は静岡県と3票差という僅差ではありますが・・
まさかの高知県でした。
*大波乱!日本全国「餃子県」ランキング 1位「栃木」3位「静岡」、まさかの2位は…?
「餃子県」ランキングで高知県が2位となった理由。
Jタウンネットの情報によると・・
「餃子県といえば、どこ?」のアンケートで栃木県からは138票集まり、1位は地元の栃木で77票。
2位は高知で57票。
静岡は1票しかなかったそうです。
静岡県からは83票集まり、1位は地元の静岡で37票。
2位は高知で33票。
3位は栃木ですが11票だったそうです。
しかし・・
一番票数が多かったのは東京で998票集まり・・
1位は栃木で363票。
2位は静岡で269票。
高知は13票で8位だそうです。
つまり・・
餃子県として有名な栃木と静岡で意外にも高知の餃子が認められているようなのです。
また・・
高知へ票が入らなかったのは石川県のみで、その他46都道府県から高知への票が入ったとの事。
実は全国的に高知餃子のファンが広がっているようなのです。
しかし・・
実は高知県の1世帯当たりの餃子年間支出金額は全国平均を下回っているようです。
高知では餃子を家庭内でよく食べるわけではありませんし、子供は特別、餃子をよく食べるわけではありません。
高知で餃子をよく食べる習慣のある人は特徴があるのです。
それは、酒好きな事です。
高知で有名な餃子は「屋台餃子」。
お酒を飲んだシメで食べる習慣があるのです。
スポンサーリンク
高知の餃子の特徴。
高知の餃子と言えば屋台餃子です。
油たっぷりのフライパンで揚げ焼きした、パリパリっとした食感が特徴。
高知の夜の街でお酒を飲んだ後は・・
「シメのラーメン。」
ではなく・・
「シメの餃子」と言う言葉も、よく使われます。
高知の屋台餃子で最も有名なのお店と言えば・・
高知市の屋台街として有名なグリーンロードの東側の道を入った辺りに屋台安兵衛を出店しています。
その他にも、ひろめ市場内など高知で全4店舗あります。
また・・
東京にも2店舗出店しているようで、高知の餃子を全国に広めたのは安兵衛と言っても過言では無いでしょう。
そして、もう一つの名店が・・
松ちゃん(まっちゃん)。
松ちゃんは、高知市の屋台であるグリーンロードの真ん中あたりに出店している屋台。
近年、TBSの「ぴったんこカンカン」という番組で、高知出身の女優である広末涼子さんが松ちゃんの餃子を紹介した事でも話題となりました。
餃子は松ちゃん派と言う高知県民も多いです。
最後に。
一般的に高知の有名な名産と言えば「カツオのタタキ」でしょう。
しかし・・
高知はカツオの消費量は全国1位ですが、実は漁獲量は1位ではありません。
カツオの漁獲量1位は静岡県だそうです。
土佐の一本釣りが有名な高知ではありますが、漁獲量では静岡に負けているようです。
餃子ランキングでは静岡よりも高知が上。
カツオの漁獲量は高知よりも静岡が上。
それぞれの名産が何だか皮肉な結果になっているようにも思えます。
スポンサーリンク
関連記事。
↓
*高知の隠れ名物グルメ「マヨネーズラーメン」。
コメント