くまのパン屋が突然の閉店。本当の理由は何なのか?

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はじめに。


高知市の人気ベーカリー店だった「くまのPAN屋」が2019年12月30日で突然の全店閉店となりました。

年末まで普通に営業していたそうなのですが、年が明けると全店、突然の閉店で理由も不明。

店舗の入り口には閉店を知らせる張り紙だけがされている状態です。

謎が多く、SNSでも話題となっています。

くまのPAN屋とは?


くまのPAN屋は高知市内で3店舗営業していた有名なベーカリー店。「くまパン」の愛称で親しまれていました。

2002年に高知市中久万でオープンして、2004年に高知市万々商店街へ移転。さらに、2015年には北川添へ移転してイートインスペースなども備えた「石窯パン工房・くまのPAN屋」としてリニューアルしたそうです。

*高知新聞より

さらに帯屋町アーケード街でも・・

帯屋コッペplus

まちくま

という系列店を2店舗、出店していました。

くまのPAN屋が閉店した理由と謎。


地元の報道機関によると「くまのPAN屋が事業停止」と報じています。

事業停止とは、法人が経営破綻し事業継続が困難な状況になり事業を停止した状態の事だそうです。

つまり、経営難になっていたという事なのでしょう。

地元のニュースでも「経営難が理由とみられる」と報じています。

しかし・・

同業者によると「北川添の店は客の入りも良く、潰れるような雰囲気はなかった」との声もあるそうです。

また・・

閉店する事は取引先などには知らされておらず、取引業者らが「寝耳に水。驚いている」「連絡がつかない」と戸惑っているそう。

さらに・・

帯屋町の「帯屋コッペplus」は昨年10月に増床リニューアルしたばかりだったそうです。

年末までは一切、閉店するような気配は無かったようですので、謎が多いです。

*高知市「くまのPAN屋」閉店 取引先ら戸惑い広がる(高知新聞) より一部引用。


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本当の閉店理由とは?


高知新聞によると・・

「くまのPAN屋を運営していた会社は閉店する約1カ月前の昨年12月3日、それまでの合資会社から株式会社に資本金11万円で改組していた。」と報じています。

つまり・・

合資会社として長年にわたり経営していたけど、昨年12月に株式会社に変更して、その後、1ヶ月足らずで閉店したという事です。

合資会社とは、有限責任社員と無限責任社員の両方で構成されている会社との事。

株式会社とは、株式を有する株主から有限責任の下に資金を調達して株主から委任を受けた経営者が事業を行い、利益を株主に配当する会社。

との事ですが・・

合資会社と株式会社の違いを簡潔に一言で言うのであれば、合資会社を設立するには二人以上必要なのですが、株式会社は一人でも設立出来るのだそうです。

そこに、くまのPAN屋の閉店理由があるのかもしれません。

つまり・・

経営者同士で何らのトラブルがあったのかもしれませんね。

*追記

1月11日の高知新聞に「くまのPAN屋」の社長への取材記事が掲載されていました。

社長によると・・

・不適切な会計処理はしていない。

・近年、店周辺に競合店が増えた事で売り上げが減少していた。

・整理のタイミングをうかがっていた。

との事です。

負債総額は1億6千万円とみられるそうです。

*くまパン不適切会計否定 社長「競合激化で閉店」(高知新聞)

最後に。


くまのPAN屋の閉店は残念ですが、高知に美味しいパン屋さんは他にも沢山あります。


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