ステージマジックに使える著作権フリーの音楽。

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はじめに。


先日、結婚披露宴の余興でマジックを披露してほしいという依頼を頂きました。コロナ禍のせいで、しばらくブライダル関係の依頼は無かったので、久しぶりでした。

ところが・・

会場と打ち合わせをすると、私にとっては初めてとなる厳しい条件が付けられました。

まず・・

鳩をなど動物を出すのは禁止。これは、食事を伴う会場では今までにも何度かあった事です。

それと・・

音楽を使用する際は原版となるCDを流す。もしくは著作権フリーの曲を使用する事。

親しいマジシャン仲間から、何度かこういう条件を言われる会場があると聞いた事はあったのですが、私としては初めての事でした。

なぜ、スマホやCD-Rに入れた音楽を流せない会場があるのか?


私はステージマジックを披露する際はiPadに使用する曲を入れておき、それを音響機器に繋げて音楽を流す場合が多いです。

使用している曲はiTunesやAmazonミュージックなどで購入してダウンロードしたものが殆どです。

今までのイベント会場では問題なく流せてもらいました。

では、なぜ、先日の会場ではNGとなったのか?

それは著作権の問題です。

今までのイベント会場では会場自体か、もしくは主催者となるイベント業者などがジャスラックへ音楽使用料を支払っていたから使用できたのです。

例えば、レストランやライブハウス、ショッピングセンターなど、普段から店内にBGMが流れている会場であれば、ジャスラックと契約をしているはずですから、マジックショーなどで音楽を流す事に著作権上の問題は発生しないはずです。

もしくは、マジックショー以外に音楽ライブや、ものまねショーなどをするような大規模なイベントであれば主催者である業者が予め、ジャスラックに音楽使用料を支払っている場合が殆どでしょう。

しかし・・

結婚式場やホテルの宴会場となると、普段から音楽を流しているわけではないですし、主催者がわざわざジャスラックへ音楽使用料を支払ってくれる事はなかなか無いと思われます。

私のマジック仲間からも結婚式でのショーは著作権の問題で使いたい曲が使えない事が多いという話を、よく聞きます。結婚式の主催者は新郎新婦ですからね。

ただし、原版のCDであれば問題なく流せるのだそうです。その理由は詳しくはわからないのですが、原版のCDには著作権使用料が含まれているという事なのでしょうか?


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ステージマジックに使える著作権フリーの音楽。


私はステージマジックを披露する際には10曲ほど使用します。

その為、1曲ごとにCDを入れ替えるというのはめんどくさいですし、著作権料を払うとなると1曲に3000円~4000円ほどかかると言われましたので、著作権フリーの曲でショーを構成しなおす事にしました。

調べてみると、最近は著作権フリーでもそれなりクオリティの曲がYoutubeなどで公開されています。

私が使用した曲は・・

オープニングのプロダクションマジックでは「ハイテンショントリック」という曲を使用しました。

タイトルからして、マジックにピッタリな曲ですね。

作曲者は「今川彰人オーケストラ」という方だそうです。

トークマジックのBGMとしては「Nine Jack」という曲を使用しました。

軽いアップテンポで幅広く使用できそうな曲です。

作曲者は「まんぼう二等兵」という方だそうです。

リンキングリングでは「Luculia」という曲を使用しました。

こちらも作曲者は「まんぼう二等兵」という方だそうです。

フローティングテーブルは「Undertaker」という曲を使用しました。

こちらの作曲者は不明です。

プロダクションマジックやマニピュレーションなど幅広く使用できそうな曲ではと思います。

個人的に「まんぼう二等兵」さんの曲はマジックに使用できそうな曲が多いと思います。

こちらの「Blaze a Trail」なんかも大掛かりなイリュージョンマジックにピッタリではと思います。

ご本人の公式サイトもリンクしておきます。

*まんぼう特攻兵

最後に。


著作権に関する説明は私が詳しそうな人から聞いた話や、ネット上で調べた知識を書いているものですので、専門家の意見ではありませんので、間違っている部分もあるかもしれません。

もし、間違いがある場合はコメント欄なのでご指摘くださればと思います。


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