四国の人が蚊に刺されやすいのは何故なのか?3つの理由。

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はじめに。


先日、地元の高知新聞に興味深い記事が掲載されていました。

高知県民は蚊に刺されやすい人が多いと。

高知新聞(8月17日)より

正確には高知県民に限らず、四国全体で蚊に刺されやすい遺伝子を持つタイプの人が多いとのことです。

何だか、迷信じみた話で本当なのか?と疑ってしまいそうではありますが・・

これは、信頼できる企業が研究をした結果であり、科学的に証明されたデータなのだそうです。

なぜ、四国には蚊に刺されやすい人が多いのか?


株式会社ユーグレナという企業が遺伝子解析サービスのゲノムデータをもとに調査をして、「蚊に刺されやすい遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」と「蚊に刺されやすい遺伝子タイプが多い血液型」のランキングを発表したそうです。

*「蚊に刺されやすい人が多い」都道府県とは?【ユーグレナ・マイヘルス調べ】

それによると、「蚊に刺されやすい遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」の結果は、

1位が愛媛県、

2位が高知県、

8位が徳島県、

18位が香川県、

という、四国3県がトップ10入りで、1位と2位を占める結果になったのだそうです。

こちらの調査方法は、「蚊に刺されやすいタイプの遺伝子型・GG」、「やや蚊に刺されやすいタイプの遺伝子型・GT」「一般的なタイプの遺伝子型・TT」の3つのタイプの中から、「蚊に刺されやすいタイプ(遺伝子型:GG)」に該当する人の割合を都道府県ごとに算出し、数値化したのだそうです。

なぜ、四国に蚊に刺されやすい遺伝子タイプの人がい多いのかについては、言及されていませんので不明です。

ちなみに、蚊に刺されやすい遺伝子タイプの人が多い血液型は、

1位がO型(9.47%)、

2位がAB型(8.94%)、

3位がB型(8.83%)、

4位がA型(8.24%)、

という結果になったそうです。


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四国の人が蚊に刺されやすい理由は他にもある。


実際に四国には蚊に刺されやすくなる条件が揃っていて、主に3つの理由が考えられます。

①蚊に刺されやすい遺伝子を持つ人が多い。

こちらについては、上記で説明したとおりです。

その他にも2つの理由が考えられるでしょう。

②田舎なので、蚊が多く発生する条件が揃っている。

蚊は水があるところを探して産卵しますので、水田の多い田舎は蚊が発生しやすくなります。

また、竹藪にも蚊が多く発生するそうです。

③酒飲みは蚊に刺されやすい。

蚊に刺されやすくなる特徴は、

・体温が高い。

・二酸化炭素を多く発している。

・汗のニオイが強い。

という条件があり、これはお酒を飲むと全てが当てはまってしまうでしょう。

お酒を飲むと体温が上昇しますし、体内でアルコール分解される際に炭酸ガが呼吸とともに排出されるので二酸化炭素を多く吐き出すことになります。さらに、お酒を飲むと、普段よりも汗をかきやすくなるでしょう。

特に高知県民は昔から酒飲みが多く、お酒の文化も根付いている県ですので、蚊に刺されやすくなることが多いと思います。

最後に。

私自身もO型の高知県民ですので、蚊に刺されやすいタイプなのかもしれません。


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