場末の無名なマジシャンが新築一戸建てを建てる話。決断した4つの理由。

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はじめに。

私ごとではありますが、この度、40代後半にしてマイホームを購入する事になりました。

完全自由設計の新築一戸建てです。

ついに念願のマイホームを・・

と、思われがちなのではありますが・・

実は私にとっては「念願」というわけはなかったのです。

元々、私自身はマイホームに後ろ向きな考え方でしたし、一生、賃貸でも構わないと思っていました。

そんな私が、なぜ、新築の一戸建てを建てることになったのか?

さらに住宅は「賃貸と購入」どっちを選ぶべきか?で悩んでいるような方の参考になればと思い記事にしたいと思います。

私が新築一戸建てを建てる決断をした4つの理由。

私がマイホームを購入する決断をした理由は主に4つあります。

①家族が増えたから。

私には現在、1歳児と3歳児の2人の子供がいます。

ですので、現在住んでいる賃貸マンションでは子供が成長すると狭くなってしまうのは必然ですので、広い住居に引っ越さなければなりません。

②4LDK以上のマンションやアパートは少ない。

私達は4人家族ですので、部屋が4部屋+家族全員過ごすリビングがある4LDKという間取りを希望していました。

子供が成長したら、それぞれ自分の部屋が欲しくなるでしょうし、私自身も自宅で仕事に関する作業をする部屋が欲しい。そうなると妻だけ部屋が無いのは申し訳ないので、4人全員の部屋があり、さらに家族で過ごす広めのリビングがあるのがベストとなります。

ところが・・

マンションやアパートは広くても3LDKまでの間取りが殆どです。

そうなると、一戸建ての借家という選択肢も出て来るのですが・・

高知市内でも4LDK以上の借家は家賃が高いです。場所や築年数にもよりますが、中心街からそこまで離れていなくて、そこそこ綺麗な借家で4LDKだと家賃10万は越えます。

そうなると、マイホームを購入するという選択肢に行きついてしまうのですよね。

③建売住宅も4LDKは少ない。

マイホーム購入を考えてみるようになって、まず、検討してみたのは比較的、安く購入できそうな建売住宅でした。

しかし、検討してみてわかったのは建売住宅の殆どは3LDKの間取りばかりでした。

少ないながらも4LDKもあるにはあるのですが、それも1階のリビングの横に4畳程度の狭い和室がおまけ程度あって、それで4LDKというような間取りばかりです。

そうなると・・

・4LDKの間取りを妥協するか?

・自由設計の注文住宅で新築を建てるか?

という2つの選択となってしまったのです。

④建売住宅が注文住宅よりも安いとは限らない。

建売住宅と注文住宅、どちらも含めて検討してみると、建売住宅が注文住宅よりも安いとは限らないという事に気付かされました。

もちろん相場よりも格安な建売住宅で一見、お買い得な物件というのもあるのですが・・

それは総じて「売れ残っている物件」なのです。

建売住宅というのは物件が完成し販売を始めて、半年、1年、2年と売れずに月日が経つに応じて、値段が下がっていく仕組みなのです。

つまり、新しく完成したばかりの物件は値段が高いのです。

売れ残っている物件となると、人気のない場所だったり、間取りが狭かったりと、何かしら不人気な理由がつきものです。

注文住宅は人気のある場所を狙って、間取りも広くしたいなど、拘りが多いほど高くはなりますが、一方で拘らないところは値段を抑えるように削る事も出来ます。

つまり、注文住宅の場合は担当営業マンとの交渉で値段の調整はしやすいのです。

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持ち家と賃貸、どっちがお得なのか?

「持ち家と賃貸、どっちがお得なのか?」

これはネット上などでも、よく議論されている内容であり、結論だけを調べてみると、「賃貸の方がお得。」という意見の方が多いようにも感じます。

私自身も元々はマイホームへの憧れは全くと言っていいほどなく、賃貸で済んでいる方が経済的に賢いし、お得だろうという考えでした。その考えは今でも間違ってはいないと思っています。

ただし、実際にマイホームの購入を検討してみると、「人によっては持ち家の方がお得な場合もある」という事に気付かされました。

では、私的に「持ち家の方がお得な人と、賃貸の方がお得な人」の違いとは・・

家族がいて一生そこから引っ越す事はないか?将来的に引っ越す可能性があるか?

です。

つまり、結論は・・

家族がいて一生そこに住むならば持ち家、引っ越すかもしれないなら賃貸。

と考えれば良いでしょう。

理由は、先に述べた通り、同じ場所で、同じ間取り、同じ築年数の物件であれば、賃貸の家賃相場よりも持ち家にした場合に月々支払うローンの方が安くなる事もあるからです。
(ただし、これは住宅ローン金利によって左右されます。)

さらに、住宅ローンには団体信用生命保険(団信)と呼ばれる保険が付いてきますので、住宅ローン契約者が死亡した場合はローンはチャラになります。残された家族にローンの返済義務を負わせることなく、家を残すことが出来ます。

賃貸だと残された家族は家賃を払い続けないとといけないですが、持ち家の場合はローンを支払う必要がなるのです。

また、金利が上乗せにはなりますが、「がん団信」と呼ばれるオプションを付けることが出来れば、ローン契約者が「がん」と診断された場合にローンをチャラにしてもらえたりもするのです。

これらを考慮すれば、家族のいる人で引っ越さないのであれば「持ち家の方がお得」と考えても良いのではないでしょうか。

もちろん、人生何があるかわからないのですから、私も含めて引っ越す可能性が0%の人なんて存在しないのかもしれません。そう考えれば「賃貸の方がお得」と結論付けるのも間違いではないのかもしれません。

ただし、「一生、そこに住みたい」と言うよりも・・

一生、その場所に住む覚悟を持てる人であれば、持ち家を選ぶのも間違いではないとも思います。

家の購入は楽しい事ばかりではない。

マイホームの購入は家族でモデルハウスを見学したり、リビングの広さや部屋の間取りを話し合ったりと、一見、楽しそうなイメージを持たれがちですが、私的には楽しい事よりも、大変な事が多かったという感想です。

「一生に一度の買い物」と呼ぶのは、その通りと言うよりも、その通りにしなくてはならないですので、だからこそ失敗は許されません。

ですので、家の購入は「人生のプロジェクト」です。

幾つかのハウスメーカーや工務店を回り、担当営業マンとの打ち合わせは、いつも真剣勝負で挑むつもりでいました。

それぞれ、ライバル社から頂いた見積書を見せあって、毎回、ライバル社よりも良い条件を提案してもらえるかを交渉し、少しでも良い条件を出してくれる営業マンを選定しました。

実際に住宅メーカーの営業マンというのはライバル社の見積書を見せると必要以上に粗探しをしてダメ出しをして来ます。

ただし、そのダメ出しが本当にお客の事を思っての事なのか、もしくは単に自社の方を良く見せたいだけなのか、その辺りが良い営業マンかどうかだと思います。

それと、私的にですが、良い営業マンというのは質問をすると何でも直球で答えてくれます。

答えにくい質問をした場合にはぐらかしたり、ハッキリ答えない営業マンは信用できないと思います。

さらに、家の購入で重要なのは住宅ローンの選定です。

これは必ず1か所で決めず幾つかの住宅ローンの審査を受けるべきです。

家の購入は沢山決めることが多いですので、住宅ローンの審査が一発で通ったりしたら、そこでいいやと思いがちになりそうですが・・

住宅ローンは楽で審査が通りやすい所よりも、めんどくさくて審査が厳しい所ほど条件が良くて金利が安い傾向があります。

住宅ローンの金利は0.1%安くなるだけで、将来的な貯蓄に大きく影響してきますから、決して妥協せずに少しでも好条件な所を探すべきです。

最後に。

良いハウスメーカーと工務店の選び方や、住宅ローンに関することなど、専門家のYoutubeチャンネルなどもありますので、それらを見て参考にしてみると良いと思います。

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