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フリーランスの戦い方。会社組織の経営戦略を真似てはいけない。



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はじめに。


私はプロマジシャンであり、フリーランス(自営業者)です。

プロマジシャンの業界はフリーランスや個人事業主として働く人が多い世界。

フリーランスと言えど経営者です。

最近は大企業の社長から学ぶ経営の本や経営セミナーなどもあります。

将来、会社を立ち上げて社長を目指す人であれば、そういったものも参考になるかもしれませんが・・

もしも一生、フリーランスとして仕事をして行きたいと思うのであれば、社長や会社組織の経営戦略をそのまま真似るというのは、少し違って来るのです。

フリーランス、個人事業主、自営業の違い。


フリーランスとは?

フリーランスとは企業に属さず、独立して仕事をしている人の事です。

イラストレーターやカメラマンなどの仕事にフリーランスは多いと思われます。

個人事業主とは?

個人事業主とは税務署に開業届けを出しているけど、法人を設立せずに個人で事業をしている人の事です。

飲食店などの店舗を営む人に多いでしょう。

自営業とは?

自営業とは自ら事業をしている人の事であり、幅広く使われる言葉です。

つまり・・

フリーランスと個人事業主、どちらも自営業です。

ちなみに・・

私の場合はイベントなどでマジックショーをする仕事はフリーランス。

マジックバーの経営は個人事業主となるでしょう。

会社の社長は「戦国武将」であるべき。


会社の社長は社員達のトップに立つ人です。

戦国時代に例えるなら、会社はお城であり、社員は家来、社長はお殿様であり戦国武将でしょう。

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戦国武将は戦でリーダーシップを発揮して、戦略を練り、家来達に的確な指示をしないといけません。

また・・

武士道という理念の元、家来達の見本となる生き方をしないといけない存在です。

社長もリーダーシップを発揮して、社員達に指示をしないといけませんし・・

社員の見本となるように、先頭に立って会社を引っ張って行き、頼れる存在でないといけません。

フリーランスは「忍者」であるべき。


会社の社長が戦国大名なのであれば・・

フリーランスや個人事業主など自営業者は忍者であるべきです。

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忍者はフリーランスと同じく個人で戦います。

忍者が戦国大名率いる大軍に正面から戦っても勝ち目はありません。

しかし・・

忍者には忍者の戦い方があるのです。

忍者から学ぶフリーランスの戦い方。


①忍者は目立ってはいけない。

忍者は基本的に目立たず、敵から姿を隠しています。

フリーランスも同じく目立ちすぎない方が良いのです。

それは何の事かというと・・

事業の宣伝活動です。

大企業は有名芸能人を起用してテレビCMなどで大々的に商品や事業を宣伝したりします。

しかし・・

フリーランスのような個人に、そんな広告宣伝費をかける予算ありません。

宣伝力で勝負をしても勝ち目は無い。

ですので・・

フリーランスは高い広告宣伝費をかけて勝負する必要はありません。

大企業のように目立たなくて良いのです。

私は基本的に広告宣伝費は一切かけていません。

ただし・・

一切、宣伝をしなくて良いというわけではありません。

今はSNSなどネットがあれば、個人がタダで宣伝を出来る時代です。

つまり・・

フリーランスのマーケティングは口コミに力を入れるべきなのです。

大企業と違い、フリーランスは個人ですので、仕事の依頼を引き受けられる顧客の数も限られます。

より多くの顧客を受け持つよりも、本当に自分を必要としている顧客に出会えるように、口コミでアピールして行くべきでしょう。


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②忍者は正々堂々と勝負はしない。

戦国武将は武士道の名の元に正々堂々と勝負をするのが美学です。

しかし・・

忍者が正々堂々と大軍相手に真正面から勝負をしても勝ち目はありません。

忍者は刀だけでなく手裏剣や独自の忍術を使い、独特な戦い方をするものです。

大企業は予算をかけて自社のブランド力を作り上げるものですが、フリーランスのような個人に、それは難しいでしょう。

ですので・・

フリーランスや個人事業主は独自の戦い方をするべきです。

それは・・

大企業には出来ない戦い方をする事。

私が長年、お世話になっている自動車販売店は大手の正規ディーラーではなく、個人経営のような町の車屋さん的な所です。

大手ディーラーであれば「安心と信用」は強いですが・・

個人経営店の場合は大手ディーラーでは出来ないサービスをしてくれます。

例えば、長年乗っている車が故障した場合に、正規部品でなく、廃車になる車から代用出来る部品を取り出して、安く修理をしてくれたり・・

新車を購入する際も各メーカーの車の良い所と悪い所も正直にえこひいき無しに話してくれます。

まさに、個人店だからこそ出来るサービスであり、戦い方でしょう。

また・・

飲食店には大手チェーン店もあれば、地元の隠れた名店もあります。

大手チェーン店はマニュアル化されたメニューで勝負をしますが・・

隠れた名店にはマニュアルはなく、常連様しか知らない裏メニューがあったり、その場でお客様のリクエストで創作料理を作ったり出来るものです。

つまり・・

大手には出来ない弱点を付いて戦うべきなのです。

③忍者は変装をする。

時代劇などで忍者は町人や農家に変装していたり、くノ一と呼ばれる女性忍者は芸者に変装したりします。

フリーランスは変装ではありませんが、色々な仕事をしないといけません。

個人で仕事をするのですから、営業活動や経理にスケジュール管理も全て自分でやらないといけません。

つまり・・

本業以外に幅広いスキルを持つ必要があります。

だからこそ・・

それがフリーランスの強みにもなります。

企業はそれぞれの分野に担当者がいるものですが・・

フリーランスの場合は全てを担当しているのが自分自身です。

顧客からすると、要望によって、いちいち担当者が変わるよりは、全てを一人が担当してくれている方が安心な場合もあるでしょう。

④忍者の使命は生き抜く事。

忍者の仕事はスパイ活動のように敵の情報を主君である、お殿様に伝える事でした。

ですので・・

その使命を果たすまでは決して敵に見つかり死んではいけなかったのです。

侍は正々堂々と戦い美しく散る事も美学とされていたようです。

家来である侍が死んでも、お殿様が生きている限りはお城は守られているからです。

しかし・・

忍者は美しくとも散ってはいけなかったのです。

これは、現代の大企業とフリーランスの経営戦略の違いにも例えれるでしょう。

大企業の社長は戦国武将のように、ライバル会社としのぎを削り勝負していかないといけません。

時には負ける事もあるかもしれませんが・・

負けても会社が倒産しない限りは再び勝負が出来ます。

しかし・・

フリーランスは大企業のような体力はありませんので、一度の負けが命取りになるかもしれません。

フリーランスは負けるかもしれない勝負はしてはいけないのです。

企業の使命は新事業に挑戦し続けることでしょうが・・

フリーランスや個人事業主の使命は生き残り続ける事なのです。

ですので・・

フリーランスや個人事業主は大企業のようなリスクを取るべきではありません。

一つ例を上げるとすれば、融資です。

企業は基本的に新事業を立ち上げる際に銀行からの融資(借金)を元手に立ち上げて行きます。

しかし・・

それは会社経営のやり方です。

フリーランスや個人事業主は借金というリスクを出来る限り取るべきではありません。

万が一、事業が失敗した場合に命取りになるからです。

新事業をやらない方が良いというわけではありません。

時間と金銭の余裕があるなら、やるべきでしょうが、個人の場合は借金というリスクを取らずに、まずは出来る限り予算をかけずにやるべきでしょう。

また・・

事業が一つだけというのは、その事業が行き詰まると収入が無くなるわけですから、それはそれでリスクが高くなります。

リスクの分散の為に事業を複数持つ事も大切ですが・・

フリーランスは会社組織とは違い、基本的に個人で仕事をするわけですから、出来る事は限られます。

私はフリーランスの事業は3つが、ちょうど良いと思います。

最後に。


フリーランスはビジネスの世界で弱者です。

しかし・・

弱者には弱者の戦い方があるのです。

それは・・

経営戦略の専門用語で言う「ランチェスター戦略」です。

ランチェスター戦略とは、ある限られた分野のNo.1になる事。

つまり・・

大手が攻めて来ない。もしくは、攻めてきにくい場所や分野を狙って、そこの一番になれば良いのです。

ランチェスター戦略は、まさに元々、軍隊戦略の言葉で弱者の戦い方のマニュアルなのです。

ビジネス実戦マンガ ランチェスター戦略 弱者が勝つ最後の方法


関連記事


関連記事として以前に以下の記事を書いています。

飲食店やお店を経営した方。また、個人で経営をしてみたい方向けの記事です。

*小さな飲食店が成功する、たった一つの方法。

マジシャンだけでなく自営業者全員に参考にしていただけると思う記事です。

*誰も言わないプロマジシャンになる本当のリスク。備えるべき5つの方法。

自営業者全般向けの記事です。

*自営業の店舗経営者がやってはいけない3つの事。


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ブログを2年書いてわかった読まれる記事と読まれない記事の違い。



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はじめに。


私はブログ記事を書き始めて、ちょうど2年になります。

記事数は現在180記事ほど。

ブログの内容は雑記ブログとして、様々な内容で書いています。

そこで、2年間書いてみて「読まれやすい内容の記事」と「読まれにくい内容の記事」の傾向が分かって来ましたので、それを詳しく説明します。

ぜひ・・

ブログを書いている人、またYouTuberとして動画を作成している人のネタの参考にして頂ければと思います。

書いているブログ記事のカテゴリー内容。


私が書いているブログ記事のカテゴリー内容は・・

①マジック。

私の職業はプロマジシャンですので、もちろん、マジックに関する内容の記事を沢山、書いています。

具体的にはマジックの歴史、練習の仕方やアドバイス、後はマジックに使用する鳩に関してなど。

ただし・・

私のスタンスとして種明かしの内容は書かないようにしています。

②経営。

プロマジシャンは自営業です。

そして・・

私はマジックバーの経営者でもあります。

その視点から経営に関する内容の記事も沢山、書いています。

③地域の情報。

私の地元である高知県の情報の記事も沢山、書いています。

地域のお店の情報や観光地の事。あるいは坂本龍馬に関する歴史の事などです。

④健康。

私は40代になり健康に気を付けるようになりました。

ですので、たまに健康に関する内容の記事も書いています。

⑤その他。

その他にもパソコンやスマホ関係、プライベートで買って良かった物などの事も書いています。

「読まれる記事」と「読まれにくい記事」の違い。


私が書きたい記事の内容。

ブログ記事の内容で私が書きたい内容に順位を付けるのであれば・・

①マジック。

②経営。

③地域の情報(歴史に関する事)。

となります。

やはり、好きな仕事をしている分、仕事に関する事を書くのは楽しいですし、書くモチベーションもあがります。

その次は、私が歴史が好きですので、歴史に関する記事を書くのも楽しい。

つまり・・

自分の好きな内容の記事を書く事が楽しいのです。

実際に読まれている記事の内容。

では、実際に読まれてPV数が伸びている記事の内容を発表します。

1位・地域の情報。

一番、アクセスがあるのは地域の情報です。

その中でも一番、読まれている記事はこちらです。

高知に進化版TSUTAYAの「蔦屋書店」が出来る。

高知市に「進化版の蔦屋書店」が出店されたという内容の記事です。

こういった、地元に新しい有名店が進出するという内容の記事は、とてもバズりやすいのです。

オープン1ヶ月前からオープンして間もない頃までの間は、ものすごくバズります。

地元のテレビや新聞でも取り上げられたりするので話題になり、行ってみたいという人はアクセスするのでしょうね。

あと・・

こういった記事は地元の人しか書かないですから、ライバルも少ないのです。

さらに・・

コンスタントにPV数が伸びている記事はこちらです。

キリンビールの「たっすいがは、いかん!」の本当の意味。

これは、キリンビール高知支店のキャッチフレーズである「たっすいがは、いかん!」という土佐弁に関する記事。

高知ではビールを出す飲食店に必ずと言っていいほど、このキャッチフレーズの書かれたポスターが貼られていて、街のあらゆる場所で見かけます。

高知に観光に来た人などが「どういう意味なんだろう?」と、思って、アクセスしてくれているのだと思います。

その他にも、高知の県民性に関わる内容の記事なども、わりとPV数が伸びています。

ただし・・

私の好きな歴史に関する記事はイマイチPV数がの伸びていません。

2位・健康。

健康に関する記事は安定して読まれています。

特に読まれているのが、こちらの記事。

鼻の中が猛烈に痒い「鼻前庭湿疹」

実は全ての記事でPV数トップ一位は、こちらの記事なのです。

鼻の中の粘膜が痒くなる原因と対策を実際に耳鼻科で診察してもらった内容の記事。

ただし・・

その他の健康に関する記事は、そこまでは伸びてはいません。

つまり・・

こちらの「健康」もライバルの少ない内容の記事が伸びるのだと思います。

3位・マジック。

私が一番、書きたいマジックに関する内容の記事は実は、あまりPV数が伸びていません。

しいて言うなら、鳩に関する記事は、それなりに読まれてはいます。

こちら

マジシャンの為の銀鳩飼育講座。銀鳩を購入する3つの方法とケージの選び方。

おそらくライバルが少ない事と、また、マジシャンだけでなく鳥をペットとして飼っている人も読んでくれているからだと思います。

そもそも・・

マジックに関する記事に興味のある人は、私のような地方のマジシャンよりも、テレビなどで活躍するしている有名なマジシャンのブログを読む人が多いのでしょう。

その他にも・・

経営に関する記事も正直、あまりPV数は伸びません。

こちらも興味のある人は、私のような地方の自営業者よりも、有名な実業家の方の記事がネット上にありますので、当たり前ですが、そちらを読むのでしょう。


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読まれやすい記事の内容。


つまり、読まれやすい記事の内容とは・・

・ライバル記事が少ない。

・知りたい人が多い情報。

という事になります。

地域の情報などは、まさにそれに当てはまる内容が多いです。

地域の情報を詳しく書けるのは地元の人だけですから、ライバルが少ない。

地元の人だけでなく観光客にも役立つ情報になる。

しかし・・

マジックや経営に関する事はライバル記事も多くて、役立つ情報を文章のみで伝えるには限界があります。

具体的なマジックのやり方、つまり種明かしにもなる内容まで書けば、アクセスが増えるのかもしれませんが・・

それは、私のスタンスに反しますし、無料で公開はしたくないです。

ただし・・

PV数ばかり気にしていては、ブログを書くのが楽しくなくなってしまいますし、書きたい記事は書けばいいと思います。

ブログ初心者の方が、この記事を読んでいてくれるのであれば、50記事ほどまではPV数を全く気にせずに、自分の書きたい記事を書くべきだと思います。

そこから、段々とPV数を伸ばすコツもわかってきます。

私もPV数がイマイチの記事も書いて無駄だったとは思っていません。

全く読まれていないというわけでは無いですし。

PV数が伸びていなかった記事が、突然、伸びだす事もあります。

例えばテレビやニュースなどで、当てはまる内容が取り上げられたりしたらです。

最後に。


関連記事として、以前に以下の記事を書いています。

自営業、フリーランスの人はブログを書くと成功する。5つの理由。

よかったら、こちらも読んでみてください。


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*画像「Pixabay」より

元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense 収益・集客が1.5倍Upするプロの技60

自営業の店舗経営者がやってはいけない3つの事。



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はじめに。


独立して自分でお店を経営してみたいという人向けの記事です。

私は手品家高知店の店長として11年店舗運営をしていまして、経営者としても5年目になります。

私の経験や同じ自営業者達を見てきた上で「これだけはやってはいけない」という注意事項を説明します。

店舗経営をする上で、やってはいけない事。


①共同経営。

親しい友人や仕事仲間と一緒に独立して、共同経営でお店を立ち上げようとする方々は多いです。

しかし・・

殆どの場合、上手くは行かず、共同経営は破綻しやすいです。

気が合う仲間であったとしても、ビジネスの中では意見が食い違うことが必ず出てきます。

ビジネスは経営者と従業員という立場なので成り立つのです。

経営者は経営方針を決める権利がある分、責任を持ちます。

従業員は経営者の決めた経営方針に従わないといけないですが、責任は持たなくて良いのです。

共同経営という形では、どちらも経営者ですので、意見が食い違った場合に、お互いが不満を抱き、人間関係にも亀裂が入ります。

どんなに仲が良くて信頼出来る人物であっても、共同経営はお勧め出来ません。

もし・・

自分以外に出資者を募るのであれば、自営業ではなく株式会社を立ち上げ、株主という立場になってもらうべきです。

②友人がお客で出来た際に割引をする。

飲食店などで経営者の友人がお客として来た際に、特別扱いをして割引するお店なのがありますが、これは店舗経営が失敗しやすい悪い例です。

友人を大切にするのは良い事ではありますが、ビジネスとプライベートを混同してはいけません。

もし・・

他のお客が友人だけを特別扱いしていることを知ったとしたら、良い気分はしないでしょう。

基本、お客様は平等でなくてはいけません。

特別サービスをするのであれば、友人とかは関係なく、お店を特に応援してくれている常連様でしょう。

また・・

一度、割引サービスをしたお客は、また、そのサービスを期待して来店する事になります。

そうなると、毎回、割引しないといけなくなってしまいまい、お店の利益に悪い影響を与えてしまいます。


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③経理やお金の管理を従業員に任せてしまう。

経理関係が苦手な経営者は経理が得意そうな従業員に完全に任せてしまう場合があったりしますが、これも悪い店舗経営の例であり、トラブルの元です。

経営者自身も、ちゃんと経理関係を把握しておけば大丈夫でしょうが、完全に一人の従業員に任せてしまうというのは危険です。

どんなに信頼出来る従業員だったとしても、人間には魔が差すという場合があります。

従業員が経営者に経理を監視していないと知ってしまったら、甘えが出ることはあるものなんです。

「こんなに頑張っているのだから、少しくらいなら・・」

と、思ってもおかしくはないでしょう。

その甘えがエスカレートしてしまうと、危険なことになります。

また・・

例え、従業員が何も悪い事をしてなかったとしても、もし、お店のお金が無くなったとなると、真っ先に管理している従業員が疑われることになってしまいます。

ですので・・

経営者自身も経理はしっかり把握しておく。

お金の管理は経営者自身が責任を持ってする。

それが、トラブルを防ぐ上で重要なのです。

最後に。


店舗経営者はお店を立ち上げる資金さえ用意できれば誰でもなれます。

難しいのは経営を続けていく事なんです。

その為には経営をしっかり勉強する必要があります。

ただし・・

現在、あらゆる経営に関する書籍やネット上にも経営に関する情報商材などが溢れています。

中には、店舗経営や業種によっては、あまり役に立たない物もあります。

株式会社でなく自営業の店舗経営であれば、そこまで複雑な情報は必要ないと私は考えます。

重要なのは経営者自身の考え方や経営方針です。

関連記事として・・

小さな飲食店が成功する、たった一つの方法。

という記事を以前に書いています。

宜しければ、そちらも読んでみてください。


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*アイキャッチ画像:TumisuによるPixabayからの画像

*挿入画像「Pixabay」より

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プロとして食べていけなくなったマジシャンの悲惨な末路。



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はじめに。


とあるプロマジシャンの物語です。

あなたは彼の人生は幸せだったと思いますか?

プロとして食べて行けなくなったマジシャンの人生。


手に一組のトランプを握りしめながら・・

自分の歩んできた人生を振り返ている、孤独な男性がいました。

平成の終わりから20年の月日が流れようとしていた頃に・・

第1章・セミプロマジシャンと自称する青年。

ときはバブルがとっくに崩壊した平成の時代。

とある地方都市に一人の若者がいました。

名前はマサヒロ。

年齢は23歳。

学校を卒業後、地元の企業に就職したものの3年ほどで退職。

現在はアルバイトで食い繋ぎながら、20歳を過ぎて実家暮らしの親のすねかじり。

唯一の特技はマジック。

子供の頃から勉強は出来ず、運動もイマイチ。

だけど、テレビで見て興味を持ったマジックを少しばかり練習して同級生に披露したら、その日は教室の人気者になれた。

その日からマジックの虜になった。

「お前、プロマジシャンになれよ。」

そう、友達から言われたものの、根は引っ込み思案な自分に、そんな行動をする勇気はない。

友達だって、本気でプロになれと言っているわけでないのは、わかっている。

半分はからかっているのだ。

引っ込み思案な性格は捻くれた思考にも繋がってしまう。

そんな学生生活を得て、親に言われるまま平凡な人生を送るつもりではあった。

しかし・・

平凡な社会生活は甘くはなかった。

職場での人間関係に疲れて3年で退職。

気が付けば定職にもつかず、良くてフリーター、最悪ニートの肩書きの青年になっていた。

しかし・・

そんな青年の人生を大きく変えるきっかけがあった。

ある日、友人に誘われて地元のバーへ立ち寄った。

友人「マスター、こいつマジックがスゲーんだよ。」

マスター「え?マジシャンなの?何か見せてよ。」

マサヒロ「じゃあ、少しだけ・・」

少しだけとは言ったものの、見せる気満々でポケットから直ぐにトランプを出す。

引っ込み思案な性格なのに、自信のある事だけは積極的。

「スゲー!何で?」

「やばーい!初めてこんなの見た♡」

たまたま隣にいた女性客まで黄色い声を出してくれた。

快感なひと時である。

マスター「プロなの?」

マサヒロ「い、いや・・セミプロです・・」

アルバイトで食いつなぎ、年に2回ほど交通費だけもらって、地元のイベントなのでマジックをする機会がある程度。

それを、セミプロと自称する見栄っ張り。

マスター「プロ目指してるんだね。じゃあ、うちでバイトしない?ちょうど募集してるんだよ。」

マサヒロ「え・・?はい。いいですよ。」

そんな、やりとりでバーでアルバイトをする事になった。

挿入画像01

第2章・様々なお客様に来てもらいたいマジックバー。

バーでアルバイトを始めてから2年の月日が経つ。

マサヒロは25歳。

彼には、ある目標が出来ていた。

マジックバーをオープンする事。

引っ込み思案な性格ではあったけど、良く言えば彼の性格は謙虚。

なぜか、謙虚さはバーのお客にウケた。

マジックも一定数のお客には新鮮な特技としてウケていた。

彼を目当てに足を運ぶお客もいた。

カクテルを作る腕前も2年働くと、それなりに。

マサヒロはついにマジックバーをオープンさせた。

挿入画像02

資金は親から借りた。

小さな箱の店だが、若き店舗オーナーである。

ただし・・

マジックバーではあるが、マジック目当てではないお客にも来てほしい。

なので、店にはカラオケも設置。

カクテルはシェーカーも振るし、本格的なものを提供出来るようにした。

オープン日当日・・

夜8時にオープンしたけど、1時間経ってもお客が来ない。

マサヒロは不安であった。

9時30分を過ぎた頃・・

ガチャ。

扉の音がした。

「いらっしゃいませ!!」

ついに初客が来店。

マジック仲間であった。

その後・・

2年間働いていた店の常連客や、閉店間際にはマスターもお祝いでかけつけてくれた。

まずまずの滑り出し。

一ヶ月後・・

売り上げを計算すると十分な数字であった。

「俺は立派なマジックバーのマスターに昇り詰めた。」

マサヒロは自信に満ち溢れていた。

1年後・・

店の売り上げは順調。

マサヒロには地元のイベントでマジックショーの依頼も、時々、入るようになっていた。

「プロマジシャンなんですか?」

「はい。プロですよ。」

俺はマジックで飯を食べている。

そんな自信があった。

しかし・・

実際のところ、店の常連はマジックをあまり見ようとはしない。

酒を飲んでカラオケを歌ってはしゃぐ。

店の雰囲気は単なる小さなスナックであった。

別にマジックを見なくても、お客様に楽しんでもらえればそれでいい。

それが、マサヒロの信念。

2年後・・

相変わらず店は順調。

しかし・・

イベント出演の依頼はあまり来なくなっていた。

マサヒロは大勢に見せるステージマジックはあまり得意ではなかった。

それどころか・・

売り物のマジックをただ披露していた程度。

「俺の得意分野はクロースアップマジックだから。」

そう、自分に言い聞かせていたし、店のお客にもそう語っていた。

3年後・・

店の売り上げがイマイチ伸びなくなっていた。

実家暮らしであったし、生活に困らない程度は稼いでいた。

しかし・・

マサヒロは28歳。

将来、結婚してもやっていけるのだろうか?

バーのマスターになると、ある程度はモテるものである。

マサヒロは彼女が出来ては直ぐに別れて、また、新しい彼女が出来る。

そんな、恋愛遍歴を繰り返していた。

学生時代は引っ込み思案で消極的な性格とは大違いである。

ただし、実際、別れる原因は彼女が直ぐに離れて行くからであった。

「マスターはモテるよねー。」

男性客から、そういう評判をもらっていた。

「いやいや、全然ですよー。」

そう、謙遜しながらも、内心は自分はモテるという自信を得ていた。

それは、勘違いなのかもしれないが。

4年後・・

マサヒロの店は売り上げが落ちていた。

「何でだろ?」

料金は他店よりも安くて設定。

接客の評判も決して悪くない。

カクテルの種類も豊富。

カラオケもある。

そして、何より得意なマジックもある。

「まぁ、不景気な世の中だから。」

それが、マサヒロの答えであった。

ある日・・

「うちに来ませんか?」

県外でマジックバーを営む、親しい知人から、そんな声がマサヒロにかかった。

しかし・・

「冗談じゃない!田舎町でも俺はプロマジシャンであり、マジックバーのオーナーだぞ。」

今更、雇われになるのはプライドが許さなかった。

そのうち、景気が良くなれば、店の売り上げも取り戻せるはず。

「今の政治はダメだ。」

いつの間にやら、そんな口癖がマサヒロには出来ていた。

5年後・・

ついに、マサヒロはアルバイトをするようになっていた。

昼間は週に3回、アルバイトをしながら、夜はマジックバーを営む生活。

実家暮らしながらも、マサヒロの生活はギリギリであった。

というよりも・・

週に3回のアルバイトの方が収入が多い。

それでも・・

プロマジシャンという肩書きにマサヒロは拘っていた。

いや・・

「俺は本当にプロマジシャンなのか?」

「プロと名乗る資格があるのか?」

心の奥では、そんな自問自答が出てきていた。

しかし・・

その自問自答からは背を向けていた。

そうしないと、生きる希望を失いそうであった。

第3章・プロマジシャンであり続けたい中年男。

マサヒロは40歳になろうとしていた。

ついに・・

店をたたむ覚悟が出来た。

まがいなりにも、10年以上プロマジシャンとして活動して、マジックバーのオーナーとしてやって来た。

この経験は必ず、次の仕事でも役立つはず。

そんな自信があった。と言うよりも、そう自分に言い聞かせた。

しかし・・

この年齢で新しい職に付く不安もあった。

マサヒロは居酒屋に勤める事にした。

接客には自信があったし、マジックも披露して役立てる事が出来るだろうという理由からである。

根は真面目な性格であったので、それなりに、仕事をこなしていた。

ただし・・

年下の先輩から飲み物の作り方や接客態度を注意される事にプライドを傷付けられる日もあった。

ところが・・

マサヒロには再び新しい目標が出来ていた。

「もう一度、マジックバーをオープンさせたい。」

それから、5年後・・

コツコツと貯めた、貯金でマサヒロは再びバーをオープンさせた。

第4章・さらにサービスを増やしたバー。

マサヒロは45歳で再びバーをオープンした。

しかし・・

看板にマジックバーの文字は無かった。

「カクテル&フードバー」であった。

居酒屋で覚えた料理とお酒を提供する店であった。

もちろん、カラオケもある。

マジックは要望があれば披露する。

マジシャンとしてもプロ。

そんなコンセプトであった。

45歳で実家暮らし独身。

「それでも、一国一城の主人として仕事が出来れば、俺は幸せだ。」

そう、自分に言い聞かせていた。

店は夜明けまで長々と営業していた。

「仕事が俺の生きがい。」

それが、マサヒロの口癖であった。

オープンから5年後・・

マサヒロは店をたたんだ。

飲食店経営は、やはり甘くはなかった。

何年ぶりだろう?

目から涙をこぼれ落ちたのは・・

自ら命を絶ちたいくらいの気持であったが・・

・・・

そんな勇気は彼にはなかった。

挿入画像03

第5章・元プロマジシャンのプライド。

マサヒロは50歳を超えていた。

親も高齢になり、もう頼れない。

50歳を超えてアルバイトを転々としていた。

「俺、元プロマジシャンなんだよ。」

そう、言って、たまに披露するマジックが少しばかりの喜びであり、プライドであった。

しかし・・

マジックを披露すると、虚しさもこみ上げるのを感じていた。

マサヒロは60歳を超えた。

両親はすでに他界。

親の残してくれた家で生活保護を受給しながら暮らしていた。

ある日・・

・・・

自分の命が残り少ない事を宣告された。

「俺の人生は果たして幸せだったのか?」

そう、自問自答しながら残りの人生を生き続けていた・・

・・・

病気と闘う気力は彼には残っていない。

「幸せだったはず。でも・・」

・・・

・・・

・・・

マサヒロは人生を終えた。

そう、

手に一組のトランプを握りしめながら・・

物語の主人公のようにならない為に。


自分の人生が幸せかどうかを決めるのは自分自信です。

マサヒロは十分に幸せであり、人の人生を指摘するなんて失礼かもしれません。

しかし・・

マサヒロは最後に「でも・・」という、人生に心残りがあったようです。

そして・・

マサヒロのモデルは実は私自身なのです。

と言うよりも・・

物語はもしかしたら、私が歩んでいたかもしれない人生なのです。

ですので・・

私的にマサヒロが人生で間違えてしまった選択がわかるのです。

それは・・

第1章〜第5章までのサブタイトルです。

①セミプロマジシャンと名乗る青年。

マサヒロは大きな勘違いをしています。

彼は「セミプロ」という言葉をプロ並みという風に使っています。

プロマジシャンの肩書自体、自称なのですから、名乗るのは自由かもしれませんが・・

年に2回程度のイベント出演の経験で「セミプロ」と名乗るのはおかしなことでしょう。


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②様々なお客様に来てもらいたいマジックバー。

第2章でマサヒロはマジックバーをオープンさせましたが、サブタイトルである「様々なお客様に来てもらいたい」というのは、小さな店舗を経営する上では大きな間違いなのです。

小規模店舗の経営で重要なのは・・

ターゲットとする客層を絞る事です。

マサヒロの店はマジックバーなのに、カラオケがあったり、カクテルの種類を増やす事に力を入れて注いだりしてしまいました。

それがダメと言うわけではありませんが、まだまだ経験も乏しい彼には、どれも中途半端なサービスになってしまったのです。

まずは他店に負けない、1番の売りをつくる事が重要だったのです。

マジックバーとして経営していくのなら、まずは、しっかりとマジックに力を入れるべきだったでしょう。

しかし・・

マジックにそこまでの自信が無かったので、中途半端なサービスを色々と増やしてしまい、結果的に店のコンセプトがブレてしまったのです。

前半なマサヒロの人生は20代までの私そのものです。

第2章の後半で県外でマジックバーを営む知人から仕事の誘いが来ます。

これは、実際の出来事であり、私は全く同じ状況で現在、手品家を全国展開している株式会社マジックポットの代表であるトリット氏から声をかけてもらいました。

実際には私は、その話を有り難く受けて、手品家高知店の店長となりました。

それから、6年間、マジックポットの社員、そして手品家高知店の店長として働かせて頂き、勉強させてもらいました。

現在は再び独立させてもらい、手品家高知店のオーナーとなる事が出来ました。

ですので、トリット氏を始め手品家のメンバーの皆様は私の恩人であり、とても感謝しております。

物語のマサヒロはプライドを優先して、この有り難い話を断ってしまいます。

つまり、これが大きな間違いなのです。

後半は私がマサヒロと同じ行動をしていたら、どうなっていたかを想像して書いています。

③プロマジシャンであり続けたい中年男。

第3章ではマサヒロは店の経営が行き詰まり、ついに、店をたたみます。

しかし・・

昼間、アルバイトをしないと生活出来ない状況になった時点で、店の経営は、すでにダメになっていたのです。

つまり・・

もっと早くたたむべきだったでしょう。

④さらにサービスを増やしたバー。

第4章でマサヒロは再びバーをオープンさせますが、また、同じ過ちを繰り返してしまいます。

店のコンセプトがブレているのです。

さらに・・

飲食店は9割が10年以内に閉店してしまう業界です。

ある程度、料理が作れるようになっただけで、やって行けるほど甘い世界ではないでしょう。

ろくに経営の勉強もしないで、飲食店をオープンさせるのは無謀なのです。

⑤元プロマジシャンのプライド。

第5章については、もし、私がマサヒロのような人生を歩んでいたら、ストレスで病気になってしまうのではないかと思って書きました。

しかし・・

人生は何歳からでもやり直す事は可能でしょう。

過去の失敗にとらわれずに、マサヒロは新しい道を見つけて、前向きに進めば良かったのではないかでしょうか?

最後に。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

関連記事として下記の3つの記事を以前に作成しています。

小さな飲食店が成功する、たった一つの方法。

誰も言わないプロマジシャンになる本当のリスク。備えるべき5つの方法。

地方のマジシャンが収入を上げる5つの方法。

よかったら、こちらも読んでみてください。


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地方のマジシャンが収入を上げる5つの方法。



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はじめに。


全国には沢山のマジックを仕事として活動するプロマジシャンがいます。

しかし・・

収入については一般的に謎が多い。

デリケートな情報ではありますが、私の経験で知っている限りの情報と、マジシャンの方が収入を上げる方法のアドバイスを記事にします。

ただし・・

東京など都会のプロマジシャンの事情は私には詳しくは、わかりません。

この記事は私のように地方都市で活動するマジシャン向けの内容とさせて頂きます。

実はプロマジシャンは簡単になれる?


プロマジシャン という職業に資格や免許は必要ありませんので、簡単になれると言ってしまえばなれます。

それに・・

意外と自分一人が生活してしているだけの収入なら、すぐに稼げてしまう場合も多いです。

今は、カードやコインなどを使うクロースアップマジックだけであれば、ネットの情報だけでも、それなりに学べます。

クロースアップマジックを習得するだけであれば、それほど、資金も必要としません。

それを、路上などで披露して投げ銭を稼げば、すぐに収入に繋がります。

そして・・

ある程度の腕前になれば、バーや居酒屋などて披露するチャンスもあるでしょう。

上手くいけば、定期的な出演依頼にも繋がるかもしれません。

プロマジシャンになってからの落とし穴。


上記の通り、プロマジシャンになるだけなら意外と簡単になれる場合が多いです。

しかし・・

プロマジシャンはなった後に落とし穴にはまる可能性が高いのです。

それは・・

収入が上がらない事。

自分一人が生活していけるだけであれば、すぐに稼げるのかもしれません。

ただし・・

簡単なのはそこまででしょう。

その後はマジックが上手くなるほど収入が上がるとは限りませんし、レパートリーが増えたからと言って収入が上がるとは限らないのです。

20代の年齢であれば、好きな事を仕事に出来るのだから、収入は少なくても平気と思えるかもしれませんが・・

30代になり、さらに40代を超えても収入が上がらないのは辛くなるでしょう。

もし、結婚して家庭を持ちたいと思えば、このまま、プロマジシャンを続けるか悩む事になります。


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プロマジシャンが収入を上げる方法。


①ジャンルを増やす。

プロマジシャンが収入を上げる方法はズバリ・・

出来るジャンルを増やす事です。

レパートリーを増やすのではなくて、ジャンルを増やす事です。

例えばクロースアップしか出来ないマジシャンであれば、ステージマジックを習得する事です。

その、逆も言えます。

レパートリーを増やす事も大切ではありますが、それだけでは仕事は増えにくいのです。

なぜなら・・

出来る仕事の現場は増えないからです。

しかし・・

ジャンルを増やせば、出来る仕事の現場を増やせます。

クロースアップしか出来ないマジシャンであれば、ステージイベントの出演は難しいでしょう。

ステージマジックしか出来ないマジシャンであれば、バーや居酒屋などの出演は難しいでしょう。

つまり・・

出来るジャンルを増やす事は仕事の依頼窓口を増やす事に繋がります。

そして・・

ステージマジックを習得する場合は、まずは、ちゃんと出来る人から直接、習う事をお勧めします。

クロースアップと違って、ステージマジックは体全体を使うパフォーマンスであり、それは本や動画などでは、細かい大切な所までは、なかなか学べないからです。

②営業依頼が来たら打ち合わせをしっかり丁寧に。

プロマジシャンとして活動する人の殆どはイベント出演などいわゆる、営業と呼ぶ仕事をしているでしょう。

しかし・・

勘違いしている人は当日、現場へ行きショーをする事だけを仕事と思っています。

仕事は依頼を受けてから始まっています。

電話などによる打ち合わせも重要な仕事です。

クライアントへの言葉使いや、打ち合わせの内容自体も丁寧さを心がけましょう。

現場が近隣であれば下見にも行くべきです。

私はショーが成功するかどうかは、本場前の打ち合わせと準備で半分以上が決まると思っています。

現場やクライアントと当日以外でもコミュニケーションを取る事で次の仕事に繋がる場合もあります。

③営業現場では必ず次の仕事に繋げる。

営業依頼が来ると仕事が出来て収入を得られます。

しかし・・

営業現場で大切な事はその仕事をこなすだけでなく、次の仕事に繋げて行く事です。

一年間に一度あるイベントであれば、来年も依頼されるようにする事で、とりあえず合格。

来年も依頼されるようにして、さらに別の仕事を依頼されたら成功です。

もし・・

来年は呼ばれない。別の仕事にも繋がらないとなれば失敗です。

それを繰り返すと、いずれ仕事は無くなり、収入も無くなってしまいます。

自分のショーのクオリティや仕事なやり方を見つめ直す必要があるでしょう。

④良い道具を購入する。

収入を上げるためには道具や衣装など資金投資も必要。

マジック道具は高価な物が多いです。

特にステージマジックの道具となると桁違いに高価になったりします。

そして・・

買ってみるまで、ギミックなど詳しい構造がわからない場合が多い。

しかし・・

購入をためらってばかりいると、収入アップには繋がりません。

私の経験では・・

高い道具というのは、その分、良い道具である可能性が高いです。

逆に安い道具は、あまり良い道具は少ないと言えます。

私は迷った場合は値段の高い道具なら買います。

安い道具なら迷った場合は、あまり買わないかもしれません。

クロースアップなら1万円以上の道具なら迷ったら買います。

ステージ道具なら3万円以上の道具なら迷ったら買うでしょう。

実際、それで一度も使わずにお蔵入りになる道具もありますけどね。

しかし・・

プロマジシャンとして活動する以上はマジック道具は大切な仕事道具であり、良い物を揃えるのは大切な事でしょう。

⑤プロマジシャンは荷物を多く運べる車を持つべき。

マジシャンはマジック道具や衣装を仕事現場まで運ばないといけません。

クロースアップだけならトランク一つくらいで間に合うかもしれませんが・・

ステージマジックの道具となると、大きな物もあり、荷物の運べる車が必要になるでしょう。

また・・

車があればフットワークが軽くなり、何処の現場でも簡単に移動出来るようになります。

ステージマジシャンには車は必需品と考えます。

実際、私は出演依頼が被ってしまい、別のマジシャンに仕事を回そうとしたけど、そのマジシャンが車を持っていなくて断念した事があります。

もちろん、車は高価で維持費も高いです。

ですので、そんなに高価な車を持たなくても良いと思います。

若いマジシャンであれば、荷物もそれなり運べて安い中古のミラバンあたりで十分だと思います。

*関連記事

パフォーマーにお勧めする3つのタイプの車。

最後に。


今回の記事は個人的な意見の部分もありますので、参考までに。

私とは違う方法で収入を稼ぐマジシャンもいるとは思います。


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マジシャンはサーストンの三原則を守るべきなのか?



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はじめに。


マジシャンの世界ではマジックを演じる際のルールとして・・

「サーストンの三原則」

という有名な格言があります。

これは、マジックを学ぶ際に必ず教わるルールです。

サーストンの三原則とは?


サーストンの三原則はアメリカの偉大なマジシャンである、ハワード・サーストン氏が唱えたと言われているものです。

①現象を先に言わない。

②同じマジックを二度繰り返して見せない。

③種明かしをしない。

以上の3つです。

①現象を先に言わない。

マジックは何が起こるか、わからない所に面白さがあります。

例えば、ハンカチから鳩が出て来るマジックをする際に、先に「今から鳩が出ます。」と言ってしまっては驚きが半減してしまうでしょう。

映画の結末を先に知ってしまうのと同じようなものです。

②同じマジックを二度繰り返して見せない。

①と同様にマジックは何が起こるかわからない所に面白さがあるのですから、同じマジックを二度繰り返して演じてしまっては、何が起こるか観客が知っている状態で演じる事になります。

二度目は一度目と同じ驚きや感動を与える事は出来ません。

③種明かしをしない。

マジックの種を明かしてしまうと、せっかくの驚きや感動を台無しにしてしまいます。

また・・

種を知ってしまった観客は二度と同じマジックを楽しむ事が出来なくなってしまいます。

ディズニーランドのミッキーマウスの中身を見てしまうのと同じようなものです。

サーストンの三原則は必ず守られているのか?


実はサーストンの三原則は殆ど日本でしか流通していないそうです。

日本でもサーストンの三原則は必ず守られているわけではありません。

有名なMr.マリック氏は自らの代名詞である超魔術がマジックの違うのは「何が起こるのかを先に言う所。」と言っています。

実際にMr.マリック氏は起こる現象を先に言ってから演じる事が多いです。

また・・

数年前からテレビで、よく演じられているアンビシャスカードはサインしたカードが何度もトップに上がって来るマジックであり、同じ現象を何度も繰り返しますし・・

マギー司郎氏やナポレンズは種を明かして笑いを取る事が多い。

このような例外が、むしろテレビなどメディアに出る有名なマジシャンにこそ多いのは事実ですし・・

サーストンの三原則に異論を唱えるマジシャンがいるのも事実です。


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マジシャンはサーストンの三原則を守るべきなのか?


ビジネスの世界で「イノベーション」と言う言葉があります。

イノベーションとは従来とは違う新しい切り口や考え方を用いて、その分野で革命を起こす事です。

数年前に・・

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』

というタイトルの本が話題になり、映画化やアニメ化されました。

略して「もしドラ」と呼ばれています。

ストーリーは弱小高校野球部の女子マネージャーが有名なビジネス書である「ドラッカーのマネジメント」を読んで、野球部を改革して、甲子園出場に導くというもの。

もしドラの中でイノベーションに関する話が出て来ます。

高校野球の歴史の中でイノベーションを起こした監督が二人いる。

一人は・・

箕島(みのしま)高校の尾藤監督。

尾藤監督はそれまでスパルタ式のような体育会系の指導を辞めて、笑顔で選手を指導するようにした。

甲子園でも試合中、常に笑顔で尾藤スマイルという言葉で話題になりました。

尾藤監督率いる箕島高校は春3回、夏1回、計4回の優勝経験を持つ名門校として高校野球の一時代を築きました。

もう一人は・・

池田高校の蔦(つた)監督。

蔦監督はそれまで1点を守り勝つ試合をするのが常識だった高校野球に筋力を徹底的に鍛え上げて打線を強化し、打ち勝つ野球を取り入れました。

甲子園では連打で打ち勝つ池田高校野球部は「やまびこ打線」と呼ばれて話題になりました。

池田高校野球部は初夏通じて優勝3回、準優勝2回と甲子園の一時代を築いています。

以上は、もしドラの中でも語られていた高校野球の歴史上に残るイノベーションを起こした監督のエピソード。

しかし、その後・・

逆に、それら高校野球のイノベーションを崩したと言える監督が実はいるのです。

それは・・

PL学園の中村監督です。

PL学園野球部は全寮制であり、従来の体育会系と言えるような厳しい指導法で選手を鍛え上げ、投打のバランスが整ったチームを作り上げました。

当時1年生だった桑田、清原のK.Kコンビの活躍で、池田高校野球部相手に7対0の完封勝ちをしたのは甲子園の歴史上に残る伝説として、今でも語り継がれています。

PL学園は甲子園で春夏通じて優勝7回、準優勝3回と長きにわたり一時代を築いています。

高校野球の歴史から学べる事は・・

従来の常識を打ち破り、革命を起こす事は可能。

ただし、長く生き残るには基本に忠実である事。

と、言えるでしょう。

PL学園野球部は残念ながら、現在は休部状態ではありますが・・

それを証明している名門野球部が私の地元である高知県に存在しています。

それは・・

名将、馬淵監督率いる明徳義塾高校野球部です。

明徳義塾高校野球部は伝統ある1点を守り切る野球を貫いています。

ランナーが出れば必ずと言っていいほど送りバンド。

ミスの少ない丁寧な守備。

馬淵監督は甲子園で通算50勝の記録を保持して現在も現役で更新中です。

話をマジックに戻すと・・

サーストンの三原則はマジックの基本中の基本と言えるでしょう。

これまでの歴史を築いて来た先人達が、それを証明しています。

もちろん・・

基本の常識を打ち破り、革命的なイノベーションを起こして来た人達もいます。

ただし・・

それは基本をしっかりと理解した上で出来る事です。

基本を理解していない人が基本を打ち破ろうとするのは無謀な行為であり危険過ぎるでしょう。

つまり・・

まずは基本を守り勉強する事が大切なのです。

また・・

基本に忠実である事が長く生き残る秘訣でもあるのです。

ですので・・

サーストンの三原則はマジシャンは守るべき基本と言えるでしょう。

最後に。


記事を最後まで読んでくださった方は分かったでしょうが、私は高校野球ファンです。


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誰も言わないプロマジシャンになる本当のリスク。備えるべき5つの方法。



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はじめに。


マジックが好きな若い人達なら、将来、プロマジシャンになってみたいと多少なり思う人が多いのではないでしょうか。

ただし・・

マジックだけで生活していけるか?

それが、不安の要因でしょう。

ところが・・

プロマジシャンになっている人達の中には、意外と頑張ってみれば、すぐにマジックだけで生活していけるようになったと言う人が多いです。

しかし・・

プロマジシャンになる本当のリスクは、なった後にあるのです。

プロマジシャンになる本当のリスク。


プロマジシャンの殆どの人達はフリーランスであり、自営業者です。

プロマジシャンに限った事ではありませんが、自営業者というのは、会社員と違って福利厚生で守られていません。

つまり・・

病気や怪我で仕事が出来なくなった場合、その間は殆ど無収入になってしまうのです。

特にプロマジシャンの場合は体を使って稼ぐ仕事でもあり、しかも舞台に立つ演者でもあり、エンターティメント業です。

例えば、腕を骨折などしてしまったら、完治するまでマジックは出来ません。

生命保険に加入していれば、入院した場合は入院費の保険金が1日ごとに受け取れる場合がありますが・・

通院のみの場合で保険金が支給される事は殆どありません。

また・・

最近はテレビで「仕事が出来なくなった場合の給料保障」というCMをよく見かけますが・・

あれは、寝たきりの重傷で何の仕事も出来なくなった場合の為のものであり、単なる骨折程度では保険金を受け取ることは難しいようです。

会社員であれば、病気や怪我で一定期間、仕事が出来なくなったとしても、有給休暇や傷病手当という公的な保険である程度の収入が、その間も保証されています。

しかし・・

自営業者の場合、それは対象外なのです。

プロマジシャンは働けなくなった場合のリスクにも備えておくべきなのです。

プロマジシャンのリスクに備える5つの方法。


プロマジシャンであっても、例えば会社を立ち上げ、従業員を雇って社長業を目指す人などであれば、この話は少し違って来るかもしれません。

しかし・・

フリーランスのパフォーマーとしてやって行く人などであれば、病気や怪我で仕事が出来なくなった場合のリスクを、ある程度、考えておくべきです。

①貯金をしておく事。

最低でも1ヶ月間は無収入になっても生活出来るだけの貯金はしておくべきです。

若くて健康だから大丈夫なんて思うのは間違いです。

病気だけでなく、交通事故などで骨折しただけでも、マジシャンの場合はマジックが出来なくなるのですから。

②健康管理をしっかりする。

プロマジシャンの生活は不規則な場合が多いです。

しかも、会社員と違って、毎年の健康診断もありません。

健康管理は自分自身でしないといけません。

若いうちは大丈夫かもしれませんが、年齢を重ねて、特に40歳を超えると、思わぬ病気にかかってしまう人も多いです。

40歳を超えると、自治体の無料健康診断を受ける事が出来たりします。

そういうのも利用して、しっかりと健康管理をするべきでしょう。


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③年金と国保はちゃんと支払う。

将来、年金なんて破綻してしまう。

と、言う人もいますが、断言します。

年金は破綻しません。

ただし、今よりも貰える額は減る可能性は高いでしょう。

それでも・・

普通に貯金するよりは多い金額が返って来ます。

もちろん、ある程度の年齢まで生きた場合ではありますが。

日本の平均寿命は毎年、上がっています。

若い人にとっては、ずっと先の話をかもしれませんが・・

自営業者には退職金もなければ、厚生年金もありません。

老後の備えも自力で何とかするしかないのです。

せめて、国民年金は支払っておきましょう。

それと、お勧めするのは不可年金に加入する事。

これは、あまり知られていない制度ですが、実は国民年金に月額400円を足すだけで、将来、もらえる年金額が増えるのです。

詳しくは、以前に書いた記事に詳しく説明していますので、ぜひ、こちらも読んでみてください。

自営業なら必ず加入するべき付加年金。

そして・・

国保は当たり前ですが、支払っておきましょう。

国保に加入してなければ、風邪で病院に行っただけでも、高額な料金を払わなければいけなくなります。

病院なんて行かなくて大丈夫なんて思うのは、ハッキリ言って自殺行為です。

病気や怪我をしない人なんていません。

街を歩いているだけで怪我をするリスクはあるし、病気を移されるリスクもあります。

どんなに健康体な人でも、数年に1度は嫌でも病院へ行かなければいけなくなる場合があります。

④パフォーマンス以外の収入源を作っておく。

怪我などでマジックが出来なくなった場合の為にパフォーマンス以外の収入源があれば少しは安心です。

例えば・・

レクチャー

マジック道具の制作販売

など。

私の場合、現在の主な収入源は・・

①イベント出演。

②マジックバーの経営。

③私立高校の奇術部の指導とマジックの授業。

怪我でマジックが出来なくなった場合、①と②は難しいですが、③の奇術部の指導だけであれば、自分がマジックをしなくても、ある程度は可能です。

また・・

実はこのブログ自体も、わずかながら収入源になっています。

それについて興味のある方は、以前に書いた、こちらの記事を読んでみてください。

自営業、フリーランスの人はブログを書くと成功する。5つの理由。

ただし、これはパフォーマーとして独り立ち出来るレベルになった方への話です。

まだ、独り立ちも出来ていない方が、これを考えるのは少し早いでしょう。

⑤信頼出来るパフォーマー仲間と交流を持っておく。

もし、病気や怪我で自分が受けていた仕事に出演出来なくなると、クライアントに迷惑がかかってしまいます。

予期せぬ、病気や怪我とは言え、プロとして仕事をしている以上は自己責任であり、責任は自分で取るべきです。

ですので・・

普段から代理の出演を頼めそうな信頼出来るパフォーマーと仲良く交流しておきましょう。

個人的には不特定多数と言えるほどのパフォーマーと交流を持つ必要がはないと思いますが、自分が信頼出来ると思うパフォーマーであれば、関係を大切にしておくべきてましょう。

そして、相手が困った場合も力になってあげるべきです。

同業者はライバルでもありますが、困った時は持ちつ持たれずの関係です。

最後に。


関連記事として以前に・・

自営業の現実。独立を考える前に知っておくべき事とは?

という記事も書いてます。

宜しければ、こちらも合わせて読んでみてください。


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マンガ 自営業の老後

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フリーランス・自営業者が払う所得税の計算方法。控除額を含めて解説。



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はじめに。


私は個人事業主ですので、毎年、確定申告をして所得税を納めています。

しかし・・

所得税の計算の仕方は複雑でハッキリした金額は確定申告をしてみないと、わかりません。

出来れば、確定申告する前にだいたいの金額を知っておきたい所です。

そこで・・

所得税の計算方法を調べてみたので記事にしてみます。

所得とは?


所得とは売り上げから経費を差し引いた金額。

つまり、儲けた金額であり収入の事です。

そして・・

1年間の所得=年収

という事です。

例えば・・

ある小売店の1年間の売り上げが800万円だったとします。

仕入れ額、人件費、広告宣伝費など、1年間の経費の合計が500万円だったとすれば・・

800万円−500万円=300万円

300万円が1年前の所得であり、年収という事になります。

そして・・

所得税は1年間の所得金額(年収)によって変わります。

所得の多い人ほど収める金額は多くなり、所得が少ない人ほど収める金額は少なくなります。

所得税の計算方法は所得金額から控除される額を差し引いてから計算されます。

さて・・

ここからが少し、ややこしくなります。

控除される金額とは?


所得税は1年間の所得金額から控除額を差し引いた金額で計算されます。

まず・・

基礎控除の38万円があり、それは全ての自営業者に適用されます。

さらに・・

社会保険料控除があります。

社会保険料控除とは・・

1年間に支払った国民健康保険+国民年金の額です。

これを申告しないと、かなりの損をしますので、必ず忘れずに控除額に含めて記載してください。

そして・・

生命保険料控除があります。

加入している生命保険料の金額も控除されます。

生命保険に加入していれば、確定申告をする際の控除される金額を記載した通知ハガキが届くはずですので、必ず確認してください。

あと・・

扶養している家族がいれば、さらに控除額が加算されます。

さらに重要なのは白色申告と青色申告で控除額が変わります。

白色申告と青色申告の違い。


自営業者の確定申告には白色申告と青色申告の2種類があり、それぞれによって控除額が変わります。

白色申告の方がわりと簡単。

提出する書類も少な目で経理する帳簿は単式簿記で簡単に済みます。

つまり・・

ある程度、どんぶり勘定でも許されます。

青色申告は特別控除が追加されて最高で65万円の控除額を増やす事が出来ます。

青色申告をする為には、まず税務署に青色申告承認申請書を提出する必要があります。

そして・・

65万円の特別控除を受けるには帳簿を複式簿記という、専門的な経理を勉強して帳簿の記載をしないといけません。

その辺りは少し面倒になります。

ただし・・

複式簿記をしない簡単な帳簿付けでも10万円の特別控除はしてもらえます。

ですので・・

青色申告承認申請書は提出しておきましょう。

それだけで、10万円の特別控除を認めてもらえる可能性があります。


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自営業・フリーランスの所得税の計算方法。


個人事業主の所得税は・・

1年間の所得から基礎控除、社会保険料控除、生命保険料控除、特別控除などを差し引いた金額が所得税に関わってくる金額になります。

そして、その所得税に関わる金額が・・

195万円以下であれば、税率は5%。追加される控除額がは0円。

195万円を超えて、330万円以下であれば税率は10%。そこからの控除額は97500円。

330万円を超えて、695万円以下であれば税率をは20%。そこからの控除額は427500円。

695万円を超えて、900万円以下であれば税率は23%。そこから基礎控除額は636000円。

900万円を超えて、1800万円以下であれば税率は33%。そこからの控除額は1536000円。

1800万円を超えて、4000万円以下であれば税率は40%。そこから控除額は2796000円。

4000万円を超えたのであれば税率は45%。そこからの控除額は4796000円。

となります。

つまり、例えば・・

1年間の売り上げが800万円。

1年間の経費が合計500万円。

社会保険料控除額合計50万円。(国保+国民年金)

扶養家族は無し。生命保険未加入。

白色の申告の場合は・・

800万円−500万円=300万円

300万円−基礎控除38万円=262万円。

262万円−社会保険料50万円=212万円。

212万円×10%=212000円。

212000−97500=114500円

所得税は114500円となります。

青色申告承認申請をしていれば、さらに控除額が増やす事が出来ます。

また、生命保険に加入していれば、保険料を控除額に加える事が出来ますので、忘れずに記載しておきましょう。

わからない場合は税務署に問い合わせれば教えてもらえます。

最後に。


確定申告する際の所得金額は、所得税だけでなく、その年の国民健康保険料や住民税の金額に大きく影響してきます。

所得が増えれば、国民健康保険料と住民税の金額も増えます。


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マジシャンが使っている心理テクニック。ビジネスや恋愛にも役立つ。



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はじめに。


先日、とある企業の社員研修でコミュニケーションテクニックについての講演依頼がありました。

実はマジシャンは観客に対して、とても効果的なコミュニケーションテクニックを使う事が多々あります。

コミュニケーションスキルの高いマジシャンほど、仕事の依頼が多く来る傾向があり有利です。

講演で話した内容を、せっかくなので記事にしておきます。

マジックが人を引き付ける理由。


マジックは、ただ種の分からない不思議な現象を見せれば喜んでもらえるというわけではありません。

人を引き付ける面白いマジックには理由があります。

一例として、カードマジックの名作といわれる「シカゴオープナー」というマジックを例に説明をします。

シカゴオープナー。

動画で演じているのはダローという世界的に有名なアメリカのマジシャンです。

英語で演じていますので、補足の説明をします。

マジシャンは一組のトランプを用意します。裏模様は全て赤色。

観客に一組のトランプの中から1枚のカードをを選んでもらい、表を見て数字とマークを覚えてもらう。(クラブのジャック)

一組のトランプの真ん中あたりにカードを戻してもらう。

マジシャンがおまじないをかけてトランプを広げると、真ん中あたりに裏が青色に変化したカードが現れる。表を見ると観客の選んだクラブのジャック。

青色に変化したクラブのジャックは、裏向きでテーブルに置いておく。

もう一度、同じマジックをすると言って、別の観客に残りの一組のトランプの中から1枚カードを選んでもらう。(スペードのキング)

スペードのキングもトランプの真ん中あたりに戻す。

マジシャンがおまじないをかけてトランプを広げるが、全て裏は赤色で色が変化したカードは無い。

マジシャンは「よーく見てください。色の違うカードが1枚ありますよね?」と言う。

テーブルに置いてあった初めに青色に変化したカードの表を見てみると・・

クラブのジャックだったカードがスペードのキングに変化している。

以上がシカゴオープナーの現象です。

サーストンの三原則。

マジックの基本として、マジシャンであれば誰でも知っている、サーストンの三原則という掟があります。

それは・・

・種明かしをしない。

・現象を先に言わない。

・同じマジックを2度しない。

以上の3つがマジックを楽しく演じる為の秘訣と言われています。

種明かしをしてはいけないのは説明するまでもないでしょう。

せっかく、マジックを演じて感動してもらっても、種明かしをしてしまったら台無しになります。

では・・

なぜ、現象を先に言ってはいけないのか?

同じマジックを2度してはいけないのか?

それは・・

マジックはオチが重要だからです。

オチを先に知られてしまうと、観客を感動させることは出来ません。

観客を感動させる為には予想を超えるクライマックスが必要なのです。

先程のシカゴーオープナーを例に説明すると・・

まず、1度目に観客選んだカードの色を変化させます。

そして、2度目も同じように選んだカードの色が変化すると思いきや・・

初めに選んで目の前に置いてあったカードが2度目に選んだカードに変化するという予想外のクライマックスのオチが観客の心を掴むのです。

つまり・・

プロマジシャンのマジックは種が見破られなかったら成功なわけではありません。

観客に楽しんでもらえたら成功なのです。

そして・・

大切なのは予想だにしないオチが重要。

観客の期待を超える事なのです。

ちなみに・・

マジック以外の例をあげると、テレビショッピングのジャパネットはこの手法を使っています。

決めゼリフである・・

「ちょっと待ってください!」

「さらに!」

からの・・

「本日限り、ここから1万円引きいたします!」

という最後に意外なサービスを提示することが定番です。

この、最後に予想を超えるサービスを提示する事で視聴者の心を引き付けて、購買意欲を高める効果を生んでいるのです。

起承転結。

起承転結(きしょうてんけつ)とは脚本家や小説家の方が基本としている面白い物語を作るための基本となる構成です。

起(導入)

承(始まり)

転(逆転)

結(結末・オチ)

という構成が面白い物語を作り出す構成の基本なのです。

これは、小説や映画に限らず、エンターティメントの全般に役立つ構成であり・・

マジシャンが演じるマジックにも言えることです。

カードマジックを例にあげると・・

起(自己紹介をして、トランプを取り出し観客に改める。)

承(トランプの中からカード1枚選んでもらい覚えてもらう。それを戻してもらう。)

転(トランプを広げると1枚裏模様の変化したカードがある。)

結(裏模様の変化したカードの表を確認すると観客の選んだカードである。)

という風に、当てはめることが出来ます。

これを順序立てて、きちんと演じることで、マジシャンは観客に対して、良いプレゼンテーションが出来るのです。

実際のマジックの本題は「転」以降の観客にカードを選んでもらう所から始まります。

しかし・・

「起(導入)」の部分も他の部分と同様、とても大切であります。

マジシャンにとっては、この部分でどれだけ観客とラポール(信頼関係)を結べるかで、その後のマジックで盛り上がってもらえるかが左右されます。

ラポールが十分に築けていないと、その後、どんなに素晴らしいマジックを披露しても効果は半減してしまいます。

「手品は手が一つ口が三つ。」という有名な格言があります。

マジシャンは手先のテクニックも重要ではありますが、話すことで観客とラポールを築くことが3倍大切なのです。

マジシャンはどうやって観客とラポールを築いているのか?


パーソナルスペース。

人間には心理的に、これ以上、近づくとストレスになるという距離感があります。

それを、パーソナルスペース(対人距離)と呼びます。

パーソナルスペースは・・

レベル1 公衆距離:3.5m以上(あまり親しくない)

レベル2 社会距離:1.2m~3.5m(上司と部下)

レベル3 固体距離:45cm~1.2m(友人)

レベル4 密接距離:0cm~45cm(家族・恋人)

という風に、相手との人間関係によって変化し、親しくなるほど、狭くなります。

都会の満員電車が苦痛なのは、狭い車内で他人と極端に近づかないといけなくなり、ストレスになるからです。

簡単に言えば・・

人は自分が手を伸ばして届く距離内に、親しくない他人に入られるとストレスを感じるのです。

マジシャンはマジックを披露する前に初対面の観客と短時間でパーソナルスペースを縮める必要があります。

その方法は例えば・・

私はカードマジックを披露する際に、トランプを観客の一人に渡して、「よく、混ぜてください。」と指示します。

これは、トランプは特に怪しい仕掛けなどは無いという事を証明する意味もありますが・・

もう一つは、トランプを観客に渡すことで、違和感なく、観客の手の届く距離まで近づくことが出来る。

また・・

トランプというマジシャンの所有物を観客の手の中に入れることで、トランプがマジシャンの分身となり、心理的に観客のパーソナルスペース内に入り込むことが出来るのです。

日本では昔から、初対面の人と挨拶をする際には、お土産を用意する文化がありますが・・

それは、お土産を渡すという行為でパーソナルスペースを縮める効果があるからなのです。

これは、ビジネスの世界でも活用できます。

例えば・・

保険のセールスマンはポケットティッシュやボールペンなどのサービス品を渡してから、保険の説明をしてセールスする人が多いです。

また・・

大阪のおばちゃん達は飴玉を持ち歩き、他人にプレゼントする事が多いそうですが、これもパーソナルスペースを縮ませて人と親しくなる事に効果があるでしょう。

スティンザー効果

スティンザー効果とは心理学者のスティンガー氏が発表した「心理的効果」で・・

テーブルに座る際の位置関係が人の心理に影響をもたらすと言われている事です。

・真正面に座る人
(敵対位置。反対意見やライバル心を持たれやすい。)

・90℃斜めに座る人
(友好位置。親しい関係を築きやすい。)

・横に並んで座る人
(味方位置。仲間意識を築きやすい。)

というような、心理効果があるとされています。

私も、パーティーの会場で、各テーブルを回って、テーブルマジックを披露する「テーブルホッピング」というスタイルの仕事をする場合がありますが、お酒と会話で盛り上がっていて、マジックを披露しに行くタイミングが難しいテーブルもあったりします。

そういった、場合は上座に座っているキーマンの方の横へ、さりげなく近づいて・・

「今から、こちらのテーブルでマジックを披露させていただいて、宜しいですか?」

と、笑顔でアピールします。

真正面から、アピールするよりも断わられる可能性が少ないからです。

初対面の人と、テーブルを挟んで真正面の位置関係は緊張しやすくなり、また反対意見も出やすいとされています。

これは、ビジネスの世界や、また、恋愛でも活用できます。

仕事の商談の場では、90℃斜めの友好位置が、商談もまとまりやすくなるでしょう。

恋愛では仲間意識が築きやすい、横並びが良いとされています。

では、ここで問題。

男性が女性との初デートで食事をする際に、距離を縮めやすいお店とは?

⓵レストラン

⓶焼き肉店

⓷お寿司屋さん

さて、何処だと思いますか?

もちろん、人それぞれのアプローチ方法があるので、どれが正解で、どれが間違いという事は本来ありません。

ただ、スティンザー効果の理論からすると・・

正解は・・

・・・

③の「お寿司屋さん」です。

なぜなら・・

レストランや焼肉店の場合はテーブルを挟んで対面に座る席へ案内される場合が多いです。

しかし・・

お寿司屋さんはカウンター席で食べる店が殆どです。

異性との距離を縮める為には横並びのカウンター席が有利です。

さらに、ある婚活コンサルタントの方の理論では・・

年頃の女性でもお寿司屋さんへ行った経験のある女性は少ない。

男性がリードして馴染みのお寿司屋さんへ女性を連れて行けば、大人の男性としての魅力をアピールしやすく好感を持たれやすくなる。

との事です。

初デートの際には少し予算を奮発して、お寿司屋さんへ行けば成功しやすいかもしれません。

私は恥ずかしながら、30代になるまで、お寿司屋さんは回転寿司しか行った事がありませんでしたが・・

30代後半の頃に知人達の案内で、初めてお寿司屋さんに連れて行ってもらいました。

その後・・

女性と2人で食事をする機会があり、そのお寿司屋さんへ連れて行きました。

人生2度目のお寿司屋さんでの食事で、女性と2人でお寿司屋さんへ行くのは初めての経験でした。

ちなみに・・

その女性が現在の私の妻です。


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マジックを利用したコミュニケーションテクニック。


実際にマジックを利用したコミュニケーションテクニックを、ご紹介いたします。

本来、マジックは種明かしをしてはいけないのですが、ここでは、コミュニケーションテクニックの理論を説明する為に特別に種明かしをします。

マルチプルアウト。

・カードの予言マジック。

マジシャンは観客に封筒を示します。

封筒の中には2枚のカードが入っています。スペードのエースとハートのキング。

マジシャンは観客に・・

「どちらか1枚を選んで言ってください。」

と指示します。

観客がスペードのエースを選んだとします。

2枚のカードを裏返すと・・

スペードのエースの裏に「あなたはスペードのエースを選ぶ。」と書かれています。

ハートのキングの裏には何も書かれていません。

・カードの予言マジックの種明かし。

では、ハートのキングを選ばれた場合は、どうなるのか?

その場合、マジシャンは観客に・・

「封筒にはカード以外に1枚のメモが入っていました。どうぞ、取り出して読んでください。」

と、言います。

メモには「あなたはハートのキングを選ぶ。」と書かれています。

つまり・・

マジシャンはスペードのエースとハートのキングのどちらを選ばれても予言が成立する2通りの答えを予め用意しておいたのです。

この、秘密のテクニックをマルチプルアウトと言います。

マルチプルアウトはビジネスや恋愛にも活用出来る心理テクニックに応用出来ます。

それはダブルバインドと呼ばれる心理テクニックです。

ダブルバインドとは?

例えば相手に・・

「Aは好きですか?」

と、訪ねた場合の答えはYES or NOで返ってきます。

さらに・・

「Bは好きですか」

と、訪ねた場合の答えもYES or NOで返って来ます。

しかし・・

「AとB、どちらがお好きですか?」

と、訪ねた場合の答えならA or Bの2択になります。

つまり・・

相手に2通りの事柄を示して、どちらかを強制的に選ばせる心理テクニックです。

これをダブルバインドと呼びます。

ダブルバインドを使いこなすには・・

マジシャンが使うマルチプルアウトと同様にどちらを選んでも大丈夫なように2通りの答えを用意しておけばよいのです。

例えば車の販売店の店員がお客に対して・・

「こちらの軽自動車はおすすめですよ。」

と、セールスをしても、お客の目当ては軽自動車でなく、普通自動車の場合は意味がありません。

あるいは・・

「こちらの大きな乗用車がおすすめですよ。」

と、セールスした場合もらお客の目当てが軽自動車など小型の車だった場合は意味がありません。

ですので・・

「軽自動車と大きめの乗用車なら、どちらがお好みですか?」

と、訪ねた場合は、お客は軽自動車 or 大きめの乗用車のどちらかを選んだ返答が返って来ます。

そして・・

「ちょうど、おすすめの軽自動車がありますよ。

もしくは・・

「ちょうど、おすすめの乗用車がありますよ。」

と、セールストークへ持って行けば良いのです。

お客は自分で選んで答えた回答ですので、心理的に店員のセールトークに興味を持ちやすくなるでしょう。

店員としての目的は車を販売する事なのですから、軽自動車と大きめ乗用車のどちらを選ばれても正解なのです。そこは、マジシャンの使うテクニックと同じマルチプルアウトです。

日常会話でもダブルバインドは役立ちます。

スポーツの話題で・・

「野球は好きですか?」

と、相手に訪ねても野球に興味の無い人との会話は盛り上がりません。

あるいは・・

「サッカーは好きですか?」

と、相手に訪ねた場合もサッカーに興味の無い人との会話は盛り上がりません。

しかし・・

「野球とサッカーなら、どちらが好きですか?」

と、訪ねた場合は相手は野球 or サッカーどちらかを選んで回答します。

実際はどちらも、それほど興味の無い人でも、自分で選んだ回答の話題なら、話しをしてみようと言う心理になるのです。

恋愛でダブルバインドを活用する場合は例えば、男性が女性を食事に誘う際に・・

「美味しい中華のお店があるので、一緒に行きませんか?」

この場合の女性側の回答はYES or NOです。

あるいは・・

「美味しいフレンチのお店があるので、一緒に行きませんか?」

この場合の女性の回答とYES or NOです。

しかし、まずは・・

「中華とフレンチ、どちらが好きですか?」

と、訪ねた場合の女性の回答は中華 or フレンチです。

そして、例えば女性がフレンチを選んだならば・・

「ちょうど、フレンチの美味しいお店を見つけたので、一緒に行きましょう。」

と、誘ってみましょう。

女性は自分でフレンチを選んだのだから、心理的に誘いに乗りやすい状態になります。

目的は女性を食事に誘う事なのですから、どちらを選ばれても男性としては正解であり、マルチプルアウトとなります。

マジシャンズチョイス。

・赤いボールと青いボールの予言。

マジシャンは観客に箱を示します。

箱の中から、赤いボールと青いボールを出します。さらに、封筒を一つ出します。

マジシャンは観客に封筒を渡します。

そして・・

「赤と青、どちらかのボールを手に取ってください。」

と、観客に指示します。

観客が青いボールを手に取った場合は・・

「では、手に取った青いボールは箱に戻してください。」

と、観客に指示します。

さらに、マジシャンは・・

「私の手には赤いボールが残りました。待っている封筒には予言のメモが入っていますので、読んでください。」

と、観客に指示します。

観客が封筒を開いてメモを読むと・・

「赤いボール。」

と、書かれています。

・赤いボールと青いボールの予言の種明かし。

では、観客が赤いボールを手に取った場合は、どうするのか?

その場合、マジシャンは・・

「赤いボールを選びましたね。では、残った青いボールは箱に戻します。」

と、言います。

後は同じ。

つまり、観客自身選んだように見せかけて、実はマジシャンが選ばせたい方へ誘導するテクニック。

これが、マジシャンズチョイスです。

マジシャンズチョイスをする際に重要なのは言葉です。

まず、観客に指示する上で・・

「赤いボールと青いボール、どちらかを取ってください。」

この・・

「取ってください。」

のセリフが重要です。

「選んでください。」

と、言ってはダメです。

あるいは・・

「好きなのはどちらですか?」

と、言うのもダメです。

なぜなら・・

観客が選んだ方、あるいは好きな方を箱に戻さないと行けなくなった場合は、観客の行為を否定する事になり、つじつまが合わなくなります。

しかし・・

「取る」という行為は「選ぶ」と「省く」どちらにも当てはまります。

それにより、観客が赤いボールと青いボール、どちらを取った場合も、その行為は選んだ事にも省いた事にも出来るのです。

大切な事は観客に自分の行為を否定されたと思われない事です。

ちなみに・・

熟練されたマジシャンは選択肢が2つではなく、3つ、あるいは4つ以上の物でも観客に対して自然に誘導して選ばせることが出来ます。

マジシャンズチョイスもビジネスや恋愛においてのコミュニケーションテクニックに活用できます。

それは、心理テクニックであるYES-BUT法と組み合わせる事で、より役立てることが出来ます。

YES-BUT法とは?

YES-BUT法とは、相手の意見を肯定しつつ、その後に自分の意見を主張するという、会話のテクニック。

相手に否定されたと思わせないという部分でマジシャンズチョイスと共通するテクニックです。

人は自分の意見を頭から否定されると、誰でも気分が悪くなるものです。

しかし、人間同士はどんなに親しくても、お互いの意見が違う場合はあります。

そこで、活用出来るのがYES-BUT法と呼ばれるテクニック。

YES(肯定)

BUT(ただし〜 or ですが〜)

という、会話術で、相手の意見を肯定しつつも自分の意見を主張する事が出来るのです。

例えば、プロ野球の話題で阪神ファンの人が初対面の人に対して・・

「プロ野球は何処のファンですか?」

と訪ねたとします。

相手の回答が・・

「巨人です。」

それに対して・・

「私は阪神ファンなんですよ。」

と、答えると・・

これでは、相手から「こいつとは話が合わないな。」と、思われてしまいますし・・

「感じが悪い。」と思われてしまうかとしれません。

そこで、YES-BUT法を活用すると

「プロ野球は何処のファンですか?」

相手の回答が・・

「巨人です。」

「巨人ですか。いいですねー。今年は期待出来る選手が多いですよね。ですが、私は実は阪神ファンなんですよ。」

この回答であれば、まず、巨人ファンである、相手を肯定していますので、その後に自分は阪神ファンであるという事を主張しても、相手は悪い気分にはならないでしょう。

つまり、大切なのは・・

まずは、相手の意見を肯定する。そして、その後に自分の意見を主張する事です。

日常生活や恋愛の面でも、このYES-BUT法を使えば、喧嘩やトラブルを防げるでしょう。

ビジネスの世界で役立ちます。

マジシャンズチョイスとYES-BUT法を組み合わせれば、魔法のような営業トークが出来るようなります。

例えば、携帯ショップでスマホのプランに・・

①月5千円のプラン。

②月1万円のプラン。

③月1万5千円のプラン。

以上の3種類のプランがあり、店員は何らかの理由で、お客に月1万円のプランを売り込みたいとします。

その場合はお客に対して、こう訪ねます。

「どの、プランが気になりますか?」

お客の回答が「5千円のプラン。」だった場合は・・

「5千円は格安ですよね。(肯定)
ですが、5千円だと、月に1ギガしかないですので、殆どWi-Fiのある場所でしか、ネットは使えません。1万円のプランであれば、月に20ギガありますので、ネットも安心しても使えるのですが?」

初めにお客様が5千円のプランを気になったことを肯定しつつ、その後に1万円のプランを勧めるのです。

もし、お客が1万5千円プランを気になると言った場合は・・

「1万5千円のプランは50ギガありますので、ネットも、ほぼ繋ぎ放題です。(肯定)
ですが、そこまで、ギガ数が必要な人は少ないですので、もったいないです。1万円のプランでも、20ギガありますので、普通に使う分には大丈夫ですよ。」

と、言えば良いのです。

実際には、携帯ショップとしては、1万5千円のプランを選んでもらえれば、1番嬉しいでしょう。

そこで、問題。

①月5千円のプラン。

②月1万円のプラン。

③月1万5千円のプラン

普通に考えて、1番選ばれにくいプランは、やはり1万5千円のプランと考えられます

では、1万5千円のプランを選ばれやすくする為には、どうすれば良いのか?

マジシャンの知っている心理テクニックを使えば可能なのです。

わかりますでしょうか?

正解は・・

・・・

④月2万円のプラン。

を作れば良いのです。

人は端にあるものは選びにくく、真ん中に近いものを選ぶ傾向があります。

①月5千円のプラン。

②月1万円のプラン。

③月1万5千円のプラン。

この組み合わせでは、端になり、1番高額な1万5千円のプランが選ばれにくくなります。

しかし・・

①月5千円のプラン。

②月1万円のプラン。

③月1万5千円のプラン。

④月2万円のプラン。

さらに高いプランを一つ組み合わせる事で、1万5千円のプランが真ん中に近くなり、心理的にちょうど良いプランのように感じて、選ばれやすくなるのです。

実はマジシャンはこのような心理テクニックを活用する事で、観客が自分の意思で選んだように思わせる誘導をしているのです。

最後に。


熟練されたマジシャンはマルチプルアウトやマジシャンズのチョイスなどの心理テクニック、さらに指先の熟練されたテクニックを組み合わせて奇跡のようなマジックを生み出しているのです。



*アイキャッチ画像「Pixabay」より

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手品家の歴史。日本一の店舗数を誇るマジックバーに成長出来た秘訣とは?



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はじめに。


私は現在、マジックバー手品家高知店を経営者であり店長です。

経営者としては5年目。

店長としては11年目を迎えます。

手品家高知店がオープンしたのは2008年の5月。

そして・・

2014年5月までは手品家を全国チェーン展開している株式会社マジックポットが運営する直営店でした。

ですので、私もその期間はマジックポットの社員でもありました。

2014年6月から独立して、手品家高知店はフランチャイズ店とさせてもらったのです。

私がマジックポットに入社した当時の手品家は高松店と高知店の四国で2店舗あるだけのマジックバーでした。

それが、現在は全国に15店舗に拡大しています。

今後も全国に店舗数を増やして行く予定だそうです。

なぜ、そこまで拡大成長する事が出来たのか?

私の視点から、それらについての記事を作成したいと思います。

手品家の歴史。


手品家(てじなや)とは現在、全国に15店舗あるマジックバーです。

間違いなく、日本で1番、店舗数の多いマジックバーでしょう。

アルコール類やソフトドリンクを飲みながら、プロマジシャンのテーブルマジックやステージマジックショーを観覧して楽しむ事が出来るお店です。

現在ある店舗は・・

高松店

高知店

岡山店

福山店

広島店

三宮店

梅田店

新宿店

仙台店

静岡店

郡山店

川崎JV店

博多店

福井店

ツイスター札幌店

以上、全国に15店舗あります。上からオープンした順です。

手品家の1号店は香川県の高松店です。

手品家高松店がオープンしたのは2006年1月18日。

創業者であり、現マジックポットの代表取締役であるトリット氏が高知県出身でもあることから、高知店が1号店と間違えられがちですが、高知店は2号店です。

なぜ、高松店が1号店なのか?

それは・・

当時、高知にはトリット氏の師匠だった、プロマジシャンのベンジャミンUWANO氏が経営するマジックバーがありました。

しかし、トリット氏も自分でマジックバーを経営してみたいという、思いがありました。

ある日・・

高松のテナントビルのオーナーからトリット氏へマジックバーをオープンしないか?

という、オファーが来ました。

その流れから、手品家1号店が高松にオープンする事になります。

しかし・・

当時、トリット氏はプロマジシャンとして活動しながら、高知の私立高校で教師の仕事もしていました。

ですので・・

トリット氏はオーナー、店長は現在、新宿店で活躍しているプロマジシャンの「なおと」が任せられる事になりました。

1号店である手品家高松店は、いきなり大人気店となり大繁盛・・

とは、ならなかったようです(笑)

創業当初は今の手品家から考えられないような苦労があったようで・・

こちらのなおと氏のインタビュー記事にも語られています。

*東京新宿で大暴れなう!正統派マジシャンなおとの波乱万丈人生

この当時は手品家高松店を人気店にする事と四国のマジック界を盛り上げる事に力を注いでいたので、マジックバーのチェーン展開は特に考えていなかったと思われます。

その後、高松でマジックショップもオープンさせます。(現在は閉店しています。)

ショップの名前は「マジックポット」。

この屋号が後に社名となるのです。

しかし、その後・・

トリット氏の師匠でもあった、ベンジャミンUWANO氏が残念ながら、この世を去る事になります。

そして、高知にマジックバーを残そうという思いから・・

手品家2号店である、高知店がオープンする事になるのです。

手品家高知店がオープンしたのは2008年5月18日です。

私がマジックポットのメンバーになったのも、それと同時です。

当時のメンバーは、

代表の「トリット氏」。

現在、新宿店マジシャンの「なおと氏」。

現在、岡山店店長の「どいさん」。

等、私を含めて6名程度だったと記憶しています。

当時の手品家はマジックバーとしてはオーソドックスなテーブルマジックのみを演じるスタイルでした。

しかし・・

高知店がオープンして、すぐに転機が訪れます。

マジックポットと付き合いの深かった、岡山で会社経営をする社長から、岡山に良い物件があるので、そこでマジックバーをオープンさせないか?

という、話が舞い込むのです。

しかし・・

岡山の物件は高松店や高知店よりも、かなり広い物件で家賃も数倍でした。

トリット氏自身も初めは悩んだようでしたが、岡山にはマジックバーがない事と、赤字にさえならなければ良いだろうという考えで・・

手品家3号店である岡山店をオープンさせる事になります。

岡山店がオープンしたのは2008年10月1日。

高知店のオープンから半年足らずです。

岡山店の初代店長となったのは当時、まだ若手であったプロマジシャンの「つくし」。

しかし・・

意外な事に、それほど期待していなかった岡山店がオープン当初から売り上げが伸び始めるのです。

その後すぐ・・

岡山店は広い店内を利用してステージを作りステージショーを取り入れるようになります。

すると・・

一気に岡山の大人気店となります。

それまで、手品家のマジシャンはステージマジックの技術は持っていたのですが、披露するのはイベント出演の出張ショーの際のみでした。

勢いそのまま、その後、手品家広島店をオープンさせます。

広島店は日本トップクラスの店舗面積の広いマジックバーです。

広島店も岡山店で培ったステージショーのノウハウを生かして、大人気店となります。

そして・・

神戸三宮店、大坂梅田店、東京新宿店へと拡大させて行く事になります。


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手品家が成功した秘訣。


手品家が、なぜ、ここまて拡大成長する事が出来たのか?

その大きな要因の一つはステージショーの導入でしょう。

それまでのマジックバーはお酒を飲みながらテーブルマジックを見るスタイルが殆どでした。

特に地方ではステージマジックを見る事すら、珍しい事で、ステージマジックの出来るマジシャンも少ない状態でした。

現在、手品家ではステージショーがメインで特に力を入れています。

最近はクロースアップが出来るマジシャンは増えつつありますが、ステージマジックが出来るマジシャンは少ない状態のようです。

その理由は・・

ステージマジックのノウハウを学べる場所が少ないからでしょう。

つまり・・

手品家が拡大成長した秘訣は他が真似出来ないステージマジックショーに力を注いだ事です。

ちなみに・・

高松店と高知店にはステージがありませんが、カウンターで音響照明を使ったショーを披露しています。

最後に。


手品家は今後も秋田、沖縄と店舗数を拡大して行く予定だそうです。

マジックバー手品家(公式WEBサイト)


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