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はじめに。
「どうすれば仕事が取れますか?」
将来、マジックを仕事にしたいと思っている若手からよく受ける質問です。
私の回答は・・
「まずは名刺を作れ。」
です。
私は名刺には拘っています。
日本のビジネスシーンでは挨拶は名刺交換から。
名刺一つで仕事に繋がるか?繋がらないか?は左右されます。
しかし・・
名刺は作れば、どんなものでもいいというわけではありません。
私が考える・・
名刺の大切なポイントを3つ説明していきます。
マジシャン以外のパフォーマーやフリーランスで仕事をしている人にも参考になればと思います。
仕事に繋がる名刺の大切なポイント。
①名刺の作成はプロの業者に依頼する。自作はNG!
たまにですが・・
いかにも家庭用のインクジェットプリンターで自作したような名刺を使っている方がいますが、実に残念です。
名刺はあれば何でも良いというわけではありません。
学生やアマチュアであれば、それでも構わないかもしれませんが・・
プロと名乗って活動している人が自作の安っぽい名刺を渡すのでは仕事に繋がりにくいでしょう。
もし・・
大手企業のビジネスマンに自作の安っぽい名刺を渡されたとしたら、信用出来るでしょうか?
名刺くらいに投資が出来ないようでは、仕事は取れません。
②横文字が多いデザインはNG!
若いマジシャンが初めて名刺を作る際に、やってしまいがちな失敗です。
スタイリッシュでカッコよく作ろうとして、アルファベットばかりの名刺。
それは、自己満足です。
アルファベットばかりの名刺は日本人にとって、読みづらく、わかりづらいです。
名刺のデザインは一目で見て、「どういう人なのか?」がわかることが、とても大切。
肩書も「MAGICIAN」と横文字ではなく「マジシャン」とカタカナでわかりやすく記載するべきです。
名前及び芸名も真ん中に大きく記載して・・
連絡先は1番連絡の取りやすい携帯番号を大きく記載しましょう。
後は、メールアドレス。
それと、ラインIDも記載すると良いでしょう。
最近はラインで仕事の依頼をしてくる人も多いです。
③宣材写真を載せる。
これは、意外に大切な事です。
名刺を渡された人の大半は、その後、名刺をどうするのか?
大半は・・
捨てられます。
必要のないと思われたものは、捨てられて当然でしょう。
しかし・・
顔写真のあるものは意識的に何となく捨てづらいのです。
つまり・・
しばらくの間、保管しておいてもらえる可能性が高い。
つまり・・
名刺交換をした直後はマジシャンに仕事を依頼するつもりがなかったとしても、後でそのような機会が出来た時に名刺を保管してもらえていれば連絡が来る可能性が高いのです。
宣材写真を載せるには・・
カラー印刷が必要ですので、コストは高くつきますが、仕事に繋がる可能性が上がるのであれば、そのくらいの投資はするべきです。
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まとめ。
①名刺は自作せずプロの業者に作ってもらう。
②横文字はあまり使わず、わかりやすく名前と連絡先を記載する。
③宣材写真を載せる。
最後に。
名刺はケチらずに沢山配りましょう。
名刺を配るだけで、いきなり仕事は増えるわけではありませんが、チャンスは増やせます。
名刺はチャンスを作るアイテムです。
そして・・
チャンスをものにするかは、実際の仕事のスキル次第でしょう。
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