高知県で本当にあった怖い話。「自転車に乗った幽霊」とは?

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はじめに。


私が小学生の頃に・・

地元の高知県にまつわる紙芝居を読み聞かせをする年配の男性が学校へ来た事があります。

幾つかの紙芝居の読み聞かせをしてくれたと思うのですが・・

今でも印象に残っているのは、

「自転車に乗った幽霊」

という土佐の怪談話でした。

「自転車に乗った幽霊」とは?


小学生の頃に聞いた話ですので、うろ覚えではありますが・・

ある日の夕暮れの出来事。

一人の医師の男性が・・

自転車で病院から自宅へ帰っている途中、

街灯のない薄暗い山道に、白い服を来た若い女性が一人で立っていました。

男性は女性が道に迷って困っているのか?

と思い、尋ねました。

女性は、か細い声で・・

「自転車に乗せてほしい。」

と言いました。

帰る方向は、男性の自宅と同じらしいので・・

男性は女性を自転車の後ろに乗せてあげました。

しばらく、自転車を走らせると・・

川にかかる橋のたもとに到着しました。

橋の向こう側は街灯のある明るい街中です。

急に女性が・・

「これ以上は進まないでほしい」

と、言いました。

しかし男性は・・

橋を渡らないと帰る事が出来ないので困りました。

そのまま、自転車を走らせて・・

橋を渡り終えた所で後ろを確認すると、

女性の姿が消えていました。

男性は驚きました。

いったい、あの女性の正体は何だったのか?

後日・・

男性は驚くべき事を知ります。

女性が立っていた、山道の場所では・・

数日前に不運な事故で若い女性が亡くなっていたのです。

男性は、この出来事について、こう証言をしていたそうです。

私は医師ですので、幽霊等、非科学的な事を信じることはできません。

しかし・・

この体験をしたことは、紛れもない事実です。

以上・・

私の記憶にある「自転車に乗った幽霊」の話です。

30年ほど前に聞いた話ですので、少し相違している部分もあるかもしれませんので、ご了承ください。


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「自転車に乗った幽霊」は本当にあった話なのか?


昭和の怪談話の定番と言えば・・

「タクシーに乗った幽霊」

という、話があります。

昭和の怪談話「タクシーに乗った幽霊」とは?

簡潔に言うと・・

あるタクシー運転手が雨の日に、

傘もささずに立っている、白い服を来た女性客を乗せる。

タクシーを走らせて・・

行き先を訪ねると、返事がない。

後ろを確認すると、女性の姿が消えている。

しかし・・

後部座席は濡れていた。

濡れているという事は女性を乗せていたという証拠。

女性が降りた気配もないし、タクシーは走っていたので、降りれるはずはない。

という話です。

「タクシーに乗った幽霊」は昭和の時代にテレビ番組のコント等でもパロディーにされていたりするほどの怪談話の定番でした。

この「タクシーに乗った幽霊」について、調べると・・

元東京都知事でもあり、作家の石原慎太郎氏が知人から聞いた話として、新聞に掲載したことが、きっかけで広まった話だそうです。

しかし・・

知人から聞いた話という事であり、知人が体験したという事ではないでしょう。

誰の体験談なのかは不明なのです。

つまり・・

現代で言う都市伝説のような話なのでしょう。

さて・・

土佐の怪談話「自転車に乗った幽霊」ですが、

タイトルは当時、有名だった「タクシーに乗った幽霊」を真似ているものでしょう。

高知県は自転車の普及率が、とても高い場所です。

その事もあり・・

高知県で「自転車に乗った幽霊」の都市伝説が生まれたとも考えられます。

ただし・・

現代に新たな「タクシーに乗った幽霊」の話が生まれています。

現代版のタクシーに乗った幽霊については、単なる都市伝説ではなさそうなものです。

現代版の「タクシーに乗った幽霊」とは?

それは・・

東日本大震災直後の宮城県石巻市での話です。

東日本大震災から3カ月ほどたった、ある深夜の出来事だった。

タクシー運転手の男性がJR石巻駅(宮城県石巻市)の近くで客を待っていると、

もう初夏だというのに、真冬のようなふかふかのコートを着た30代くらいの女性が乗車した。

目的地を聞くと「南浜まで」と一言。震災の津波で、壊滅的な被害を受けた地区だった。

運転手は不審に思って

「あそこはもうほとんど更地ですけど構いませんか?」と聞いた。

すると女性は震える声で答えた。

「私は死んだのですか?」。

運転手が慌てて後部座席を確認すると、そこには誰も座っていなかった。

*「呼び覚まされる霊性の震災学」(新曜社)より引用。

*石巻のタクシー運転手は、なぜ幽霊を見たのか? 工藤優花さんが語る被災地の「グレーゾーン」

こちらは、地元の大学生が卒論に書いた内容だそうで・・

「呼び覚まされる霊性の震災学」という本にも掲載されているそうです。

タクシーの運転手が本当に幽霊を乗せたのか?

それは、わかりませんが・・

単なる都市伝説でもなく、怪談話でもない、もっと深い内容だと思われます。

以上を踏まえて・・

「自転車に乗った幽霊」の真相は?

残念ながら、わかりません。

ネットで検索しても「自転車に乗った幽霊」に関する記述は、まったく出てこないのです。

高知の何処の出来事なのか?

誰が体験したものなのか?

たしかに、小学生の頃に聞かせてもらった話で、フィクションではないというものだったのですが・・

今となっては調べようのない謎です。

最後に。


30年ほど前は交通規制が今よりも厳しくなかったので、小学生に自転車に2人乗りをする話もOKだったのかもしれませんが・・

今はダメかもしれませんね。

そういう意味でも「自転車に乗った幽霊」の話はされなくなったのかもしれません。

幽霊と2人乗りをすると、交通規制に違反するのかは、疑問ですが(笑)


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*画像「Pixabay」より

呼び覚まされる霊性の震災学

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