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はじめに。
M-1グランプリと言えば、毎年、テレビ朝日で年末に放送されている漫才日本一を決める有名な人気番組。
しかし・・
知ってましたか?
実はM-グランプリの初代優勝者は漫才コンビではなくて、マジシャンだったのです。
M-グランプリとは?
M−1グランプリとは毎年、年末恒例の人気番組。
結成10年目までの若手を中心とした、漫才コンビが全国各地で開催される予選を勝ち抜き、12月に行われる準決勝と決勝がテレビで放送されています。
2001年から始まり、10年目の2010年生に一旦、終了しましたが、2015年より復活して現在に至ります。
ちなみに・・
タイトルである、M−1グランプリは格闘技の「K-1グランプリ」を真似したものだそうです。
M−1のMは漫才の頭文字でしょう。
2001年の初代優勝コンビは兄弟漫才コンビの「中川家」。
昨年の2018年の優勝コンビは「霜降り明星」でした。
しかし・・
実はM−1グランプリは2001年より前の1998年にも開催されて、テレビ放送されてました。
なんと・・
その大会の優勝者はマジシャンだったのです。
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1998年放送のM−1グランプリ。
1998年にTBSで・・
「M-1グランプリ 最強のマジシャン対決」
という番組が放送されました。
そうです。
これは、マジシャンによるマジック対決の番組。
漫才のM−1グランプリとは、もちろん何の関係もない別物です。
しかし・・
「M−1グランプリ」の番組タイトルは、こちらが先であり元祖です。
こちらのM−1のMはマジックの頭文字のMでしょう。
番組の内容は・・
Mr.マリック氏が日本国内の若手マジシャンを集めて、トーナメント方式で対決させて優勝者を決めるという内容だったそうです。
優勝したのはマジッククリエーターとして有名な益田克也氏でした。
つまり・・
益田克也氏こそが「M−1グランプリ」というタイトルの大会で・・という事なら、初代優勝者になるのです。
ただし・・
マジックのM−1グランプリが放送されたのは、この一回だけだったようで。
その後、漫才のM−1グランプリの放送が始まり・・
そちらの方が有名になり、M−1と言えば漫才対決の番組と世間で認知されたという事です。
最後に。
2003年の大晦日にはテレビ東京でマジック対決の番組が放送されました。
そちらのタイトルは・・
「T-1グランプリ」
だったそうです。
Tは手品の頭文字でしょう。
すでに漫才のM−1グランプリが有名になってしまっていたので、忖度したのでしょうね。
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*アイキャッチ画像「Pixabay」より
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