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はじめに。
高知市秦南町の「イオンモール高知」新棟が建設される事が決定したようです。
それにより、専門店が30店増えて、さらに大型なショッピングセンターとしてリニューアルするそうです。
イオンモール高知とは?
イオンモール高知は高知県の代表的な大型ショッピングセンター。
2000年12月にオープンしました。
ファッション、生活雑貨、フードコート、スーパー
さらに・・
東宝シネマズ高知の映画館を併設しており、市民県民に無くてはならないショッピングセンターとなっています。
増築される新棟とは?
新棟は現在の建物の東側駐車場の部分に建設されるようです。
3階建てで、1階部分が駐車場、2階と3階が店舗。
現在の建物と各フロアが廊下で繋がるようです。
2階部分はファッションや生活雑貨。
3階部分には四国最大級のフードコートとアミューズメント施設が導入されるそうです。
詳しくは今後、発表されていくとの事です。
新棟がオープンするのはいつ?
新棟建設の着工は今年2019年7月から。
新棟のオープンは・・
来年2020年秋との事です。
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イオンモール高知建設までの歴史。
イオンモール高知の場所は20年以上前までは工業地帯であり・・
シキボウという会社の大きな工場がありました。
イオンモールの高知進出が決まり、大型ショッピングセンターを建築できる広い土地として、シキボウ工場跡が候補になりました。
しかし・・
場所は商業地帯では無かったため、県民市民の間ではイオンモール建築を巡って、意見が分かれる騒動となりました。
特に反対をしたのは近隣の商店街。
建設反対のデモ行進まで行われたりしましたが・・
高知市は建設許可を出します。
ただし・・
実はイオンモール高知の当初の建設予定計画では現在の2倍くらいの建物の大きさになる予定だったようで。
現在の高知医療センターの辺りまでの土地をイオンモールは購入する予定だったそうなのですが・・
土地の購入と建物の大きさは半分ほどに縮小されたのです。
おそらく・・
高知市が商店街に忖度して建設許可を半分の土地にした出さなかったのか、もしくはイオンモール自体が近隣商店街に配慮をしたのか、その辺りの真相は詳しく、わかりません。
その後・・
イオンモール高知オープン時には、まだ「東宝シネマズ高知」は併設されていませんでした。
東宝シネマズ高知のオープン計画が動き出すと、再び近隣商店街から反対運動が始まり・・
県民市民の間で意見が分かれることになります。
高知市は判断は「東宝シネマズ高知」の建設許可は出さないことになりました。
そして・・
東宝シネマズ高知の建設を巡って、イオンモール側と高知市側が裁判で争うことになります。
裁判所の判断は・・
高知市の建設を許可しない判断は不当として、イオンモール側が勝訴します。
そして・・
色々な騒動を得て、東宝シネマズ高知がオープンしました。
ただし、その後・・
高知市にあった、老舗の映画館は次々に姿を消していく事になります。
なぜ、新棟が建設されるのか?
イオンモール高知はオープン当初から、近隣商店街への配慮がありながら、営業していた部分があったと思います。
しかし・・
オープンから20年がたち、イオンモール高知自体も歴史のあるショッピングセンターとなりました。
また・・
イオンモール高知と高知市の商店街、また、老舗デパートでは20年の間に客層が分かれてきたと思います。
ですので・・
イオンモール側は近隣商店街への配慮を、そろそろ、やめて大丈夫と判断したのではないでしょうか?
最後に。
2019年7月から2020年秋までの新棟建設中は建設部分の1階駐車場の一部が使えなくなるそうです。
新棟オープン後は駐車場が現在よりも200台分増える予定だそうです。
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