高知県は雨が多い2つの理由。年間降水量が全国1位。

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はじめに。


私が住んでいる高知県は雨が多い事で有名です。

なぜ・・

高知県は雨が多いのでしょうか?

高知県の年間降水量は全国一位。


都道府県別の年間降水量ランキング。

1位 高知県・3659mm

2位 鹿児島県・2834mm

3位 宮崎県・2732mm

4位 石川県・2635mm

5位 沖縄県・2585mm

2014年のデータです。

高知県は年間降水量がダントツで全国一位ですね。

しかし・・

高知県が多いのは雨量であり、実は雨の日が多いというわけではありません。

年間降水日数が多い都道府県ランキング。

1位 秋田県・177日

2位 新潟県・170日

3位 福井県・169日

4位 富山県・168日

5位 石川県・161日

こちらも2014年のデータです。

ちなみに・・

高知県は17位で122日。

降水日数も多い方ではありますが、それほどではありません。

つまり・・

高知県は土砂降りな大雨が多いのです。

なぜ、高知県は大雨が多いのか?


高知県は雨が降りやすい地形と場所である。

高知県の南側には太平洋があり、北側には四国山脈があります。

太平洋側から湿った大気が発生して流れてきます。

湿った大気は北側にある四国山脈にぶつかり、大雨になりやすいのです。

特に山間部は雨が降りやすい。

高知県内でも山間部と平野部では雨量に差があります。

しかし・・

高知県は8割以上が山で山間部の占める割合も全国一位なのです。


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高知県は台風が多い。

台風が多いと必然的に大雨が降りやすくなります。

高知県は台風の上陸数が鹿児島県に次いで全国2位の多さです。

なぜ、鹿児島県や高知県に台風が多いのかと言うと・・

日本に接近する台風の多くは、南東の海上で発生します。

つまり・・

日本地図で示すと下側です。

そして・・

台風は上空の風に流される事と、地球の自転の影響で北へ向かいます。

つまり・・

地図上で説明すると、台風は日本の下側で発生して上へ向かうということです。

ですので・・

地図上で言うと日本の下側にある地域の鹿児島県や高知県を通りやすいのです。

高知県の雨の多さが四国の水を支えている。


同じ四国でも香川県は香川県は年間を通して雨量が少ない地域。

高知県側で雨を降らして水分を失った大気が流れて行きやすいからです。

その為・・

高知県にある早明浦ダムは香川県へ水を運んでいます。

また・・

香川県から瀬戸大橋を渡った岡山県も「晴れの国」と呼ばれるほど年間雨量が少なく雨が降らない事で有名な地域です。

最後に。


高知県民は大雨に慣れていますので、災害レベルの雨でも外に出てお酒を飲んでいるような県民性です。

ただし・・

雪は滅多に降らない場所ですので、少し積もっただけでも事故が多発しやすくなってさしまいます。

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