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はじめに。
高知県室戸市がふるさと納税の返礼品として、深海生物の「オオグソクムシ」を加えた件が話題になっています。
ふるさと納税返礼に「オオグソクムシ」…生きたまま3匹https://t.co/E3QI8oroFy#社会
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) June 22, 2019
1万5千円寄付すると、10〜15センチの生きたオオグソクムシ3匹が届けられるそうで。
室戸市の関係者は「室戸の新たな特産品として育っていってほしい」と期待しているとの事です。
オオグソクムシとは?
オオグソクムシは深海生物であり、甲殻類の一種。
ダンゴムシやフナムシの仲間でもあります。
雑食性で、水中の有機物なら何でも食べて、魚の死体や弱った小動物やヒトデなどを食べる。
網にかかった魚を食い荒らすことがあるので、漁師からは嫌われているものの、海中生物の死体を掃除してくれる役割も強い。
他の動物達の餌にもなっているという側面も。
見た目は大きなダンゴムシのようでグロテスク。
体を仰向けにし、上下にくねらせるようにして泳ぎ、口から悪臭を出して、身を守ると言われています。
しかし、その姿が面白くて・・
最近は水族館の人気者になりつつあって「キモかわいい」と言われている一面も。
また・・
顔や体の見た目が人気アニメ「機動戦士ガンダム」に出てくるモビルスーツのように機械的であり、深海生物ファンや子供達からの人気も高いとの事。
さらに・・
食べてみると見た目とは正反対に意外と美味しいのだそうです。
室戸市は珍しい深海魚が沢山、取れる地域であり、今までは通常、オオグソクムシは漁で取れても捨てられていたようなのですが・・
海の生き物をテーマにした体験学習で子供達に、とても人気だった事がきっかけで、水族館への供給を始めたようです。
そして・・
静岡県焼津市でもふるさと納税の返礼品としてオオグソクムシを取り扱っていた事から、室戸市でも返礼品に加える事になったのだそうです。
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オオグソクムシはどんな味?
オオグソクムシはカニやエビに近い味だそうです。
身は少ないそうですが、内臓を取って、ゆでたりフライにして食べられるとの事。
また・・
室戸市内のかまぼこ店でも商品化を検討しているそうです。
そして・・
高知市帯屋町にある居酒屋でもメニューとして提供していて、毎週、金曜日と土曜日に食べる事が出来るそうです。
そちらでは、素揚げや味噌汁の具として提供しているとの事。
最後に。
室戸市へのふるさと納税の申し込みは・・
または・・
もしくは・・
0887-22-5143 (室戸市産業振興課)
まで。
1万5千円寄付すると、10~15センチの生きたオオグソクムシ3匹を1カ月以内に届けてもらえて、調理法を記した紙も同封されるそうです。
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