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目次
はじめに。
私は高校で奇術部の監督やマジックの授業をしたりしています。
そこで、新年度は授業や部活の中で「ダイススタッキング」を生徒にレクチャーしてみたいと思いました。
ダイススタッキングはマジックではなく、大道芸的なパフォーマンスではありますが、たまにはマジック以外のパフォーマンスも取り入れるのも楽しいと思ってです。
専用のカップとサイコロを購入すると、2000円~3000円が相場ですが。。
100円ショップのカップとサイコロを使い200円の予算でダイススタッキングをする方法がありますので、こちらの記事で説明いたします。
ダイススタッキングとは?
複数あるサイコロをカップの中で振り、その遠心力で積み上げて立たせるパフォーマンスです。
YouTubeなどで検索すると、パフォーマンスの動画が沢山出来ます。
ダイススタッキングをレクチャーしようと思った理由。
ダイススタッキングをレクチャーしようと思った理由は2つあります。
①狭い場所でも出来るパフォーマンスだから。
大道芸やジャグリングは広い場所を必要とするパフォーマンスが多いのですが、ダイススタッキングはテーブルの上で出来るパフォーマンスですので、学校の教室でも余裕で出来るでしょう。
②道具が比較的、安価な物で出来るから。
ジャグリングの道具はマジックと同様に高価なものが多いです。
比較的、安価なボールジャグリング用のボールでも一つ800円以上が相場です。スリーボールジャグリングを練習するだけでも2000円以上の道具代がかかります。
それを複数の生徒全員分揃えようと思うと、かなりの予算を必要とします。
しかし、ダイススタッキングならばサイコロとカップだけで出来るので、100円ショップの物でも出来るのでは?と思ったのです。
ダイススタッキングに必要な道具。
ダイススタッキングを行うとのに必要な物は基本的に・・
・カップを1つ。
・大きめのサイコロ4つ。
以上の2点です。
ただしカップとサイコロとも何でも良いわけではありません。
カップはよくある底が狭くて口が広いタイプの物はダイススタッキングには向きません。
ダイススタッキング用のカップは底と口の径が同じ大きさで側面がフラットで真っ直ぐ。中に凹凸や引っ掛かりなどか無い事が条件です。
サイコロはカジノダイスと言われる大きめのサイズの物。
100円ショップでダイススタッキングの道具は揃う?
まず、ダイソーへ探しに行ってみました。
カップはダイソーで売られている茶筒が使いやすいというネット情報がありました。
しかし・・
茶筒は200円でした。
そして、サイコロはこちら売られていたのですが・・
大きめのサイコロは2個ですので、2組買わないといけなくなります。
ですので、ダイソーの商品でダイススタッキングを行うには合計400円必要という事になります。
複数の生徒分揃えたいですので、出来るだけ予算は抑えたいと思い、セリアにも探しに行ってみました。
すると・・
セリアでは大きめのサイコロが4つ入りで100円で売られていました。
さらに・・
ダイススタッキングに使えそうなプラスチック製のカップも売られていました。
口側が多少大きくなっているようではありますが、この程度なら大丈夫かと。
口径は・・
約7cm。
購入して、早速、試してみました。
大成功。
総額200円で出来るダイススタッキングです。
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ダイススタッキング専用のカップを自作したい場合。
上記の方法により予算200円でダイススタッキングが出来るわけではありますが・・
もっと、やりやすい専用のカップが欲しいと思った場合は1000円程度でネット販売されています。
しかし・・
わりと簡単に自作も出来ますので、作り方を説明しておきます。
材料費は100円で作れます。
ダイソーでこのようなプラスチック製のマグカップが売られています。
底と口の径が同じ大きさで側面がフラットで真っ直ぐなもので、口径は約7cmです。
このままの状態でもダイススタッキングは出来るのですが、取っ手が邪魔になりますので・・
ノコギリを使って取っ手を切り取ってしまいましょう。
さらに、ヤスリを使い切り取った部分を削ってバリを取ります。
ノコギリとヤスリもダイソーの工具コーナーで販売されています。
中がフラットな分、セリアで購入したカップよりもやりやすいです。
ダイススタッキングのコツ。
私はダイススタッキングは基本的な技である4つのサイコロを立てるまでしか出来ません。
しかも、数年ぶりにやってみたので、ブランクがあり、コツを忘れて、初めはなかなか立てる事が出来ませんでした。
サイコロをカップに入れて遠心力を掛けながら、振る所までは体で覚えていたので、すぐに出来たのですが・・
カップを止めると、崩れてしまい、立てられないのです。
しかし、何度か繰り返して練習する事でコツを思い出したので、そのカップを止める部分のコツだけを説明しておきます。
カップを止める直前は出来る限り、浮かしている部分を少なくして、角度を垂直に近い状態で振る事。
カップの口全体をテーブルにくっつけた後に動きを止めるタイミングは急に止めずに、「ピターッ」というような感じで止める事。この辺りについては文章での説明が大変に難しい部分ですので、何度か試して最終的にはご自分でコツを掴んでください。
以上です。
その他のコツなどについては、もっと上手い人が解説している動画などがネット上にありますので、それらを見ると良いでしょう。
最後に。
本格的なダイススタッキングをしたいと思うのであれば、専用の道具がネット販売されていますので、こちらを購入した方が良いと思います。
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こちらが、オススメです。