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はじめに。
銀鳩(ギンバト)のオスはかなり、うるさく鳴きます。
発情期になると、求愛行動で一日中のように鳴き続けるのです。
しかも・・
鳩は季節関係なく、一年中、発情可能。
10年近く銀鳩とともに生活をしている私でも・・
銀鳩のケージのそばでは、うるさくて、なかなか寝れません。
しかし・・
鳴き声による騒音を出来る限り抑える方法がありますので、記事にまとめます。
①ケージ全体に黒い布を被せる。
手っ取り早く銀鳩を静かにさせる方法は・・
ケージ全体を黒い布で覆ってしまう。
夜行性でない鳥は暗くなると眠る習性があります。
しかも・・
少しは鳴いても布のおかげで、多少は防音されます。
なので・・
出来れば防音性の高い厚めの布が良いでしょう。
ただし・・
通気性はあるものにしてください。
しかし・・
一日中、布で覆て眠らすわけには行きません。
ストレスが貯まって、最悪は病気になるかもしれません。
夜、自分が眠る時間だけにしましょう。
②市販の防音ケージを購入する。
眠る時間以外でも、対策をしたい場合は・・
ケージ全体を囲むアクリルケージという物がネットで販売されています。
価格:27,000円 |
もちろん、完全な防音は出来ません。
多少はマシになるという程度でしょう。
羽や脂粉の飛び散りの対策には、かなり良いみたいです。
ただし・・
値段は少し高めですね。
それよりも、もっと防音効果の高いケージをオーダーで作ってくれる業者も探せばあるようで、鳴き声の大きさを、それなりに軽減してもらえるようです。
ただし・・
値段はさらに高めで、10万円は当たり前に越えるようですね。
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③防音出来るケージを自作する。
私は鳴き声を、ある程度、防音出来るケージを自作しました。
寸法は、
横90cm 縦70cm 奥行55cm
この大きさで5羽までなら十分です。
材料は・・
- ベニヤ板(厚さ9mm)
- プラスチック段ボール
- 木製の丸棒
- アクリル板(65cm×54.5cm 厚さ3mm)
- PET板(45cm×30cm 厚さ3mm)*4枚
- 蝶番
- 取っ手
- ダイソーのメッシュ板
- ダイソーのすのこ
- 結束バンド
- 接着剤
- 両面テープ
- 木製のネジ
です。
全てホームセンターで揃います。
材料費は約4万円でした。
その他に必用な道具などは・・
- インパクトドライバー(電動ドライバー)
- ジグソー
- メジャー
です。
インパクトドライバーとジグソーは高価ではありますが・・
大手のホームセンターでレンタルが出来ます。
正面の板はアクリル板。
それ以外は材料費削減の為、アクリルより安価のPET板を使用しました。
アクリルよりは透明度が落ちるらしいですが・・
それほど変わりません。十分でした。
正面のアクリル以外のPET板には空気穴もしっかりと開けています。1枚当たり24か所。
空気穴を開けるのには、専用のアクリルビットを使うと良いです。
インパクトドライバーで初心者でも、わりと簡単に開けられます。
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アクリル板とPET板は厚さ3mmにしましたが・・
5mmを使用すれば多少、防音効果が上がったかもしれません。
ケージ内には透明板(アクリル、PET)と底以外の部分には、全てプラスチック段ボールを張り付けました。
プラスチック段ボールには吸音効果があると言われています。
裏側は昼間、日光を取り入れられるように、扉を作りました。
さらに・・
メッシュ板で銀鳩が飛び出さないようにしています。
そして・・
日光と同じような効果のあるスパイラルライトを改造してケージ内に取り付けています。
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普段はケージ内下側に新聞紙を敷き、新聞紙の上から、すのこを置いて、さらに、すのこの上からも新聞紙を敷いてます。
下側の新聞紙の下にはダイソーで売っている乾燥剤を4つほど入れるようにしています。
ケージ内に湿気がたまって、カビが発生したりしない予防の為です。
どの程度、効果があるかは不明ですが。
こちらのケージのおかげで鳴き声の大きさは・・
以前が100とすれば・・
60~70ほどまでに軽減する事が出来ました。
それよりも・・
羽や脂粉などの飛び散りが、あまり無くなり・・
部屋の掃除が大変に楽になりました。
以前と比べたら、かなり快適です。
ただ・・
私は元建築業の父親に手伝ってもらったおかげで、作る事が出来たのです。
正直、私一人では作る事は難しかったです。
しかし・・
日曜大工が得意な方であれば、自作にチャレンジしてみても良いでしょう。
④巣を用意してあげる。
*こちらは2021年1月19日に追記。
こちらの記事を作成して3年以上たってから、気づいた事がありますので追記します。
飼育している銀鳩の一羽が毎日のように特定の場所で鳴き続けている事に、ある日、気付きました。ケージの角のあたりです。
そして、その同じ場所でメス鳩が卵を何度か産んでいたのですが、下へ落ちやすい場所ですので、用意している皿巣の中へ、いつも移動させていました。
しかし・・
何度もその場所で卵を産むので、その場所自体にダイソーで見つけた巣の代わりになりそうな丸籠を取り付けてみました。
ガムテープをロール状にして、両面テープのように底を張り付け、結束バンドで固定しました。
すると・・
その場所で鳴き続ける事が無くなり、静かになったのです。
もしかしたら、うるさく鳴き続けるのは、巣を作りたがっている事が関係しているのかもしれませんね。
ペットショップで用意した、丸皿は2か所用意していたのですが、銀鳩には小さめなのか気に入らなかったのかもしれません。
最近はダイソーで用意した丸籠がお気に入りのようで、いつも、そちらで卵を温めています。
補足として・・
巣を用意したら、細く裂いてちぎった新聞紙をケージの中に散りばめましょう。
銀鳩はそれをくちばしで咥えて巣の中へ集めて、巣作りをします。
まとめ。
銀鳩の鳴き声を対策する方法は・・
①夜、寝るときにケージ全体に黒い布を被せる。
②一日中、対策したい場合は市販の防音ケージを購入する方法がある。
ただし、高価。どの程度、高価があるかも不明。
③日曜大工が得意な人であれば、防音出来るケージを自作してみるのも良い。
④丸皿や丸籠を用意など、巣を用意してあげる。
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はじめまして!初めてコメントさせていただきます!
今度、私も銀鳩を飼うことになりました!
ぜひ自作の防音ケージで飼ってみたいと思いました。
質問ですが、こちらの記事で紹介されていた自作防音ケージでは銀鳩が五羽入る大きさでしたが、
もし1羽だけの場合どのくらいの大きさで作ればいいのでしょうか?
初めて作るので質問させていただきました。よろしくお願いします!
コメント、ありがとうございます。
一羽であれば、こちらの半分ほどの大きさでも大丈夫かと思います。
イメージ的にはセキセイインコ用では小さすぎますので、オカメインコ用や九官鳥用のようなケージの大きさが良いと思います。