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はじめに。
長崎県の対馬(つしま)で野生のカワウソが確認されたそうです。
琉球大学のグループなど映像を撮影して公開されたと。
これが、5年前に環境省に絶滅種と公表されたニホンカワウソの可能性があるとの事です。
もしかしてニホンカワウソ?対馬で撮影 12年に絶滅種
*朝日新聞デジタルより
ニホンカワウソとは?
カワウソとは見た目がイタチのような哺乳類で水中に生息する動物です。
ニホンカワウソは明治時代までは、全国の河川等に多数生息していたようです。
しかし・・
毛皮が防寒に優れていた為、毛皮の乱獲が行われてしまったのと、
さらに・・
河川の環境汚染が追い討ちをかけてしまったのが原因で長年生息が確認されないまま、絶滅種となってしまいました。
しかし・・
絶滅したと思われていたニホンカワウソかもしれないカワウソが、この度、確認されたということです。
もしかしたら、まだ、ニホンカワウソは生息しているのかもかもしれません。
カワウソと言えば須崎市。
とても夢のあるニュースなのですが・・
高知県民としては複雑です。
二ホンカワウソが最後に確認されたのは・・
1979年の高知県の須崎市でした。
今から38年も前なのですが・・
高知県には日本最後の清流と言われる四万十川や、水質日本一に選ばれた仁淀川があります。
須崎市は「のこそう かわうそのまち すさき」としてのキャッチフレーズで・・
「カワウソがまだ、この町に住んでいるかもしれない」
という夢を持ち、それをアピールして町おこしをしています。
「カワウソの里」という道の駅があったり・・
また・・
昨年の「ゆるキャラグランプリ」で日本一に輝いたのが、須崎市のマスコットキャラクター「しんじょう君」です。
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しんじょう君とは?
しんじょう君とは高知県須崎市のマスコットキャラクターで・・
ニホンカワウソをモチーフにしたキャラクターです。
しんじょう君が日本一に選ばれました昨年は須崎市のみならず・・
高知県全体が「しんじょう君フィーバー」でした。
その人気は現在も、まだまだ健在です。
高知県内のみならず、全国のイベントで「しんじょう君」は活躍中です。
ちなみに・・
しんじょう君の名前の由来は38年前にニホンカワウソが確認された川が新荘川(しんじょうがわ)ですので、おそらく、そこからの由来でしょう。
しかし、今回・・
ニホンカワウソかもしれない野生のカワウソが発見されたのは須崎市ではなく長崎県の対馬です。
もし、本物のニホンカワウソと確認されたとしたら・・
カワウソの町の称号は対馬に奪われてしまうでしょう。
はたして・・
しんじょう君の心情(しんじょう)はどうなのでしょうか?笑
なんと・・
しんじょう君はこちらのニュースが発表されてすぐに、緊急記者会見を開いたそうです。
そして・・
「友達が見つかるかもしれないので嬉しい。対馬に仲間を探しに行きたい。」
とのコメントを出したそうです。
なんとも、心の広い、しんじょう君。
しかも・・
しんじょう君の会見は全国ネットのニュースで流れました。
もしかしたら・・
二ホンカワウソがブームになれば、さらに、しんじょう君が注目されて人気に拍車がかかるかもしれませんね。
広い心によって、ピンチをチャンスに変えたのです。
しかし・・
本当にニホンカワウソが、まだ生息しているのなら・・
須崎市にも生息していてほしいというのが、しんじょう君と須崎市民及び高知県民の本音ではないでしょうか。
高知県須崎市とは?
須崎市は高知市より車で1時間ほどの西部にあり、人口約2万2000人の町です。
太平洋に面していて、高知県の中でも特に新鮮なカツオのたたきが食べられます。
あと・・
「鍋焼きラーメン」の発祥の町です。
高知県外の方は「鍋焼きラーメン」は、あまり馴染みがないかもしれませんが・・
高知県を代表する、ご当地ラーメンです。
わかりやすく言えば・・
「鍋焼きうどん」のようなラーメンです。
細麺のストレートで和風の味です。
これが、異色のラーメンながら、美味しいのです。
高知県にお越しの際は、ぜひ、食べてみてください。
また・・
高校野球の強豪校で有名な明徳義塾の学校があるのも須崎市です。
最後に。
カワウソのニュースは、個人的に、ぜひ注目していきたいと思います。
今のところ・・
ニホンカワウソの生き残りなのか?
もしくは、対馬は韓国との国境付近の島ですので・・
韓国から海を渡って来たユーラシアカワウソなのか?
どちらかの可能性が高いとの事です。
2017年10月12日に続報のニュースがありました。
それによると・・
対馬で撮影されたカワウソは韓国から海を渡って来たユーラシアカワウソの可能性が高いとのことです。
そちらの情報も、まとめて記事を作成しました
↓
対馬で撮影されたカワウソの正体が判明。しんじょう君の仲間!?
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*画像「Pixabay」より
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