スポンサーリンク
はじめに。
今年の8月に長崎県の対馬(つしま)で野生のカワウソの映像が撮影されたというニュースが大きな話題になりました。
偶然、撮影されたカワウソは2012年に絶滅種とされたニホンカワウソの生き残りの可能性があると。
大変に夢のあるニュースです。
個人的に大変に興味があり、こちらのブログでも記事にしてます。
↓
38年ぶりにニホンカワウソ発見!?高知県須崎市がピンチか!?
しかし・・
この、ニュースは高知県民として、当初は複雑でした。
なぜかと言うと・・
ニホンカワウソが最後に確認されたのは38年前に高知県須崎市だからです。
須崎市は「かわうそのまち」として町おこしをしています。
まだ、もしかしたら、この街にカワウソが生息しているのではないか?
という夢を持っている人も沢山います。
そして・・
須崎市といえば、話題の「しんじょう君」です。
しんじょう君とは?
昨年の「ゆるキャラグランプリ」で日本一になったのは、須崎市のマスコットキャラクターである「しんじょう君」でした。
しんじょう君はニホンカワウソをモチーフにしたキャクターです。
対馬で野生のカワウソが撮影されたニュースが流れた際に・・
しんじょう君は緊急記者会見をしました。
そして・・
「友達が見つかるかもしれないので嬉しい。対馬へ仲間を探しに行きたい。」
というコメントをしました。
しんじょう君の記者会見も全国のニュースで流れて・・
しんじょう君は、さらに全国的に有名になりました。
対馬の野生カワウソのおかげで、しんじょう君と須崎市は恩恵を受ける事が出来たのです。
スポンサーリンク
対馬で撮影された野生のカワウソが正体は?
10月12日に続報となるニュースが取り上げられました。
そちらの記事によると・・
発見された糞をDNA鑑定した結果、
対馬で撮影されたカワウソは韓国に生息するユーラシアカワウソが海を渡って来た可能性が高いとのことです。
つまり・・
残念ながらニホンカワウソの生き残りの可能性は低くということです。
対馬のカワウソ、生息確認 ニホンカワウソの可能性低く
*朝日新聞デジタルより
対馬は日本と韓国の国境付近に位置する島で韓国と50キロしか離れていません。
冷静に考えれば、ユーラシアカワウソであるというのは現実的な気がしますね。
しかし・・
日本に野生のカワウソが復活したということにはなります。
同じカワウソという意味では、しんじょう君の仲間が日本にいたということには変わりないでしょう。
最後に。
対馬に生息していたのはユーラシアカワウソということであれば・・
ニホンカワウソが最後に発見されたのは高知県須崎市という称号は変わらないということになります。
ニホンカワウソは、やはり絶滅しているのでしょうか?
それとも、もしかしたら、まだ日本のどこかで生息しているのでしょうか?
2000年代以降も高知県や愛媛県でニホンカワウソの目撃情報の噂は相次いでいるそうです。
スポンサーリンク
*アイキャッチ画像「Pixabay」より