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はじめに。
大きいサイズの鳥用ケージは意外と高価になります。
銀鳩(ギンバト)を2羽以上、飼育できるケージを購入すると、通常1万円以上はかかります。
先日、私は東北でのマジックショーの依頼がありました。
イリュージョン道具や銀鳩も運ばないといけないので、交通手段は車移動にしました。
銀鳩3羽とともに長旅をすることになりましたが、銀鳩には4日間車中泊してもらわないといけません。
4日間だけの為に高価なケージを購入するのは、何だか勿体ない。
そこで・・
段ボールで手作りのケージを作成しました。
製作費は1000円以下で完成しました。
意外と簡単に作れて、銀鳩もとても快適に過ごせた様子でした。
そちらの、作り方を、わかりやくすく、ご説明いたします。
材料と必要な道具。
材料は・・
・段ボール箱
・ワイヤーネット
(段ボールのサイズに合わせて数枚購入してください。)
・クリップ
・結束バンド
こちらは全てダイソーで揃えました。
さらに・・
・止まり木用の木の丸棒
ホームセンターで購入できます。
購入した際に、店員さんに頼めば適度な長さにカットしてもらえます。
長さは段ボール箱の横幅より2~3センチほど長めが丁度です。
作成に必要な道具は・・
・梱包用テープ(もしくはガムテープ)
・輪ゴム
・カッター
・スケール
・マジックペン
以上です。
さらに、ハサミもあれば便利です。
段ボール箱のサイズは鳥の大きさや、数に合わせてください。
今回、私は銀鳩3羽用でしたので、サイズはこちらにしました。
十分な大きさでした。
ちなみに、段ボール箱はホームセンターで300円もあれば大き目のものが購入できます。
そして・・
ワイヤーネットも段ボールのサイズに合わせたものを購入してください。
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作り方。
段ボール箱を組み立てて・・
上側の開いている部分はカッターで切り取ってください。
止まり木を取り付ける部分にカッターでバツ印のような切れ込みを入れます。
今回、入れる部分は横から15センチ、下から20センチほどの部分にしました。
もちろん、切れ込みは両側に入れます。
止まり木用の丸棒の両側に輪ゴムを巻いて取り付けます。
止まり木を段ボール箱の切れ込みを入れた部分に取り付けます。
丁寧にやれば、頑丈に取り付けることが出来ます。
ワイヤーネットを結束バンドを使い、段ボールのサイズに合わせます。
結束バンドの余った部分はハサミ等で切り取ってください。
段ボールの片側の上部分に数か所、カッターで小さめの切れ込みを入れて、結束バンドでワイヤーネットを結びます。
これが、鳥を入れる扉になるのです。
餌入れや水入れを取り付けたい場所にもカッターで切れ込みを入れます。
餌入れのサイズに合わせて切れ込みを入れてください。
中に新聞紙を敷いたら完成です。
ワイヤーネットの扉はクリップで留めておくと、勝手に開く心配がありません。
新聞紙は毎日、取り換えて掃除をしてください。
最後に。
段ボール箱を保温効果もあるので、寒さに弱い鳥には、快適な材料です。
実際、私の相棒である銀鳩3羽も4日間、車中泊ながら快適に過ごせた様子でした。
ただし・・
夏場など暑い季節に、長期間、こちらのケージを使用するのはお勧めしません。
段ボールは虫が湧きやすいですので・・
あくまで、数日間の簡易的なケージとして使用してください。
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