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はじめに。
高知市帯屋町にある老舗の門田精肉店が2018年4月上旬に閉店することが決まったそうです。
高知市中心街の昔からの風景が、また一つ消えることになります。
高知市の門田精肉店が4月閉店 創業76年 高齢化、原価高騰で(高知新聞)
門田精肉店とは?
帯屋町アーケードの西入口にある店舗で76年間に渡り営業していた、老舗のお店です。
ひろめ市場の近所です。
コロッケが美味しい事でも有名でした。
夏にバーベキューをする際に、こちらの門田精肉店で肉を買うと、バーベキューの道具一式を無料で貸してくれるサービスがあったので、私も利用したことがあります。
なぜ、門田精肉店は閉店することになったのか?
高知新聞の記事によると・・
1つの理由は従業員の高齢化だそうです。
現在の従業員は18人で平均年齢が60歳との事。
ちなみに・・
現在の社長は3代目で65歳だそうです。
跡を継ぐ人もいないという事なのでしょうか?
さらに、もう一つの理由は・・
原価高騰だそうです。
材料費が高くなり利益確保が難しくなってきたとの事です。
私の親戚にも高知で精肉店を営んでいる家があります。
昭和の時代は、店頭販売でも利益があったそうですが・・
現在は店頭販売は、ほとんどなくなり・・
ホテルやレストランへ肉を卸す事で、ほとんどの売り上げを賄っているそうです。
昔のように近所のお肉屋さんで肉を買うという家庭は少ないですからね。
ちなみに・・
そちらの私の親戚の精肉店も、子供が跡を継がずに、今の代で終わることになりそうです。
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門田精肉店の跡地はどうなるのか?
当所は、門田精肉店の社長曰く・・
「閉店後も店の建物は残して、どうするかは構想中。」
との事でした。
高知では一等地のような場所ですので・・
次はどんな店舗が出来るのか高知の人達も気になるところ。
帯屋町商店街としても、商店街の入り口なのですから、しばらく空き店舗状態にはしたくないでしょう。
※追記
2018年12月に門田精肉店跡地の活用が発表されました。
居酒屋が出来るそうです。
3階建ての60人収用の、わりと大きな居酒屋だそうです。
2019年1月より改修工事を開始して4月のオープンを予定しているとの事です。
ひろめ市場の向かいで帯屋町商店街の入り口ですから人気店となるかもしれません。
※高知市中心部の「顔」 門田精肉店跡が居酒屋に
(朝日新聞デジタルより)
最後に。
門田精肉店は、2018年3月10日から4月前半まで閉店セールを行い、2018年4月16日の営業を最後に閉店しました。
*追記情報(2019年12月12日)
門田精肉店跡にオープンした居酒屋「土佐の地魚 魚翔」さんが門田精肉店の名物商品だった「肉じゃがコロッケ」を復活させたそうです。
*帯屋町「門田精肉店」のコロッケが復活 1年かけ”あの味”再現(高知新聞)
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