スポンサーリンク
はじめに。
世の中のマジシャンと呼ばれる人達は・・
プロマジシャンだけではなく、アマチュア等、様々なマジシャンが存在します。
それぞれに独特な文化や特性があります。
マジシャンの種類。
マジシャンの種類を大きく分けると4つに分類されます。
①プロマジシャン
②アマチュアマジシャン
③学生マジシャン
④マニア
となります。
①プロマジシャン
マジックを仕事としている人達です。
プロマジシャンにも様々なタイプがあり、クロースアップマジックをメインとしている人もいれば・・
大がかりなイリュージョンをメインとしている人もいます。
もっと、詳しくは・・
こちらの記事に書いています。
↓
プロマジシャンになる3つの方法と仕事の内容。
②アマチュアマジシャン
趣味としてマジックを演じている人達です。
ただし・・
アマチュアマジシャンと呼ばれる人は主に大勢の観客に演じる、ステージマジックをメインとして、地域のイベントや介護施設の慰問等に積極的に出演している人を指して呼ぶ傾向があります。
また・・
そうではなく・・
クロースアップマジックを主に練習して愛好している人はマニアと呼ばれる事が多いです。
また・・
マジックを副業として「セミプロ」と名乗っている人もいます。
③学生マジシャン
学生で大学のマジックサークル等に所属して活動している人達です。
主にステージマジックをメインとして練習している場合が多いです。
その中でも特にカードマニピュレーションや四つ玉、ウォンド等・・
指先のテクニックを使った、スライハンドマジックを好む傾向が強く、それは、もはや、学生マジックの文化になっています。
上級者は全国で行われている、マジックのコンテストに出場する人が多い。
実際に国内で行われるマジックのコンテストは多くの学生マジシャンが出場して、受賞者の中にも学生が多いです。
マジックの世界大会として有名なFismの出場者は特に学生マジシャンの憧れであり、神的な存在です。
④マニア
マジックにとても詳しい、マジックマニアです。
しかし・・
マニアと呼ばれる人達は、どちらかと言えば、ステージマジックよりもクロースアップマジックを好む傾向が強いです。
そして・・
大くのマニアはベタでよく見る有名なマジックよりも・・
あまり、テレビ等では演じられていない、いわゆる、マニアックなマジックを好む傾向が強いです。
また・・
マニアはイリュージョンには、あまり興味を示さない人が多いのも特徴。
さらに・・
アマチュアマジシャンと違って、マニアは人前で、あまりマジックを演じない人も多いです。
では、何処でマジックを披露するのかと言うと・・
マニア同士でマジックの見せ合いをして楽しみます。
ですので・・
見せる相手がマジシャンですので、めったに見ないようなマニアックな珍しいマジックを好んで練習するのです。
スポンサーリンク
マジックは一概にプロが上手いとは限らない?
マジックは何を持って上手いと言うのかは、大変に難しいのです。
マジックのコンテストであれば・・
テクニックの上手さを重視して審査をされますが、
それだけではなく・・
オリジナル性も重視されます。
テクニックがいくら上手くても、多くのマジシャンが演じているベタなマジックでは、良い評価はもらいにくいのです。
さらに・・
難しいテクニックを多用した方が観客の反応が良いか?・・
と言うと、そうでもない。
難しいマジック=観客から評判の良いマジック
とは限らないのです。
プロマジシャンやアマチュアマジシャンは観客から評判の良いマジックを好んで演じます。
しかし・・
学生マジシャンやマニアは、他の人が出来ないような難しいテクニックを使うマジックに憧れて練習をする人が多いです。
つまり・・
プロマジシャンやアマチュアマジシャンは・・
観客を楽しませるマジシャンほど上手いマジシャンと思っている人が多いです。
そして・・
学生マジシャンやマニアは・・
難しいテクニックを鮮やかに演じるマジシャンほど上手いマジシャンと思っている人が多いです。
最後に。
音楽やスポーツは基本的に愛好家同士が集まって楽しめます。
しかし、マジックは・・
マジシャンとトリックを知らない観客。
つまり・・
マジックの愛好家と愛好家ではない人がいて成立するものです。
そういう意味では趣味としてのマジックは他の趣味とは異質な部分があるでしょう。
スポンサーリンク