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はじめに。
動物園の三種の神器は・・
象、キリン、ライオンと言われているそうです。
以上の3種類の動物が動物園で人気のある定番の動物という意味だそうです。
しかし・・
高知県にある動物園には象は何処にもいません。
高知県内の動物園。
高知県内には2ヶ所の動物園があります。
一つは香南市野市町にある・・
「高知県立のいち動物公園」。
こちらの動物園にはキリンがいます。
しかし・・
象とライオンはいません。
虎もいません。
もう、一ヶ所は高知市内にある・・
「わんぱーくこうち」。
わんぱーくこうちは高知市が運営する施設です。
わんぱーくこうち内に「アニマルランド」という動物園があります。
こちらには、ライオンと虎がいます。
しかし・・
象とキリンはいません。
つまり・・
どちらにも象はいないのです。
かつては高知の動物園に象がいた。
昭和25年~平成4年までの42年間以上に渡り、高知城敷地内には・・
高知市立動物園がありました。
高知県民からは通称「お城の動物園」と呼ばれていた場所です。
高知市立動物園では昭和27年から・・
南海子(なみこ)というメスの子象がいたそうです。
しかし・・
昭和46年にお亡くなりになったそうです。
南海子がいなくなってから5年後の昭和51年に・・
ターコというメスの子象がタイから来演したそうです。
翌年の昭和52年には・・
チャムというオスの子象が来演しました。
しかし・・
チャムが来演して1ヶ月あまりでターコは急死したそうです。
チャムについては、詳しい情報が見当たならいのですが・・
その後、お亡くなりになったようです。
私は昭和52年生まれで子供の頃に、よく、こちらの高知市立動物園へ行っていたのですが・・
象を見た記憶はありません。
ちなみに・・
高知市立動物園は平成2年に閉園して、わんぱーくこうちのアニマルランドへと引き継がれました。
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高知の動物園には象がいない理由。
ターコとチャムの急死後、高知の動物園へ象が来ることは無かったようです。
理由は3つ考えられます。
1つ目は・・
象の輸出入にはワシントン条約の厳しい規約があるそうです。
輸入には繁殖可能な施設が必要になるそうです。
しかし・・
象の飼育下での繁殖は大変に難しいのだそうで。
実際、日本では一部のサファリパークを除くと象の出産記録は未だに無いそうです。
また、2つ目は・・
世界的に野生の象も象牙の密猟などにより減少傾向にあるようです。
さらに、3つ目は・・
発情期の雄の象は大変に凶暴で飼育が危険になるそうです。
そのような事もあり・・
高知の動物園に象を迎えるのは難しいものと考えられます。
最後に。
四国では高知以外の・・
香川県の「しろとり園」。
徳島県の「とくしま動物園」。
愛媛県の「とべ動物園」。
以上の3ヶ所には象がいるそうです。
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