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はじめに。
高知県は毎年のように台風の影響を受けています。
そして・・
台風接近のニュースでは必ずと言っていいほど、高知県から中継されます。
なぜ、高知県は台風の影響が多いのでしょうか?
高知県は本当に台風の上陸が多い?
気象庁が台風の上陸数の多い都道府県のデータを公表しています。
それによると、1951年から2018年までの統計で・・
1位・鹿児島県(41回)
2位・高知県(26回)
3位・和歌山県(23回)
だそうです。
高知県は全国で2位と、たしかに多いですね。
しかし・・
1位は鹿児島県です。しかも、ダントツ。
意外にも高知県同様、台風が多いイメージの沖縄は10位以内にも入っていませんでした。
ただし・・
これは、上陸数のデータであり、上陸はしなくとも台風の影響を受けやすい県のデータであれば、変わって来るでしょう。
台風が発生しやすい場所とメカニズム。
台風は夏~秋にかけて多く発生します。
台風が発生するメカニズムは・・
熱帯の海上で熱帯低気圧が発生します。
熱帯低気圧が威力を増して発達していくと台風になります。
あまりに、ざっくりしぎてますね(笑)
実は、わたくしの知識では、それ以上、よくわかりません・・。
ごめんなさい。
詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。
↓
*台風のしくみ – 日本気象協会 tenki.jp
それでは、なぜ、高知県に台風が多く接近するのかと言うと・・
まず・・
日本自体が台風の多い国です。
そして・・
日本に接近する台風の多くは、南東の海上で発生します。
つまり・・
日本地図で示すと下側です。
そして・・
台風は上空の風に流される事と、地球の自転の影響で北へ向かいます。
つまり・・
地図上で説明すると、台風は日本の下側で発生して上へ向かうということです。
ですので・・
地図上で言うと日本の下側にある地域の鹿児島県や高知県を通りやすいのです。
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台風が接近すると高知県からの中継が多い理由。
台風のニュースで、必ずと言っていいほど、全国に中継される場所は・・
高知県の桂浜。
そして・・
室戸の海岸沿い付近です。
実は高知県からの中継が多いのは台風上陸の数が多い以外にも理由があるのです。
それは、まず・・
桂浜は高知市内から30分ほどで行ける場所です。
つまり・・
高知在住のアナウンサーがすぐに行ける場所です。
そして・・
広い海岸ですから高波の映像を中継しやすい。
さらに・・
広い場所で物か飛んで来なくて、安全に中継がしやすいのだそうです。
室戸は元々、強い雨風になりやすい場所です。
さらに・・
広い海岸があり、高波の映像を中継しやすい。
台風の影響の強さを伝えるには適した場所なのです。
*知ってた?台風中継に高知の桂浜が選ばれるワケとは – NAVER まとめ
最後に。
台風が接近した際には台風情報に注意して、無断な外出は控えましょう。
安全対策にしすぎはありません。
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*画像「Pixabay」より