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はじめに。
高知県が全国で生産量1位を誇る果実の一つが柚子(ゆず)です。
全国で約半数のシェアを高知県が占めているそう。
柚子は高知の代表的な特産品でもあります。
高知県内の柚子事情。
高知県民にとって柚子はとても馴染みのある食材です。
刺身やタタキ、あるいは焼き魚にも柚子の果汁を絞って醤油と共に食べる人が多いです。
しかし・・
それは比較的、高知県の東部に住む人に多いです。
その理由は・・
柚子を生産している地域が東部に集中しているからです。
高知県の西部、いわゆる幡多地域では、東部と比べると柚子を料理に使う人は比較的少ないかもしれません。
東部の地域の中でも特に柚子の生産で有名な2つの村があります。
「ゆずの村」と呼ばれる馬路村。
柚子の生産地として最も有名なのは馬路村(うまじむら)でしょう。
人口900人程度の山奥に位置する村なのですが・・
全国的にも有名な柚子ジュース「ごっくん馬路村」や柚子ポン酢の定番ブランド「ゆずの村」。
![](https://master-jack.net/wp-content/uploads/2018/10/c82fe8b0528ecd9d1521ebcf8d53c679-300x245.jpg)
これらを生産しているのは馬路村農業共同組合です。
馬路村の名前は柚子商品のブランドとなっています。
「ゆず王国」と呼ばれる北川村。
馬路村と隣接する北川村も柚子の生産地として有名な村です。
馬路村と同様に柚子ジュースや柚子ポン酢も生産しています。
また・・
北川村の柚子は日本で初めて欧州へ輸出されて話題となりました。
北川村の柚子が世界的なトップシェフに注目されているそうです。
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本当の「ゆず王国」は何処なのか?
高知県内でも柚子の生産地として最も有名なのは馬路村です。
北川村も有名ではありますが・・
馬路村の柚子ブランドは圧倒的でしょう。
しかし・・
馬路村と北川村は隣接している為、馬路村ブランドの柚子加工商品に北川村の柚子も使われているとか?
馬路村と北川村、どちらも柚子の生産に力を入れ出したのは1960年頃からだそうです。
調べてみると・・
馬路村の柚子は農薬を使用しない事に拘った為、形が悪く当初は市場にあまり出回らなかったとか。
*参考サイト:食べてよし、飲んでよし、つけてよしって?特産品の「ゆず」がすごい!【高知・馬路村ゆずコスメ #1】
そこで・・
柚子ジュースや柚子ポン酢等、加工商品を作り、販売すると徐々に人気となり、有名になったそうです。
つまり・・
馬路村は「柚子加工商品の王国」ですね。
一方・・
北川村は生の柚子が世界的なシェフに認められて、海外へ輸出されています。
*参考サイト:日本のユズを欧州に:高知県北川村の挑戦
つまり・・
北川村は「世界へ輸出している柚子の王国」ですね。
ところで・・
柚子の生産量が一番、多いのはどちらの村なのでしょうか?
馬路村?
北川村?
生産量では、わからないのですが・・
出荷量1位は、その、どちらでもなく・・
旧物部村(ものべそん)だそうです。
*参考サイト:悠々自適なゆず農家と若手有機農家を訪問!香美市移住ツアー体験レポ3
物部村も高知県東部に位置する村でした。
物部村の村は「むら」ではなく、なぜか「そん」と読んでいました。
現在は2006年の市町村合併により、香美市物部町となっています。
馬路村や北川村ほど柚子のイメージが強くはない地域なのですが・・
意外にも全国1位の生産量を誇っているそうです。
つまり・・
香美市物部町は「柚子の出荷量全国1位の王国」です。
ちなみに、生産量と出荷量の違いは・・
「生産量」とは工場で完成品になったものの量。
「出荷量」とは工場での完成品のうち、商品として工場から出て行った物の量。
だそうです。
最後に。
北川村は私の父親の故郷です。
柚子と同様にフランスの画家であるモネの自然豊かな庭を再現した、北川村「モネは庭」や・・
中岡慎太郎館がある事で有名です。
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