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はじめに。
中国・武漢から帰国して新型コロナウイルスの検査を拒否した2人は高知県議会議員だった。その後の検査で感染していた事が判明・・
という情報がツイッターで流れて、一時拡散しました。
しかし・・
この情報はデマだった事が判明。
なぜ、このようなデマが流れてしまったのでしょうか?
*新型コロナでネットに誤情報「高知県議感染」実際は該当者なし(高知新聞)
デマツイートの内容とは?
デマのツイートが投稿、拡散されたのは2月4日のようです。現在は削除されています。
内容は・・
「中国・武漢から帰ってきて検査を拒否した2人は高知県議だった。そして、高知の病院で検査をしたら2人ともコロナウィルスに感染していた事が判明している。」
という内容です。
一時、数百人が反応し拡散。県の相談センターにも問い合わせがあったりと、ちょっとした騒ぎになったようです。
実際に中国・武漢から1月29日のチャーター便で帰国をして新型コロナウイルスの検査を拒否した人が2人いたのは事実です。
しかし・・
実際に検査拒否をした2人は、その後、検査を受け感染していないことがわかったそうです。
↓
*検査拒否した邦人2人、新型コロナ感染なし
また・・
高知県議会事務局によると「政務活動費を使って中国に行った議員はいない」との事。
高知県の健康対策課は「県内で感染は確認されていない。検査も実施されていない」と発表しているそうです。
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なぜ、このようなデマが流れたのか?
武漢からのチャーター便に乗っていた2人が検査拒否というニュースが流れた同じ29日に高知では県の学校関係者が中国・武漢に滞在している事を知事が記者会見で明らかにしてニュースとなりました。
↓
*中国・武漢に高知県関係者も滞在
また・・
新型コロナウイルスの感染者が乗っていたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が3月27日に高知港に寄港というニュースがあったり。
*クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」 高知に3月寄港予定(高知新聞)
↑*こちらは中止になったようです。
県民に不安な要素となる情報が流れていたのが要因となったのではないでしょうか。
実際にデマツイートの発生源は家族が知人から聞いた話という冷静に考えると信憑性の薄い内容の情報だったようです。
つまり・・
噂レベルの話が誇張されていき、拡散されてしまう事になったのではないでしょうかね。
最後に。
単なるデマで安心ではありますが、うがい、手洗い、マスクなどを心がけて気を付けようとは思います。
新型コロナウイルスだけではなく、インフルエンザの流行も心配ですからね。
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アイキャッチ画像「Pixabay」より