スポンサーリンク
はじめに。
私はわりとマジックを人に教える機会が多い方でありますので、アドバイスを求められる事もよくあります。
もちろん、相手からアドバイスを求められたなら、出来る限り応えようと思うのですが・・
私がその際に気を付けている事は「ダメ出し」だけをしない事です。
しかし、たまに人に何かを教えようとする際にダメ出ししかしないような人を見かけた事があります。もしかしたら、その人はダメ出ししか出来ずにアドバイスが出来るスキルが無いのかもしれません。
ダメ出しだけをしても、特別な才能の持つ人とかでない限りはなかなか成長出来ないでしょう。特に初心者の場合は。
「アドバイス」と「ダメ出し」の違いとは?
アドバイスとは?
アドバイスとは相手の間違っている部分を指摘して、正しい解決策を教える事だと思います。
例えば、カードマジックでカードの持ち方が間違っている場合に間違いを指摘して・・
さらに正しい持ち方を教える事が出来るのあれば、それはアドバイスでしょう。
ダメ出しとは?
ダメ出しとは相手の間違っている部分を指摘するだけの事です。
例えば、カードマジックでカードの持ち方が間違っている場合に、ただ間違いを指摘するだけで・・
正しい持ち方を教えないのであれば、それは単なるダメ出しに過ぎないでしょう。
スポンサーリンク
ダメ出しだけなら素人でも出来る。
①面白くない。
②下手くそ。
③練習しろ!
これら、ダメ出しだけなら素人でも言える事であり、このような言葉しか出ない人は、教え方が下手な人だなと思います。
①であれば、なぜ面白くないのか?また、どうすれば面白くなるのか?それらを含めて伝えないとアドバイスにはならないでしょう。
すぐに伝えることが出来なくても、人に教える立場であれば一緒に考える姿勢は見せるべきでしょう。
②や③の場合でも、そう思うのであれば、上手くなる為には、どのような練習をすれば良いのかを伝えるべきでしょう。
それらを伝えることが出来ないのであれば、安易にダメ出しだけになるような言葉を言うべきではないと思います。
アドバイスは多過ぎても良くない。
人に教えることが一生懸命になり過ぎると、ついつい色々なアドバイスを伝えたくなりがちになります。
しかし、教わる側の立場になってみると、一度に沢山のアドバイスを聞くと、なかなか全てを処理できずパンクしてしまうかもしれません。
特別、覚えの良い天才肌とかでない限りは・・。
ですので、私の場合、特に初心者に教える場合はアドバイスは1度に3つまでと決めています。その他にも伝えたいアドバイスがあったとしても、それは、まず伝えた3つをマスターした後に伝えるようにします。
最後に。
最後まで呼んで頂き有難うございます。
何かの参考になれば幸いです。
スポンサーリンク