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はじめに。
私がコンビニエンスストアで売られている「おにぎり」で1番好きなのは・・
ローソンの「ばくだんおにぎり」です。
「ばくだんおにぎり」とは・・
高知県内の1部のローソンでしか売られていない、ご当地商品なのです。
そして・・
「ばくだんおにぎり」は高知県内のコンビニの歴史が大きく関係しているのです。
「ばくだんおにぎり」とは?
「ばくだんおにぎり」は高知県内の1部のローソンで販売されている商品です。
高知県内の1部のローソンには「える厨房」という、スペースがあり・・
店内手作りのお弁当やサンドイッチ、
そして・・
「ばくだんおにぎり」といったオリジナル商品が販売されています。
「ばくだんおにぎり」は昔から高知で販売されており、根強いファンを持つ人気商品です。
「ばくだんおにぎり」とは・・
手作りっぽい「おにぎり」で形は大きめで真ん丸くボリューム満点。
これ1つで満腹になるほどのボリュームです。
全体に海苔が巻かれています。
形が何となく爆弾のようなので「ばくだんおにぎり」なのでしょう。
中の具は「玉子焼き」「チキン南蛮」「イカの唐揚げ」等、10種類以上はあります。
値段は235円~330円ほど。
さて、実は・・
「ばくだんおにぎり」は高知県内にローソンが進出する前からあった商品なのです。
元々は、かつて高知県内のコンビニのほとんどのシェアを占めていた「ホットスパー」で「ばくだんおにぎり」は販売されていました。
それが、なぜ現在は1部のローソンで販売されているのか?
その理由は高知県内に展開しているコンビニの歴史に関係があるのです。
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高知県内のコンビニの歴史。
20年以上前まで、高知県内では「ホットスパー」というコンビニがシェアのほとんどを占めており・・
その頃は大手コンビニのセブンイレブンやローソン等は高知へ進出していませんでした。
ホットスパーは当時、全国チェーンのコンビニではありましたが・・
高知では県内でスーパーマーケットを展開している「サニーマート」がフランチャイズ契約を結び「ホットスパー」の運営をしていたのです。
しかし・・
20年ほど前に高知県内にローソンが進出しました。
さらに、すぐ・・
サンクスやサークルKも高知へ進出を始めました。
ブランド力で劣っていたホットスパーは顧客が離れていったのです。
そこで・・
サニーマートは神奈川県に本部をおく、コンビニエンスストアの「スリーエフ」と2001年に契約を結びます。
高知県内のホットスパーはスリーエフにリニューアルして行くことになりました。
スリーエフは親会社がスーパーマーケットという強みを生かして、店内手作りのお弁当やサンドイッチの販売を開始。
そして・・
ホットスパーの人気商品だった「ばくだんおにぎり」の販売を引き継ぎました。
しかし・・
2015年に高知県内のコンビニエンスストアに、またまた革命が起こる事になります。
業界最大手のセブンイレブンが進出して来たのです。
危機感を持ったサニーマートはスリーエフとの契約を解消して・・
ローソンと契約して合弁会社である「ローソン高知」を設立する事になりました。
それにより・・
高知県内のローソンは全て親会社がサニーマートとなり、
さらに・・
高知県内のスリーエフはローソンにリニューアルする事になったのです。
つまり・・
現在、高知県内で「える厨房」があるローソンは、
元スリーエフのローソンなのです。
ですので・・
元スリーエフのローソンでのみ「ばくだんおにぎり」は販売されているのです。
「ばくだんおにぎり」の類似商品。
「ばくだんおにぎり」の人気を真似てなのかは、わかりませんが・・
セブンイレブン等では、
「ばくだんおむすび」という、よく似た商品が売られています。
こちらも、ボリューム満点の食べ応えですが・・
個人的には「ばくだんおにぎり」の方が好きです。
ところで・・
「おにぎり」と「おむすび」の違いはというと、
一説では・・
形が山の形で三角形なのが「おむすび」。
どんな形でも良いものが「おにぎり」。
だそうです。
その説に基づくと・・
真ん丸い形をした、このような商品は、
「ばくだんおにぎり」の方が正しい名称という事になりますね。
最後に。
高知県内でスリーエフがローソンにリニューアルする事が決まった際には・・
「ばくだんおにぎり」が食べられなくなるのではないか?
と、心配する声が沢山ありました。
しかし・・
現在、ローソンに引き継がれて一安心です。
ちなみに・・
私が個人的に「ばくだんおにぎり」で1番好きな具は玉子焼きです。
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