初心者が余興でマジックを披露する際にオススメの4つのネタ。

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はじめに。


忘年会や歓送迎会などの余興といえば、歌やモノマネやダンスを披露する人が多い。

しかし・・

歌は得意ではないし、モノマネも出来ないという人が、もし、余興をしなくなったら困るでしょう。

もし、そうなった場合はマジックにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

余興でマジックをする利点。


会社の飲み会などで余興が得意という人は大抵、普段から人気者の人でしょう。

そういう人であれば、何をしてもウケます。

そういう人は、とても器用です。

歌が上手かったり、モノマネが得意だったりと。

しかし・・

世の中は器用な人ばかりではありません。

歌も上手く歌えないし、器用にモノマネも出来ない人もいるでしょう。

そういう人にこそ、もし、何か自分で余興をやらないといけなくなったとしたら、マジックをオススメします。

不器用で人前で何かするのは苦手という人でも大丈夫です。

プロのように難しいマジックをしなくても大丈夫。

素人でも大丈夫。

マジックは指先の難しいテクニックを使ったネタのばかりではありません。

道具のトリックを理解して、手順通りにやれば、十分に不思議に見せられるものもあります。

そうすれば、大ウケはしなくても、そこそこはウケるはずです。

つまり・・

余興でマジックをすれば、スベる事は無いのです。

また・・

ステージマジックであれば、音楽をかけながら披露すれば、喋る必要もありません。

初心者にオススメのステージマジック。


余興でマジックを披露するのであれば、大勢に披露出来るステージマジックでしょう。

よく、テレビなどで見るトランプやコインなどを使ったテーブルマジックは残念ながら、大勢の前で披露するのには向いていません。

私がオススメする初心者向けのステージマジックのネタを4つ紹介します。

①シルクセレナーデ



動画はこちら。

レコードの色が変わるマジック。

とても、よく考えられているトリックです。

難しいテクニックは特に必要はなくて、トリックを理解して、手順通りに演じれば出来ます。

②ドリームバック

空の袋から綺麗な箱が3つ続けて出現するマジック。



動画はこちら。

こちらも、よく出来ているトリックで、難しいテクニックは特に必要ありません。

トリックを理解して、手順通りに演じれば出来ます。

③マジックブック



動画はこちら。

モノクロのような絵本に魔法をかけると色がついてカラフルな絵本になるマジック。
色がついた後に元に戻すことも出来ます。

こちらも、難しいテクニックは特に必要ありません。

トリックを理解して、手順通りに演じれば出来ます。

④ふしぎな新聞紙


動画はこちら。

折り畳んだ新聞紙の中に水を入れて、新聞紙を開くと水が消えます。再び新聞紙を折り畳むと、消えたはずの水が出てきます。

こちらも、難しいテクニックは特に必要ありません。

トリックを理解して、手順通りに演じれば出来ます。

こちらに関しては値段も安価ですので、練習用と本番用に2つ購入する事をオススメします。

初心者がマジックを披露する際に上手く見せる5つのコツ。


①サーストンの三原則を守る。

マジックを上手く見せる基本として有名なサーストンの三原則という3つの掟があります。

一・種明かしをしない。

せっかく驚いてもらえたマジックも種明かしをしてしまったら、台無しになってしまいます。

種明かしはしないようにしましょう。

二・現象を先に言わない。

マジックは何が起こるかわからずに見るから面白いのです。

映画の結末と同じように、結末を先に知ってしまうと、面白さが半減してしまいます。

三・同じマジックを繰り返して披露しない。

同じマジックを繰り返して披露しても、同じようには驚いてもらえません。

続けて披露するのであれば、ネタを変えて別のマジックを披露しましょう。

サーストンの三原則について、もっと詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

マジシャンはサーストンの三原則を守るべきなのか?


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②難しいマジックをやろうとしない。

初心者がプロと同じような難しいマジックを披露しようとするのは無謀です。

ちゃんと出来る人に習って、しっかり練習してからであればともかく、独学でいきなり披露するというのは難しいでしょう。

しかし・・

そもそも、マジックは難しい事を披露したから、ウケるというものでもありません。

初心者でも出来るマジックであっても、それなりに練習して、ちゃんと披露すれば、ウケるものです。

大切なのは、失敗せずに余裕を持って披露出来るネタを選ぶ事です。

③堂々と披露する。

マジックに限った事ではないでしょうが、ステージに立つ際に自信無さげで、暗い印象だと何をやってもウケません。

披露するからには、楽しそうに笑顔で披露しましょう。

コツとしては姿勢よく胸を張って、前を向く事です。

姿勢が悪くて、下を向いているのは暗い印象を与えてしまうので、気を付けましょう。

④ゆっくり披露する。

人間は緊張すると、早く終わらせようという意識が働いて、動作が速くなってしまいます。

早すぎると見ている人はついていけなくて、最悪、何をやっているのかわからなくて、せっかくのマジックも不思議に見えません。

ですので、初心者の人は、ゆっくり丁寧に披露する事を心がけましょう。

コツは口で喋らなくてもかまいませんので、心の中で現象の説明をしながら披露する事です。

そうするだけで、見ている人に現象が伝わりやすくなります。

⑤しっかり練習をしておく。

マジックはしっかり練習することが一番、大切です。

練習では「何とか出来る」というレベルでは、本番では緊張して上手くいかない場合もあります。

練習では「余裕で出来る」というレベルになって、初めて本番で成功させる事が出来るものなのです。

ステージマジックを披露する際にオススメの音楽。


ステージでマジックを披露する際には音楽をかけながら、披露すると、よりショーアップされて引き立ちます。

ステージマジックであれば、喋らずに音楽をかけながら、披露しても大丈夫です。

もちろん、喋りながら披露する事も出来ます。

その際は音楽のボリュームを小さめにしましょう。

ステージマジックを披露する際にオススメの音楽を4つ紹介します。

①オリーブの首飾り(by.ポール・モーリア)

ダウンロードはこちら。



日本でマジックのBGMとして、最もポピュラーな曲でしょう。

ベタな曲ではありますが、余興でマジックを披露するのであれば、マジックらしい曲の方が無難だと思います。

音楽がかかるだけで、つかみはOKになるでしょう。

②Legs(by.The Art of Noise)

ダウンロードはこちら。


Mr.マリック氏のテーマソングとして有名な曲です。

こちらも、流すだけでマジックをイメージ出来る曲。

こちらの曲をかけるのであれば、サングラスをかけて黒い服装でマリック氏になりきって披露するとウケるかもしれません。

③The Entertainer(by.Scott Joplin)

ダウンロードはこちら。(1曲目です。)



「スティング」という映画のテーマ曲です。

こちらもマジックのイメージにぴったりな曲。

ピエロ風に演じるのに合いそうです。

④LIAR GAME(by.中田ヤスタカ)

ダウンロードはこちら。(2曲目です。)



「ライアーゲーム」というドラマのテーマソングです。

こちらは私もステージマジックで使用してみて、わりと、どんなマジックにも合う曲です。

カッコよく、マジックを披露するのであればオススメです。

ただし、この曲に合わせてマジックを披露するには、イメージ的に華麗なテクニックを披露したいところであり、初心者向けの曲ではないかもしれません。

最後に。


マジックは練習で上手く出来ても、本番で思わないトラブルが発生する事も時にはあります。

そういった際に大切な事は焦らない事です。

例えば3つのネタを用意して、一つのネタにトラブルが発生しても、それは潔く中止して2つだけ披露すれば良いのです。

そうすれば十分に成功です。

マジックは万が一、失敗しても顔に出さなければ、意外と見ている人には、わからないものです。


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*アイキャッチ画像「Pixabay」より

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